「最後に光が見えた」ジョーカー Mandy Zさんの映画レビュー(感想・評価)
最後に光が見えた
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その時代を生きていないからどれだけ低所得者の不満な溜まってるのがわからないので、社会の情勢を抜きにアーサーがジョーカーに変わる過程を見た。
幼い時代の虐待、母の虚言、関心のないカウンセラー、嘘つきの同僚、冷たく暴力的な見知らぬ乗客…結果的に性格的にも生理的にも健全と言えない主人公には暖かいものは何一つなかった。
ずっと「この人の限界はいつくるだろ」と思いながら見てた。
これ以上の殺戮と混乱を避けるたまに、ネタ通りマリーショーの時は自殺したほしかったのに、暴徒たちに助け出されて踊り出すアーサーには警察から銃弾打たれないかと心配してた。矛盾しまくってる。
でも結末に「あなたにはわからない」とアーサーが行った時は長いトンネルの先に光が見えた感じだった。
この人は自分から解き放たれた。
ただそれはいいことかはわからないけど。
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