「救われない街の救われない男の物語」ジョーカー フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
救われない街の救われない男の物語
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ダークナイトが現れる前のゴッサムシティ。社会の底辺にいるアーサーには何の希望も無い。
そもそも精神的な病で社会から阻害され、
信じていた母親にも裏切られ、
ウェインにも邪険にされ、
シングルマザーとの恋愛など妄想に過ぎず、
あこがれていた有名コメディアンにも利用される。
そんな絶望的な日々をホアキン・フェニックスがガリガリな体で演じていく。
いつも日本のドラマで感じていた美男美女による難病もの、障がい者ものにありがちな違和感を感じさせない何かが彼のなかから静かに溢れている。
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