劇場公開日 2019年10月4日

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「中盤から最後のシーンまで恐ろしいエピソードが止まらない。普通の人が見たらぞっとするだろう。狂気さえ感じられる。心の心拍が大きくなる映画。これはバットマンの最悪の宿敵ジョーカーが生まれる過程を見る映画!」ジョーカー ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0中盤から最後のシーンまで恐ろしいエピソードが止まらない。普通の人が見たらぞっとするだろう。狂気さえ感じられる。心の心拍が大きくなる映画。これはバットマンの最悪の宿敵ジョーカーが生まれる過程を見る映画!

2019年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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興奮

台風19号が日本列島に最接近して大きな被害をもたらした翌日10月13日(日曜日)、
Movix堺で映画「ジョーカー」(Joker)を見た。

最近はカミさんと自分の休日が合いにくいので、
映画を見る頻度がめっきりと減ってしまった。
今日は「ジョン・ウィック パラベラム」と「ジョーカー」の2本を見ようと思ったのだが時間的に無理だった。

「ジョーカー」は10月5日~6日の国内映画ランキングでダントツの1位で
、土日2日間で動員35万6000人、興収5億4800万円を稼ぎだした。
最終興収20億円以上が期待できる好スタートとなっている。

ただの大道芸人がいかにしてバットマンの宿敵ジョーカーになっていくのかを描く。
主人公はピエロとして街角の商店のコマーシャルや、病院の慈善活動に派遣されて食い扶持を稼いでいる。
仕事中のいくつかの失敗のせいでその仕事もクビになってしまう。
鉄道で家に帰る途中でひょんなことから殺人事件に巻き込まれてしまう。
入院している母親の素性や自分の出生の秘密を知ってしまった。
きっかけは些細なことだったのだが、転がりはじめた男の転落はもう止めようがなかった。

中盤から最後の最後のシーンまで恐ろしいエピソードが止まらない。
普通の人が見たらぞっとするだろう。
狂気さえ感じられる。
心の心拍が大きくなる映画。

上映区分はR15+。
人を殺めるシーンが複数あるので。
上映時間は122分。
見ると、ある意味心が乱れたり不安や不愉快など複雑な気持ちにもなる映画だが、
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆とします。

ドン・チャック