「2019-88」ジョーカー かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2019-88
正直しんどい。
『ダークナイト』でも打ちのめされましたが、今作もホアキンさんの演技に打ちのめされ、ああもう、本当しんどいよ(笑)
『ダークナイト』では既にアーサーがジョーカーになっていたけど、どのようにしてジョーカーになったかを描く本作はただただ狂気、残虐で、根がいい私は(うるさい)共感も理解もできない。
歪んだジョーカーの心の闇に、憐れみを感じたのは『ダークナイト』。
本作はただただ慄いている自分がいた。
万人受けはしなそうなストーリーだし、『ダークナイト』公開時、アメリカでは映画に感化された過激な事件などが起きたそうですが、今作のほうが不安になるレベル、、、
デニーロさんが私の気持ちを代弁してくれました。
それにしてもホアキンさんはすごかったです。
この役を演じるって色んな意味でプレッシャーだと思いますが、ジョーカーが憑依してました。怖かったです。
オスカー作品賞は🤔な感じだけど、主演男優賞なら納得。
自らの血で裂けた唇をかくお決まりのシーンは、今後語り継がれそうな予感。
今年のハロウィンの渋谷はジョーカーさんいっぱいいそうだけど、ペニーワイズさんも忘れないであげてください。
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