「一見の価値あり。」ジョーカー ひさんの映画レビュー(感想・評価)
一見の価値あり。
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まず、傑作です。主役のホアキンの演技がすごい。そして、映像、構成、音楽等全てのレベルが高いです。
感情移入しすぎて危ない!と世間で言われていましたが自分はそこまで感情移入はできませんでした。
資本主義の格差社会について考えさせられる、社会派の映画のようにも感じられました。
中盤までずっと不憫な目に合っていたアーサーが、吹っ切れてジョーカーになってからはだんだん明るい描写が増えていって爽快感を感じました。
正しいか正しくないかは置いておいて、アーサーにとっては良かったんじゃないでしょうか。
ただ、そうなるしかなかった社会のことを考えると少し暗い気持ちになりますね。資本主義の終焉が近づき日本もゴッサムシティ化しないとも言いきれません。
自分の中の悪が目覚めるのでは!と世間での感想を見て不安でしたが全くの杞憂でした。映画としては楽しめました。
何はともあれ、映画の内容をついて語りたがりの批評家の方々に評価がいいのは納得です。
終始暗い映画だったので、もっとスッキリ爽快な感じが好きなわたしの好みではありませんでしたが…笑
演技等々、映画としてハイレベルで素晴らしいので一見の価値ありです!
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