劇場公開日 2019年10月4日

「ホアキン版『タクシー・ドライバー』」ジョーカー シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ホアキン版『タクシー・ドライバー』

2019年10月9日
iPhoneアプリから投稿

まさにホアキン・フェニックス一人舞台です。貧困、孤独、格差、母子家庭、要介護、低所得労働者、精神疾患、etc…社会の負のスパイラルてんこ盛りの主人公が狂気に染まっていくのは、まさに『タクシー・ドライバー』、だからデニーロが出ているのかな?
映画の完成度は非常に高く、アメコミの領域を超えていると言うより、むしろジョーカーである必要すらなくて、一編の独立した重厚な心理ドラマでした。

シネマディクト