「圧倒的な哀しみ」ジョーカー minaさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的な哀しみ
虐待、放置、貧困…よく見聞きする。
けれど、主人公アーサーによって体験させられているような感覚になった。
彼は特徴的な声を出して笑う。
でも、その顔も心も泣いていた。
涙を流さずに。
その境遇故に、人を殺めていいという理由にはならない。
あの銃口は本当は自分に向けられていたんだと思う。
殺したかったのは、消してしまいたかったのは自分自身だったんだと。
自分の日々の行動を考えさせられる。
にしても、あのリバーの弟だったとは。
この作品で一番驚いたポイント
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