劇場公開日 2019年10月4日

「恐るべき闇と鬱」ジョーカー 西国くんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5恐るべき闇と鬱

2019年10月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

ゴッサムシティという架空の街である事が全くそう思えない怖さ。いい歳になり、多少の苦労も知り、世間の冷たさが分かる様になった今、自分も追い詰められ、見終わっても身動き出来なかった。

極端な格差と冷淡な社会が生む怪物を見事に描いた。
ジョーカーが初めて人を殺めるシーン。
こちらも素晴らしかった。
病んだ怪物の誕生である。

脚本とホアキン・フェニックスの鳥肌が立つような圧倒的な演技が合わさった事で、

恐ろしいくらいの狂気の暗黒映画となりDC的映画だ。
こういった心の闇を突いて来られるとキツイ。

凄い。

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西国くん