「ヤバい映像だった」ジョーカー SHさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤバい映像だった
この狂気と妄想を肯定的に受け入れたくなってしまう、本当にヤバい映像作品だった。
アーサーの笑いとマレーのショーで幕を開けたこの映画が意味するものは、あまりに象徴的で、身震いする。
ホアキン・フェニックス演じるジョーカーはかつてないほどにオリジナリティ溢れるものだったけれど、同時にすべてのバットマン作品に通じるような印象も受ける。まさに彼の名演があってこその映画だと感じる。
作品そのものの印象としても、これまでに感じたことの無いような感覚を覚えた作品で、かなりの衝撃をじわじわと食らった。
アーサーの行動はすべて間違っていない、そう思ってしまうところが、繰り返しになるがヤバいと思ってしまう。
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