薄暮のレビュー・感想・評価
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価値無し
残念ながら評価に値しない
そもそも監督曰く「東北三部作」の最終章として制作したそうですが、もともとの東北三部作は岩手・大槻町が舞台の「blossom」、宮城・仙台市が舞台の「WUG」と福島の南相馬市を想定して作った「真夜中のスーパームーン」でした。
しかし、小説化した真夜中のスーパームーンは映像化されることなく、自身が学生時代に書き上げていた(らしい)「薄暮」を、無理矢理いわき市に当てはめて今回映画にしたのです。
「真夜中のスーパームーン」は無かった事になりました。
今回観るにあたって「そんな経緯があった以上、それなりに素晴らしいものになっただろう」と思い池袋で観させていただきました。
普通以下の内容
日常以下の話
酷いキャラ作画
唯一鑑賞に堪えられたのは背景のみ。それも新海作品などに比べると実力差は大きく、昨今のアニメで考えても普通です。
この作品で5.0を付ける方の映画観を疑います。これまでアニメに限らずいったいどんな映画を観てきたのか?
値上げの続く映画館にあって、1500円で鑑賞できるのは魅力かもしれませんが、プラス400円を払って他の映画を観ることを勧めます。時間の無駄使いです。
そして前売り段階においても、前売り券(ムビチケ)の値段を1000円に設定したものの他の作品で表記のある「最大〇〇〇円OFF」が書いておらず、「ムビチケでも通常鑑賞でも同一金額では?」と誤認させる失態。
なお監督は「満足いかなかったら返金する。その代わり個人情報を提示して一切の批判をネット上に書かないように誓約させる」と言っていました。
満足なんて程遠い。ですが批判するために返金を望まず、ここに書かせていただきました。一種の言論弾圧。山本寛氏は一国の首相にでもなったおつもりでしょうか?
星は0.5。これ以上は無理。本人は引退宣言していますが、彼の性格上必ず言い訳して戻ってきます。そして作品を制作するでしょう。その時はまた厳しく評価したいと思います。
いろんなところで損をしている勿体無い作品
個人的には思ったより、よくできているなと思いました。
しかし、ここまでの作品を作ることがのであれば、「なぜ最初からやらないのか」と思わずには要られません。
コンパクトに纏まっていると言えば、聞こえはいいですが、正直時間が短すぎてストーリーの深いところまで描けてないように感じました。
インターネットでも話題になりましたが、実質、クラウドファンディングの上映会から公開日までしか仕事していないようなので、ちゃんと最初から仕事をしていれば、もっとストーリーに深みを持たせる事もできたし、映像ももっと綺麗なものを入れる事だってできたはず。
正直、この映画を鑑賞するのに1800円払うのは…って感じです。
関東で上映している映画館は会員になると火・木は1000円で見れるので、どうしても見たい場合はそれを利用するといいでしょう。
ゴミ
「凄い」
良くも悪くも、ヤマカンアニメ
監督・山本寛(ヤマカン)氏はそれなりに有名な監督で、あくまで個人的に、普通に普通のアニメ監督だと評価しています。『かんなぎ』や『Wake Up, Girls!』も普通に楽しめましたし。特に後者はスッタモンダが勃発したソレ以前までの彼の手がけたシリーズは結構良かったのにと思っています。人間性と創作才能は分けるので、一言居士な性格?も何ら気になりません。
で、今回のこの作品も普通には楽しめました。ですが〝普通〟がこの劇場アニメの仕上がり具合に対して少々足を引っ張ってしまった様子です。TVアニメ12話と比較したった1時間足らずの尺で物語を描くことは非常に難しく、故に苦労も多かったろうと思います。
そのせいかどうかは不明ですが、作品要素のあらゆる部分において振り切った部分がなく、全てが無難でこじんまりとした普通に終始し、今一つ伸びを感じられなかったのが残念でした。
何か一つでも、強く印象に残るスッ飛んだ部分があれば、もっと映える作品だったのでは?と思われます。味付け・演出のコントラストが緩い印象です。
冒頭からの説明チックなモノローグが長すぎで少々鬱陶しい事や、それに監督の趣味?でしょうか、2箇所ばかり必要のない奇妙な描写(必要でもソレに全く気づかない)がありましたし。また絵描き青年の声当てのぎこちなさや、よりによって弦楽器演奏をネタに持ってきたのも、描写が抜群であればイケるのにそこまでの魅力はなく(しかも数秒とは言え止め絵を使ったのはマズイ)、妙な勘ぐりを招くだけになってしまった残念感が沸々でした。
いろいろ書きましたが、そうは言っても全体のビジュアルやお話はソコソコ素敵な内容でした。監督はよっぽどWUG!が好きだったのかな?と思われるフシがそこかしこに見受けられたり、誰が観てもこれはヤマカンアニメだと認識するに容易な程、当人の質感が感じられる作品です。
あとは上映館が少なすぎなのは、巡業上映とかが計画されてたりするんでしょうかね?
面白くない上にこの宣伝…
作品として見てもまず普通以下
ストーリーは「たまこマーケット」と「響けユーフォニアム」を足して2で割り、水を大量に入れて薄めたつまらないもの。
ビジュアルの切なく美しい男女に牽かれたが全くの期待はずれ。
作画もお笑い、酷すぎる。 製作期間がどうとか言い訳してるらしいけどさ、これで金取ってるんだから少しは責任もつべきでは?
しかし音楽や背景は光るものがありそこで評価☆2.5をつけようと思ったのだが、なんだこの宣伝文句は?
被災地応援?? どこにそんな要素があったのか。 この監督は取って付けた「被災地応援作品」を金儲けに使っているだけに見える。
話を聞けばこの「山本寛」という監督は過去にも問題を多数起こし、ひどい作品をだし続けた最低の監督だという。
これの引退作品だというのだから、まあこの出来なのも納得がいく。
(お金が帰って来ないというのが納得いかない点なのだが…)
被災地産業かよ…
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