劇場公開日 2019年6月21日

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「毀誉褒貶の監督が生み出したピュアな作品」薄暮 ぽち先生さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5毀誉褒貶の監督が生み出したピュアな作品

2019年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

今まで、映画のレピューなんて書いたことないのですが、山本監督作品、昔から好きだったので一言書きます。山本監督は、毀誉褒貶のある映像作家ですが、あまりに御本人の人物像に引きずられた作品評価がされていると思います。このサイトのレピューを見てもその傾向が顕著で、ただ単に監督を貶めたいためのレピューが散見されます。さて、映画については、これまで、フラクタル、Wake Up, Girlsで見せていた余韻をあまり残さずに小気味よい場面転換をしてく監督の特徴がよく表れていて、私はその点を評価しています。音楽についても、弦楽四重奏が良い緊張感をもたらして好ましく思いました。初恋に至るかどうかの高校生たちは、本当にピュアで可愛らしいです。限られた予算の中での作品ということを知っているとどうしても贔屓したくなりますが、作画や動画についてもう一歩のところがあり、4.5点といたします。

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ぽち先生