任侠学園のレビュー・感想・評価
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めちゃおすすめ。
一言「劇場で見たかったしー!!」。
大好きな西島さんと西やん(西田さん)のW主演。
ただ今野敏さん(こちらも大好き)の任侠物ってどうよ。
なんて思っていた自分に喝!!。
「生徒を舎弟と思え」なんてセリフもあって。
そこに愛がめちゃくちゃある。
部活動もすることを許されず、その力の捌け口すらない生徒たち。
そんな生徒達の兄貴分的存在になって、少しずつ学校の風通しをよくしようとする。
任侠とはいえ、だいぶんコミカルな場面も多く。
「ぷっ」って笑うシーンも多い。
いくつかのエピソードが、その亜地で生きてくるのもニヤリ。
「日陰もんだからこそ、世間の役に立たなきゃならねえ」
そんな組長役の西やん、よかったですねえ。渋い。さすが大御所。
もちろんNo.2役の西島さん、下の者を引っ張る存在感抜群。
惚れ惚れするかっこよさ❤️。
学校の危機をどうするところも、きっちり「落とし前」をつける。
実はここが肝だったのか!と。ただの学園物だけじゃなかったのもいいね。
ラストシーンに胸熱になった所に流れる、挿入歌。ええーーー!
思いがけない歌声に、ほろっときました。
今年家で見た邦画の、ナンバー1かも。見てよかった〜。
面白い事は面白いのだが…
この監督さん、物凄く小ネタを入れてくるんですよね。ドラマの松潤主演の99.9はギリ許せたけど、NHKのドラマで浜辺美波と岡田将生のやつは観てて、あの小ネタをぶっこむ演出にうんざりしてた。
で、この「任侠学園」の放映の前に2夜連続だったか、西島秀俊主演のドラマがまさに木村ひさしワールド全開で、やたらドラは鳴り響くわ、龍のCGが頻繁に出るわで途中で観るのをやめた事があって。
その事もあって、原作は読んでいて面白かったし、配役もなかなかいいと思ったんだけど、監督がこの人かという事で敬遠してきましたが、ふとした事で観賞。
感想としては、この監督特有のテイストはだいぶ抑えられてて、全然観れたのですが、レビューでは好評の阿岐本組三ヵ条を揃って言うシーンは要らなかったかなあ。因みに原作にもありません。ただ、原作になくてもしびれたシーンはあります。
敵のアジトで「カタギには手ぇ出さないんだよなあ〜」って煽られて、日村(西島さん)がおもむろにど突くところ。「カタギってのは、真っ当に商売してる人の事をいうんだ。人をさらうカタギがどこにいる!」ムチャクチャカッコ良かったなああれは。
最後に、葵わかなって髪型のせいかな、あまり可愛く見えなかったな。ドラマの「ブラックペアン」のときはスゴい可愛かった印象があっただけに。
桜井日奈子はコスモ石油とかイー部屋ネットだったかのCM観ててもあのキャピキャピ感が鼻に付いて好きじゃなかったんだけど、この優等生の皮を被った悪ギャルってのは、上手かったと思う。
気負わず楽しめる
楽しんだが巧くはない。
GTOの極道版‼️✨
青春と言おうか…。
ヤクザな世界とカタギの世界
寅さんも歌ってます。
どうせ オイラは ヤクザな兄貴
『反社会的勢力』とか『暴力団』とは別の意味での〝ヤクザな人たちの世界〟
昭和の任侠映画に出てくる男気のあるやくざとか寅さんの世界に出てくるテキ屋のような人たち。実際にどのくらいいたのか、ほとんどは映画世界の虚構の存在なのか、確かなことは何も分かりません。
ただ、カタギの世界の人間(寅さんいうところの〝労働者諸君〟、つまり、世間的にまともと言われている仕事でコツコツと稼いでいる人たちの世界の人間)にはなれない、いわゆるはみ出し者で、そんなはみ出し者であるという自覚のある人たちが、広い意味で〝ヤクザな世界の人たち〟と呼ばれていた、或いは、自分たちでそう定義していたように思います。
その頃に、どうしても〝労働者諸君〟の一員になれずに、はみ出さざるを得なくなった人たちにとって〝ヤクザ〟の世界が受け皿になっていたとしたら?
カタギの人たちとは違うこの世界で生きていくことができたのだとしたら?
ヤクザな世界(いわゆる暴力団の構成員に限らずカタギの世界では生き辛い人たちの社会)とカタギの世界が社会の中で棲み分けができることによって、ある程度の平和が保たれていたのかもしれません。今は暴対法の徹底などにより、反社会的勢力の絶対数は減少してるようですが、オレオレ詐欺や悪質商法のような実態の掴めないはみ出し者の世界が拡散して、棲み分けどころか見分けもつきません。そして、はみ出し者であるヤクザがカタギの人たちに迷惑をかけちゃいけません、などというヤクザ側の倫理観があったのだとしても今や絶滅、もしくは絶滅危惧種なのだと思います。
・カタギの人には手を出しません
・クスリは絶対に扱いません
・銃刀法違反もしません
・悪徳なカタギの不正を糾した時には、少しだけ利権の一部か報酬をいただきます
そんな夢のようなヤクザだったら、我が街にもいて欲しいです。
観たい人の要求は満たしている…はず。
門外漢のヤクザたちが学校経営に乗り出す。
舎弟六人しか秋元組、指定暴力団からも外れてる弱小組織なのに組長(西田敏行)がよそからの無理難題を引き受けてしまうのは、このテの作品にはよくあるスタートであるが、やや時代遅れの認識をもったヤクザを西島秀俊が演じ、周りをコメディリーフが囲みコメディ作品になってはいるものの、中々にひねくれた生徒や保護者が登場し、モヤッとしたものもほの見えて一筋縄にいかない感は面白い。
基本的に渡世のルールで学生を感化していく展開で、人の心を忘れた社会の不満を変えていくのが心地よいのだが…まぁ安易ではある。
敵対する相手が半堅気で企業舎弟だから、当然ケツモチがいて、白竜が出てくる(笑)
西田敏行対白竜(笑)
損得とメンツで白竜を納得させる様はヤクザそのもので、人情噺やなぁ…と思ったら、見た目通りタヌキだった西田敏行に(笑)
ヤクザとか言われても人を喜ばしたり、感謝されたりしたいのは人間誰しもあるもんだ。
リアルには通用しない内容理屈ではあるが、3ヵ条は面白かった
こーゆーの好きだぁ
全体的にとても良くできた作品だと思います。😊 ストーリーも非常に良...
全体的にとても良くできた作品だと思います。😊
ストーリーも非常に良い。
話の流れのテンポも良い。
とても楽しいし、温かみもあり、心がなごみます。さらには、微笑ましさもある。そして、その中に、若干ハラハラする部分も取り入れている。
笑い&人情&友情、ドタバタ劇、、その他色々と要素が多彩です。
2時間の中に、盛り込まれているものが本当に多彩です。
しかし、上手く纏まっています。
ラストで学園を去る際に、小さな花を咲かせているのも、演出的になかなか良きです。
俳優陣の表情が、どの方もとても良かったです。
あの俳優陣の表情の演技も、見る側に取っては、かなりの満足度を与えてくれています。
私の中では、かなりのヒット作でした。💕
面白味のある映画❣️
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