アガサ・クリスティー ねじれた家

劇場公開日:

アガサ・クリスティー ねじれた家

解説

ミステリーの女王アガサ・クリスティが1949年に発表した「ねじれた家」を映画化。無一文から巨万の富を築いた大富豪レオニデスが毒殺され、私立探偵のチャールズは、レオニデスの孫娘で元恋人のソフィアから捜査を依頼される。レオニデスの屋敷には3世代にわたる一族が勢ぞろいしており、巨額の遺産をめぐって疑惑や嫉妬、憎悪が入り乱れていた。捜査を開始したチャールズは、ソフィアを含めた一族全員に殺害の動機があることに気づく。そして真相に近づいていく中で、第2の殺人が起こり……。一族を仕切る大伯母イーディス役に、「天才作家の妻 40年目の真実」ほかで7度のアカデミー賞ノミネートのグレン・クローズ。私立探偵チャールズ役は同作でクローズと共演しているマックス・アイアンズ。監督に「サラの鍵」「ダーク・プレイス」のジル・パケ=ブレネール、脚本に群像劇「ゴスフォード・パーク」でアカデミー脚本賞を受賞しているジュリアン・フェロウズ。

2017年製作/115分/G/イギリス
原題または英題:Crooked House
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2019年4月19日

スタッフ・キャスト

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(C)2017 Crooked House Productions Ltd.

映画レビュー

3.5上質なミステリーとして観る価値あり。が、ラストで好き嫌いが分かれるかも

2019年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

クリスティの作品でもそれほど有名というわけではないが、しかし製作者が声を揃えて「映画化するならこの作品!」と挙げたのがこの「ねじれた家」だったとか。タイトル通り「屋敷」というものを一つの象徴として扱い、そこに巣食う、恐ろしく性格がねじまがった血族たちのねじれた関係性を描きつつ、その心の奥底までつぶさに入り込むかのように部屋から部屋、屋根裏から尖塔にまで場所を移して謎を追う。「ダウントン・アビー」や『ゴスフォード・パーク』といった、これまた屋敷を扱った群像劇で知られる名手ジュリアン・フェローズが脚本を手がけているのも手堅いところ。なかなか犯人がわからない上に、精悍な若者(演じるのは、ジェレミー・アイアンズの息子マックス)が謎解き役の探偵というのも新鮮だ。過去に諜報員として活動した経歴があるのも面白い。ただ、ラストの締めくくり方は本当にこれで良かったのか。好き嫌いが大きく分かれるところだろう。

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牛津厚信

3.5もう少し性格なんとかしてくれ笑

2024年10月27日
iPhoneアプリから投稿

家族みんな性格悪くて誰が殺して誰が殺されてもなんの感情も抱かなかった…笑 でもやっぱりいろんなところにフラグ立ててーのの、衝撃のラストはさすがアガサ・クリスティだなってなった!面白い!

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ジュディス

4.0冷ややかな眼差し

2022年11月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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コメントする 3件)
共感した! 8件)
こころ

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