劇場公開日 2019年9月20日

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おいしい家族のレビュー・感想・評価

全44件中、21~40件目を表示

4.0感動

2019年10月1日
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ふらっと入って見たけれど、最初はへんな内容かと思ったけど、すごくすごく良かった。最後に板尾が言った言葉で涙が溢れた。
みんな、生きているだけで、家族は幸せだね。

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とね

4.0可笑しみ溢れる様々な家族の姿が、愛おしい。おはぎ食べたくなったよ。

2019年9月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

 帰省当初、父(母? 板尾創路さん)の姿に反発していた娘橙花(松本穂香さん)が ”そりゃそうだろう、周りが普通に受け入れ過ぎだろう”、父の想いを知り、徐々に父や周囲の一風変わった様々な人達に、寛容になっていく姿が愛らしい。

 ちょっと不思議な可笑しみ溢れる素敵な物語。

 板尾創路さんのお母さんの姿が素敵に似合っているのも、宜しい。

 <ふくだももこさん、素敵な家族の物語を有難う。少し伊丹十三監督の初期の作品を思い出しましたよ。>

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NOBU

3.0慣れが日常を形成する。

2019年9月27日
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冒頭のシーンでこの作品が深い…って構えさせられます。

松本穂香、可愛く?ボケるのが違和感なくていい。
なによりも板尾さんが校長先生設定なのがいい。
そしてそれを自然に受け入れる島の風景もいい。
良いとこだらけの作品?って訳じゃ無いんだけどねw
役者「浜ケン」が好きだから彼のキャラがぴったりと作品にハマって好き。

ただ好き嫌い分かれやすい作品だと思います。
凄い盛り上がるわけではなく淡々と時間が過ぎていく。

『ただ生きていればいい』自分の子供達が躓いた時、キチンと言ってあげられる大人になりたいと。

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REGZA521

4.0父さん、母さんになろうと思う。母さんって呼んでいいぞ。

2019年9月27日
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鑑賞方法:映画館

トランスジェンダーとかでもなく、女装癖とかでもなく、ただ「母」なろうとする父の話。そんな恰好をしなくたって母親の役目はできるだろうけど、より「母」近づこうとする努力。愛って、女とか男とか、恋とかセックスとか、そうものとかにとらわれることなんてなんもなくて、ただそばにいたいって感情なんだと思えた。カズオは「いろんなものをなくした俺たちに愛だけをくれた」と言って穏やかに笑う。そんな、仰向けの犬が腹を見せて甘えるような無抵抗感。そういう愛を持ちえた父だと気づいたからこそ、父さんの「いいんだなんでも。生きていればそれでいい」の言葉が橙花の心にドカンと響いてくるんだろうな。
多様性を受け入れるのは、愛。そして人間、食うことで感情がリセットできることがある。おいしいものならなおさらだ。お母さんになるって、つまり母性愛で家族を包んであげますよ、って宣言なんだ。女装の中年男が周りに違和感なく溶け込んでいるのがはじめはシュールに見えたのだったけど、最後にはそのどこが変なのかさえも感じなくなっていた。つまり、見ためなんてそのくらいつまらないこだわりなのだ。

結婚式。入り江じゃなくて大海をバックにしたラストショットが実にいい。狭い世界から、大きな世界に解放された気分になれた。この映画は、自分の環境につまずいているいろんな人々へのエールだね。

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栗太郎

4.0よかったよ〰️、意外

2019年9月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

笑えて、深い、いい映画だったな〰️😆
役とキャストたちが凄くマッチ‼️
松本穂香のボケ感がいつもながらよかったね

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シゲドン

3.0まったり展開で眠くなる映画❗

2019年9月25日
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星🌟🌟🌟松本穂香が出てるので観たのですが…まったりした展開で寝落ちしてしまいました❗であんまり内容覚えてないけどたぶん自分にはつまんない作品だったのだと思います。

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ミリン一番搾り

3.5100通りの家族

2019年9月25日
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100家族があれば100通りの家族のあり方があっていい!
周りを気にしないで生きたいように生きる!
簡単そうで一番難しいですね。
板尾さんの校長先生がすごく良く、あんな先生がいたら学校は楽しいよな。
おはぎ推しっていうのも良かったなぁ。

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ちゃんぷるー

2.5お母さんが・・・

2019年9月24日
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とりあえず海があんましキレイじゃない。だから島である必要あったのかしら。
あと島だから、なんでもオッケー感が、全体に漂っていて、ちょっと違和感ありました。
けど、話自体が全てファンタジーなので、島という限定された舞台の方がわかりやすいのかもしれませんね。

歌って踊ってのくだり、はっちゃけるんならもっとやれば良かったのになー、と思いました。だってこれ、全部が全部はっちゃけファンタジーの話でしょう。
妙にいい子ちゃんぶった感じで終わってしまったのは残念です。

お母さんが、彼女にとって、そして父にとって、家族にとって、どれだけかけがえのないものだったのかが、いまいち伝わりませんでした。
話のテーマであるはずなのに、父の女装ということに対することがメインに持ってこられていて、少しないがしろになっている気もしましたが、皆さんはいかがでした?そんなことないのかしら。

あと、みんなやたら服のまま海に入るんですね。私は好きですけど。またー、感少しありました。

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まめこ

0.5なんじゃこら

2019年9月24日
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松本穂香ゴリ押し映画。 きっとコレがやりたいって映画じゃないんだろうなあ。

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ビビ

3.0中途半端。

2019年9月23日
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この題材で家族を取り上げるなら、90数分どころかあと倍は必要で!
しかしこの監督さん、確信犯的に強引な設定を押し通しはったんで、結果ほのぼの系で当たり障りなく「個の大事」さや家族の温かさのアピールしてはって、可もなく不可もなしで・・
(次作期待します)

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ソルト

2.5家庭内ダイバーシティ

2019年9月23日
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笑える

楽しい

幸せ

銀座で美容部員をしている女性が、母親の三回忌で実家のある離島に帰省したら、父親が母親の服を着て高校生の娘を持つ男と暮らしており、父さんは母さんになると告げられる話。

スリランカ人の嫁と結婚している弟は父親の格好は勿論再婚をあっさり受け入れるし、父親が校長を勤める高校の教師も生徒もその親たちも、誰もが普通に受けいれている状況に困惑する主人公という展開。

最後まで本人から「母さんになる」の真意を説かれることがなく、周囲から語られることからイメージした内容と実態が自分的には一致せず…そんなことどうでも良いんだ!本題はそこじゃない!と言われたらそうなんだけどね。

とぼけていたり、ハチャメチャだったり、明るくコミカルに力技!?で多様性を説かれまとめられた感じがする。

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Bacchus

3.5松本穂香の不思議な魅力に浸った

2019年9月23日
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ふくだももこX松本穂香。

銀座のコスメショップで働く橙花(松本)は、夫と別居中で離婚も間近のよう。母の三回忌のため実家のある離島へ帰り……。

カッコつけることなく、素直に生きる故郷の人々に触れ、人間にとって本当に大切なことを模索する。

女装し男性と再婚するという父親を演じた板尾創路、そして父のパートナーとなる浜野謙太がいかにもという感じの個性を発揮した。

しかし何より松本穂香!彼女の持つ不思議な魅力に溢れている。正にワン・アンド・オンリーの存在だ。

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エロくそチキン

2.0おいしい家族

2019年9月23日
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もっとたくさん料理が登場するのかと思っていました。
おはぎ、作ってみたくなりました。

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かん

3.5海や空のように、どこまでも気持ちのよい映画。

2019年9月23日
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どこまでも続く海や空のように、どこまでも気持ちのよい映画。
たまたま見た予告編に、とにかくびっくりした。ワンピースをさらりと着こなした松尾創路さん。お父さんがお母さんになる?!一体どんなバタバタが繰り広げられるのか…と思いながら本編を観た。
ところが。慌てふためくのは主人公・橙花だけで、本人はもちろん、家族も職場(父・青治は学校の校長先生)も、うるさ方の定番・親戚さえも、お母さんになった彼をあっさりと受け入れている。スカート姿で校門に立って爽やかに生徒にあいさつし、法事も黒のワンピース。周りの受け止めようで、どんなことも至極当たり前になるのだなあ…と、こちらもじわじわと解き放たれ、橙花と一緒に、島の生活に浸っていく。
そんな中、日々の生活に居心地悪さを抱えている存在が明らかになる。青治宅の居候・和生の連れ子ダリアのクラスメート、瀧。瀧の葛藤は、青治や和生、ダリアのものとは違うし、橙花のとも少し違う。けれども、それぞれに色々あるよね…ということを、本作は、鮮やかに、かわいく、さりげなく伝えてくれる。どこまでも、黒い感情はなく、やさしさやあたたかさがいっぱい。それが少しも嘘くさくない。そこがすごい、と今改めて思う。(ちなみに、一緒に観た3歳は途中で眠りこけ、8歳は「お腹すいたー」とつぶやいた。映画の世界をごく当たり前のものと受け入れられる子どもでよかったなーと思い、これからもそうあってほしいと願った。)
と、あれこれ、設定や筋書きについて書き連ねたが、映画の持ち味を生かした表現の豊かさにもふれておきたい。テレビドラマでは、ここまで説得力ある物語にはならなかっただろう。唯一無二の世界に引き込む、カラフルでリズミカルな画面切替と分割、音楽と一体化した物語の運び。私と上の子のお気に入りは、画面を横いっぱいに使った、真夜中のでんぐり返し。至福のラスト、結婚式に重なるところがニクい。もう一つ、ニヤリとさせられた「おまけ」のチョイスは、子には?だったらしく…コーヒーが飲める歳までお預けか。
悩める十代になった頃、2人にまたこの映画を観てほしいと思う。

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cma

3.5監督の芯の強い想いが伝わって来る、良作

2019年9月22日
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新人監督の初監督作品だと知っていたので、細かいことは気にせず見られました。
技巧はともかく、物語や映像から真っ直ぐな優しさがすごく伝わってきて、温かい気持ちにさせられました。

映画ってやっぱり伝えたいというハートが大切なんだと知らされました。

☆は冷静に考えた数だけど、監督を応援したい気持ちは☆5です!

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コウジとマニ

4.5「別に良いじゃん」が普通の世界

2019年9月22日
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和生とダリアが福島からかと…。
なかなか型破りで、笑わせてくれる登場人物たちだけど、これは、ホロっとさせられた。
あと、瀧のカミングアウトも。

「別に良いじゃん」
そう、ものすごくそう思う。
多様性とか言って、外国人とかトランスジェンダーとか、腫れ物に触るように気にかけたりするけど、本当の本当のは、「別に良いじゃん」が一番良いのだ。
彼らだって、そう思われて、普通の一部でいられることが一番良いに違いないのだ。

不寛容な時代だ。
ちょっとした意見の違いを見つけては、悪意とも取れる意見を送りつけたり、怒りを露わにしたり。

「別に良いじゃん」
僕もみんなも、学び直した方が良いじゃん!

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ワンコ

5.0温かい作品

2019年9月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

初日舞台挨拶で観ました。

観終わった感じが
とても温かい気持ちになるのが最高です。

実はとっても深い難しいテーマ
なのかもしれないけど
そういうことを全く感じさせないです。

とっても良いです。
みんなに観てほしいです。

※監督さんがコッソリ出演してるそうです。
 (自分は見つけられなかったけど)

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TAICHI

5.0ほんわか暖かい

2019年9月9日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

年代を越えて性別を越えて、愛のある映画でした。次回は家族と鑑賞したいです。

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モコママ

4.0素敵な景色と優しい空気

2019年8月6日
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東京で働き、結婚もしたが何か満たされない主人公の澄花が数年ぶりに実家に戻ってみると
亡き妻の洋服を着て楽しそうに家事をし再婚報告をしてくる父の姿があった。
動揺と疎外感で反発していたが「本当の幸せ」は理屈では無いものだと気が付く。
優しい作品です。

新島の素敵な景色と優しい空気はそれだけでも宝物です😊

ふくだももこ監督と、主演の松本穂香さんのご挨拶もとても楽しかったです。

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結

2.0ロケ地の海に癒される

2019年7月10日
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鑑賞方法:試写会

寝られる

設定・テーマはいいのに、もったいない。

タイトルの”おいしい”。
 いただいたフライヤーにある”おいしいごはん”。
 食事がキーワードの一つになっているのだと思うのだが、
 ちっともおいしそうに感じられない。
 一番の原因は食べ方。
 校長を務められた家に育った子どもとしてみると、食べ方が汚い。
 皆から愛されるという設定の居候も食べ方が汚い。
 躾が行き届かない家庭に育った設定ではなかろうに。
 (しばらくぶりに食べる飯にがっつくシーンは、やはり『幸福の黄色いハンカチ』の島がダントツ。高倉氏の演技にかける思い、そこまでできる俳優の存在が稀有ということか)

彼らに比べると、
 スリランカ?からの嫁の、スリランカ飯の食べ方の美味しそうなこと、
 反抗期の自由奔放なJKはマナーこそあれれだが、食べ方がきれい。
 そして板尾さん演じる父も、食べ物を愛おしそうに召し上がる。

エンディングのスタッフロールをチェックすれば、フードコーディネーターの名前がない。
 食事をキーワードの一つにもってきてはいるものの、雰囲気だけで、頭で考えるだけで、”食事”と言うものに本気で向き合うことなく、映画を作ってしまったのだなということが露呈する。
 ”(笑)”をとる方向 もしくは やさぐれ感を表現しているつもりなんだろうけれど、げんなり。
 ”食べ物がつなぐもの”にもっと向き合っていただきたかった。

映画が終わった後には監督が登壇。
 想いはわかるけれど、客観視できていない。
 原作となった短編映画は未見。
 文学賞受賞された方と聞いたけれど、映画は推敲しなかったのか。

夫が亡き妻の服を着る(ただの女装ではない)。
 その想いを突き詰めるだけでも”家族”を見つめ直す傑作になったろうに。

”家族”についても、言いたいことはわかるんだけれど、台詞で言われてもね。
 パートナーに和生を選んだ理由が描けていないから、説得力がない。なぜ、”同居人”なのではなく”夫”なのかが見えてこない。
 ”この”赤ん坊を”養子”に迎えるのと、この”人”を”夫”を選ぶのとでは、違うと思うのは私だけ?まだ”人格”もはっきりしない、これから育てていく責任を担う赤ん坊と、すでに”成人”として”人格”が出来上がっている”結婚相手”。
 結婚相手は誰でもいいわけじゃないことを描くために、橙花の設定をああいう風にしたのだと思ったのだが。

そしてもう一つのキーワード”魔法”を突き詰めるだけでも傑作になったろうに。

絵的にも、構図とか、役者の背の高さとかも一つの構成要素だと思うのだけれど、チャンプルーを表現するためにわざとこの役者たちを選んだのか?と思いたい反面、会社やスポンサー・予算の関係?とも思えてくる。それくらいに、この役者たちのアンサンブルが、リズムが、かみ合っていない。

多文化共生。いろいろな生き方。それはわかるけれど、安直。小学生の作文。もったいない。

板尾氏の出演作であり、設定に興味を持って、試写会応募。
ああ。

それでも
ロケ地の海は美しく、あの風景に出会いに行きたくなった。

JKを演じた方は、演技力はどうよと思うが、小松菜奈さんを始めて観た時の印象を思い出した。『装苑』のモデルさんなのね。

そして何より、板尾氏。
 みんなの幸せを願う生き様は、その佇まい、台詞の言い回しにもにじみ出ていた。
 笑いを誘うのだけれど、この安定感。この映画の日差しに溶け込んでいるのだけれど、大木のように支えてくれている存在感がにじみ出てくる。
 だからこそ、もっと板尾氏にフューチャーしていたら、もっといい映画になっていたのにと悔やまれる。

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とみいじょん