劇場公開日 2019年9月20日

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おいしい家族のレビュー・感想・評価

全55件中、41~55件目を表示

3.0中途半端。

2019年9月23日
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この題材で家族を取り上げるなら、90数分どころかあと倍は必要で!
しかしこの監督さん、確信犯的に強引な設定を押し通しはったんで、結果ほのぼの系で当たり障りなく「個の大事」さや家族の温かさのアピールしてはって、可もなく不可もなしで・・
(次作期待します)

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ソルト

2.5家庭内ダイバーシティ

2019年9月23日
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笑える

楽しい

幸せ

銀座で美容部員をしている女性が、母親の三回忌で実家のある離島に帰省したら、父親が母親の服を着て高校生の娘を持つ男と暮らしており、父さんは母さんになると告げられる話。

スリランカ人の嫁と結婚している弟は父親の格好は勿論再婚をあっさり受け入れるし、父親が校長を勤める高校の教師も生徒もその親たちも、誰もが普通に受けいれている状況に困惑する主人公という展開。

最後まで本人から「母さんになる」の真意を説かれることがなく、周囲から語られることからイメージした内容と実態が自分的には一致せず…そんなことどうでも良いんだ!本題はそこじゃない!と言われたらそうなんだけどね。

とぼけていたり、ハチャメチャだったり、明るくコミカルに力技!?で多様性を説かれまとめられた感じがする。

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Bacchus

3.5松本穂香の不思議な魅力に浸った

2019年9月23日
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鑑賞方法:映画館

ふくだももこX松本穂香。

銀座のコスメショップで働く橙花(松本)は、夫と別居中で離婚も間近のよう。母の三回忌のため実家のある離島へ帰り……。

カッコつけることなく、素直に生きる故郷の人々に触れ、人間にとって本当に大切なことを模索する。

女装し男性と再婚するという父親を演じた板尾創路、そして父のパートナーとなる浜野謙太がいかにもという感じの個性を発揮した。

しかし何より松本穂香!彼女の持つ不思議な魅力に溢れている。正にワン・アンド・オンリーの存在だ。

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エロくそチキン

2.0おいしい家族

2019年9月23日
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鑑賞方法:映画館

もっとたくさん料理が登場するのかと思っていました。
おはぎ、作ってみたくなりました。

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かん

3.5おいしくも大きな愛の作品です。

2019年9月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

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松王○

3.5監督の芯の強い想いが伝わって来る、良作

2019年9月22日
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鑑賞方法:映画館

新人監督の初監督作品だと知っていたので、細かいことは気にせず見られました。
技巧はともかく、物語や映像から真っ直ぐな優しさがすごく伝わってきて、温かい気持ちにさせられました。

映画ってやっぱり伝えたいというハートが大切なんだと知らされました。

☆は冷静に考えた数だけど、監督を応援したい気持ちは☆5です!

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コウジとマニ

4.5「別に良いじゃん」が普通の世界

2019年9月22日
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和生とダリアが福島からかと…。
なかなか型破りで、笑わせてくれる登場人物たちだけど、これは、ホロっとさせられた。
あと、瀧のカミングアウトも。

「別に良いじゃん」
そう、ものすごくそう思う。
多様性とか言って、外国人とかトランスジェンダーとか、腫れ物に触るように気にかけたりするけど、本当の本当のは、「別に良いじゃん」が一番良いのだ。
彼らだって、そう思われて、普通の一部でいられることが一番良いに違いないのだ。

不寛容な時代だ。
ちょっとした意見の違いを見つけては、悪意とも取れる意見を送りつけたり、怒りを露わにしたり。

「別に良いじゃん」
僕もみんなも、学び直した方が良いじゃん!

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ワンコ

5.0温かい作品

2019年9月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

初日舞台挨拶で観ました。

観終わった感じが
とても温かい気持ちになるのが最高です。

実はとっても深い難しいテーマ
なのかもしれないけど
そういうことを全く感じさせないです。

とっても良いです。
みんなに観てほしいです。

※監督さんがコッソリ出演してるそうです。
 (自分は見つけられなかったけど)

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TAICHI

5.0ほんわか暖かい

2019年9月9日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

年代を越えて性別を越えて、愛のある映画でした。次回は家族と鑑賞したいです。

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モコママ

4.0素敵な景色と優しい空気

2019年8月6日
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東京で働き、結婚もしたが何か満たされない主人公の澄花が数年ぶりに実家に戻ってみると
亡き妻の洋服を着て楽しそうに家事をし再婚報告をしてくる父の姿があった。
動揺と疎外感で反発していたが「本当の幸せ」は理屈では無いものだと気が付く。
優しい作品です。

新島の素敵な景色と優しい空気はそれだけでも宝物です😊

ふくだももこ監督と、主演の松本穂香さんのご挨拶もとても楽しかったです。

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結

2.0ロケ地の海に癒される

2019年7月10日
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鑑賞方法:試写会

寝られる

設定・テーマはいいのに、もったいない。

タイトルの”おいしい”。
 いただいたフライヤーにある”おいしいごはん”。
 食事がキーワードの一つになっているのだと思うのだが、
 ちっともおいしそうに感じられない。
 一番の原因は食べ方。
 校長を務められた家に育った子どもとしてみると、食べ方が汚い。
 皆から愛されるという設定の居候も食べ方が汚い。
 躾が行き届かない家庭に育った設定ではなかろうに。
 (しばらくぶりに食べる飯にがっつくシーンは、やはり『幸福の黄色いハンカチ』の島がダントツ。高倉氏の演技にかける思い、そこまでできる俳優の存在が稀有ということか)

彼らに比べると、
 スリランカ?からの嫁の、スリランカ飯の食べ方の美味しそうなこと、
 反抗期の自由奔放なJKはマナーこそあれれだが、食べ方がきれい。
 そして板尾さん演じる父も、食べ物を愛おしそうに召し上がる。

エンディングのスタッフロールをチェックすれば、フードコーディネーターの名前がない。
 食事をキーワードの一つにもってきてはいるものの、雰囲気だけで、頭で考えるだけで、”食事”と言うものに本気で向き合うことなく、映画を作ってしまったのだなということが露呈する。
 ”(笑)”をとる方向 もしくは やさぐれ感を表現しているつもりなんだろうけれど、げんなり。
 ”食べ物がつなぐもの”にもっと向き合っていただきたかった。

映画が終わった後には監督が登壇。
 想いはわかるけれど、客観視できていない。
 原作となった短編映画は未見。
 文学賞受賞された方と聞いたけれど、映画は推敲しなかったのか。

夫が亡き妻の服を着る(ただの女装ではない)。
 その想いを突き詰めるだけでも”家族”を見つめ直す傑作になったろうに。

”家族”についても、言いたいことはわかるんだけれど、台詞で言われてもね。
 パートナーに和生を選んだ理由が描けていないから、説得力がない。なぜ、”同居人”なのではなく”夫”なのかが見えてこない。
 ”この”赤ん坊を”養子”に迎えるのと、この”人”を”夫”を選ぶのとでは、違うと思うのは私だけ?まだ”人格”もはっきりしない、これから育てていく責任を担う赤ん坊と、すでに”成人”として”人格”が出来上がっている”結婚相手”。
 結婚相手は誰でもいいわけじゃないことを描くために、橙花の設定をああいう風にしたのだと思ったのだが。

そしてもう一つのキーワード”魔法”を突き詰めるだけでも傑作になったろうに。

絵的にも、構図とか、役者の背の高さとかも一つの構成要素だと思うのだけれど、チャンプルーを表現するためにわざとこの役者たちを選んだのか?と思いたい反面、会社やスポンサー・予算の関係?とも思えてくる。それくらいに、この役者たちのアンサンブルが、リズムが、かみ合っていない。

多文化共生。いろいろな生き方。それはわかるけれど、安直。小学生の作文。もったいない。

板尾氏の出演作であり、設定に興味を持って、試写会応募。
ああ。

それでも
ロケ地の海は美しく、あの風景に出会いに行きたくなった。

JKを演じた方は、演技力はどうよと思うが、小松菜奈さんを始めて観た時の印象を思い出した。『装苑』のモデルさんなのね。

そして何より、板尾氏。
 みんなの幸せを願う生き様は、その佇まい、台詞の言い回しにもにじみ出ていた。
 笑いを誘うのだけれど、この安定感。この映画の日差しに溶け込んでいるのだけれど、大木のように支えてくれている存在感がにじみ出てくる。
 だからこそ、もっと板尾氏にフューチャーしていたら、もっといい映画になっていたのにと悔やまれる。

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とみいじょん

5.0久々に気持ちいい邦画

2019年7月9日
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試写にて。いい意味で洋画のような軽さがある。メッセージ性と観る人の感受性が問われる。久々にこういう邦画を観たので満点つけます。

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mac

4.0いろいろ考えさせられる

2019年7月9日
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鑑賞方法:試写会

笑える

幸せ

監督が優しく丁寧に描いた作品。
ジェンダー問題を取り上げてはいるものの色々と考えてしまう。
多様性も含め昔と違う世の中。
旧来の人と若者。
心情や秩序などいろいろと考えてしまった。
終わった時に良くここに落ちたなと思える良作である。

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yousan

3.5生きていればいいんだ

2019年7月9日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

久しぶりに実家に帰ったらお父さんがお母さんになっていた…って、そりゃ主人公みたいに反発心しか抱かない。

身の回りがマイノリティになりすぎてマジョリティだったはずの自分の方がマイノリティになるという複雑さ。

ヒロインの気持ちに寄り添える展開。

メシテロ映画ではあったけれども、もっとメシテロ映画だと予想していたので、もう少しお料理を見せてくれても良かった。(でも偶然家におはぎがあったので帰ってからガツガツ食べました。そうなるよねーー)

松本穂香さん、大人になりきれない女の役、すごくイイ。

あと、板尾さんのスタイルがすごくイイ(笑)

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くう子

4.5板尾さんのワンピース姿、似合ってます!(^^)

2019年7月8日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

この映画の何が一番印象に残るかと言えば、ワンピース(笑)

板尾さんのワンピース姿に、ビックリしたのは事実(笑)

でも、違和感を感じたかというと、そんな事は全くなくて、すごく自然体な姿で佇んでいました。

板尾さんが、主人公の橙花の父親として、そして母として生きる姿。

その姿は、完全に母親たる女性でした。

妻を亡くして悲しみに暮れるというよりも、新しい人生を生きる為に、新たなパートナーを見つけた父親。

相手は男性ですが、性別なんて関係ない!

愛し合っていれば、なんだって乗り越えられるんだってことを、この映画で知りました。

2人の関係に、初めは家族全員が戸惑っていたのは事実。

でも、パートナーの濱野さんの満面の笑みに、家族が一気に笑顔になって、悩みがふっ飛んでしまうのですから不思議!

父親に対する、嫌そうな演技がピカイチに美味かった松本穂香ちゃん。

いざ自分の父親が知らない男の人を愛してると言ったら、私も彼女のように反抗してしまうかも…。

やっぱり現実って厳しいですから…。

それでも、彼女は少しずつお父さんを受け入れて、変わっていく姿が良かった!

自分の心の葛藤にモヤモヤしてしまい、深夜道路で、一人ででんぐり返しをしてしまったとしても…(笑)

それでも、自分の気持ちに整理をつけて少しずつ受け入れていく姿がすごく良かった!

島の人たちがあまりに自然に受け入れていることに、ちょっと違和感を感じたけれど…。

のんびりゆったりの島民の人にとってみれば、男同士の結婚だなんてあんまり気にならないのかしら??

気がついたら、家族みんなが2人のことを受け入れられていたから、私もきっとずっと一緒に住んでいれば、気持ちって自然と変わっていけるのかもしれないと思いました。

最後に、性別を超えて、1人の家族として家庭を守っていくと決意する父でもあり母でもある板尾さんの堂々とした演技に感動!

黙って静かに家族を包み込んでくれる、包容力溢れる姿に、母親の姿を感じました。

親にとって子供は、生きていれば、それだけで十分幸せな存在なんだってことを教えてもらいました。

素敵な素敵な映画をありがとうございました(*^ω^*)

最後に…監督が舞台に登壇!
すごく若い監督だったことに素直にビックリ!
年齢なんて関係ない、伝えたい思いが強ければ、素晴らしい作品が出来上がるんですね。
少しでも、人にやさしくしてあげられたら、自分自身が幸せになれる。
優しさの循環が幸せを生むってことを教えてもらいました(^^)

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ガーコ