「股から何か出てきてますよ!」ボーダー 二つの世界 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
股から何か出てきてますよ!
ボーダーの意味は、税関職員として働く女性ティーナがスウェーデンの国境線上にいることや、人間とトロルという違った生物の境界線上にいること、さらに彼らは半陰陽のようであるためトランスジェンダー的な境界にも立っていることなのでしょう。
違法な所持品を素早く嗅ぎ分ける特殊能力を持つティーナ。醜い顔であっても、この技術は重宝されているし、職場のみんなや警察とも仲良し。しかも普通に結婚していて、ブリーダーにハマってる旦那も普通に接している。ある日、昆虫採集が趣味であるヴォレと出会い、彼が身体検査を受けたときにチ〇コがないと同僚から伝えられた。臭覚が鋭すぎるために、どこか仲間であるような気がしていたティーナだったが・・・
ドラクエに登場するモンスターのイメージが一番強かったのですが、『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するトロルによって怖いイメージしか残っていません。その後でムーミンがトロールだと知り、トトロだってトロールだという噂もあるため、徐々に可愛いトロール族もいるんだな・・・と妙に一人合点しちゃったものです。
二人とも幼児虐待とか幼児ポルノに対する嫌悪感を持ってることがとても良かった。トロルの心は美しいんです。尻尾は勝手に切っちゃったけど、育てた父ちゃんも心が広いし、旦那だって浮気はしてるみたいけど、悪いことはしていない。ただ、悪人だけは許せないという正義感からつい殺人も・・・。二人の将来はどうなるんだ?などと、終盤にはモヤモヤしてしまいました。
造形は鼻がたかくて額とくっついている感じで、狼男が変身する途中段階の顔に似ています。そのため満月の夜にオオカミになっちゃうのかと思っていたら・・・トロルだもんな。これがムーミンとかトトロに変身するのなら、それはそれで楽しかったのですが、メッセージだけを残して終わってしまった感があります。今晩は、ムーミンとノンノンが楽しそうにセックスする夢を見てしまいそうです。そりゃやばいって・・・
おいちゃんコメントあざーず!✨
もうね、何でもかんでもボカシ入れりゃいいってもんじゃねぇんだよ感で、しまいにゃ海外サイト行ってこの映画観てやろうか(たぶんボカシ無いはず)と思っちゃったりしている私です。
kossy氏🙇コメントありがとうございます☺
TVやDVDでの感想でも、途中下車でも全く構わないと思います。私たちは映画評論家じゃなく一般映画ファンなんですからね😒
私も本音は、家で寝ころがって観たい口なんですが、やはり劇場の暗闇で集中する時間、予告編を観る楽しさには変えられません。多分、世代もあるのでしょうね。
kossyさん。
共感ありがとうございました。
どのへんがと、きいちゃいけませんか?
こちらは、トロルの優しさの点にに共感しました。つい書き忘れました。
自然が一番ですね。
ムーミン伝説は本当は怖~い妖怪扱いらしいですね。原画は可愛さの微塵もないらしいです。
この映画色々な面で貴重な一作ですね。