劇場公開日 2019年4月12日

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魂のゆくえのレビュー・感想・評価

全73件中、61~73件目を表示

1.0希望と絶望

2019年4月15日
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寝られる

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Bacchus

4.0人生は矛盾との戦い。

2019年4月15日
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難しい

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Shiro

4.5魂が引き込まれる名作

2019年4月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

 最初から最後までイーサン・ホーク演じる主人公トラー牧師がほぼ出ずっぱりで、観客は否応なしに主人公の内面の葛藤を共有し続けることになる。しんどい作品だが、不思議に目が離せない。
 メアリの夫マイケルとの議論のシーンが本作品の白眉であろう。それぞれ自分の感情を抑制しながら相手を理解しようとし、真摯に話そうとする。ふたりの議論は平行線だが、もともと立ち位置が違う。人は相手の意見を尊重することはできるが、まったく違う意見の持ち主同士が同じ意見になることは滅多にない。その辺りは議論している本人たちが一番よく解っている。
 このシーンが映画の中で最も大事なシーンだと思う理由は、この会話によって主人公の本音が垣間見えるからである。トラー牧師は人間には希望と絶望の両方があると言いながら、本当は絶望しかないと思っている。しかしマイケルには、たとえ未来に絶望しか見えないとしても、人間は日々の行動を選択しなければならないと説く。殆ど実存主義者の弁舌だ。宗教家とは思えない。神への信仰は揺らいでいないかもしれないが、教会への不信は募る。そういうトラーがプロテスタントの牧師であるところに、彼の深い苦悩がある。そして観客は彼の苦悩を共有する。実によくできた会話である。
 大袈裟なCGも大音量のBGMもなく静かに物語は進んでいくが、人間にはどんな状況でも世界との関わりがあり、日常生活が待っている。理念と現実とのギャップは常にあり、例外なく人を苦しめる。死ぬ以外に断ち切る術はない。
 イーサン・ホークは名演であった。映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」の演技も傑出していたが、本作品での演技は苦悩に満ちた牧師の魂が、苦悩の重さのままに迫ってくるような重厚感がある。観ていて息苦しくなるほどだ。そういう意味では本作品の邦題「魂のゆくえ」はぴったりである。
 アマンダ・セイフライドはいつもながら達者である。本作品はストーリーからディテールまで。とてもリアルな作品だから、大仰な演技は一切ないが、憂いを秘めた大きな目が様々な感情を物語る。最後の最後に「トラー牧師」ではなく「エルンスト」と呼ぶシーンには息を呑んだ。
 ネタバレになりそうなシーンが多くて、レビューの書きづらい作品だが、ラスト近くのシーンでは、映画「ダ・ビンチ・コード」のシラスを思い出した。あれはカトリックの修道士であったはずだ。プロテスタントであるトラー牧師の信仰が揺らいでいることの証かもしれない。

 総じて難解だが、魂が引き込まれる名作だと思う。

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耶馬英彦

2.0えっ?終わり?

2019年4月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

寝られる

地球環境についてのシーンは考えさせられたけど最終的には何がしたかったのか?
中途半端で終わったので、スクリーンが故障したのかと思ってしまった。
想像力で宇宙の背景になった時にガタカを思い出しました。

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medy

3.5なんじゃそら

2019年4月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

最後はなんじゃそらって感じだけど、アマンダセイブライトがあんな感じで来たらどうでも良くなっちゃうよね。

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w g

2.5辛い生き方しか出来ない人の人生

2019年4月14日
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鑑賞方法:映画館

どうして難しく考えずに生きていけないんだろう。
目の前の楽しいこと、未来の希望だけを見て生きていけないんだろう。
過去の過ちや後悔や、世の中の汚いところ、見て見ぬふりして生きるのは悪いことじゃないのに・・・。

イーサン・ホークの演じる全てが辛く苦しく、見ていてとても辛かった。それでも、少し希望を感じる終わり方だったのが良かったです。

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まだまだぼのぼの

4.0とても考え抜かれた、知的でスマートなメッセージ作品

2019年4月14日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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Naguy

2.0眠たくなったなあ!

2019年4月14日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

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大阪ぶたまん

4.0神のジレンマ

2019年4月14日
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かつて自分を救ってくれたはずの神は、人々の未来を救えないのか。
ノアの方舟なのか。
人類は、ノアの方舟の物語から、自分達で解決することを学んだのではないのか。
ノアは方舟は方便なのか。
宗教は一体、何のための、誰のためのものなのか。
きっと多くの人が思う疑問だと思う。

映画は、古い映画のような色合いで、画面も心持ち狭く、未来が明るいものだという印象は与えない。
環境破壊についても、それ自体について、のめり込んだ情報は少なく、どちらかというと、環境破壊に対する神の手段の無さに、ジレンマに、神父の精神が崩壊していく姿が中心だ。
映像も象徴的なものが少なくなく、何を言っているのか逡巡することも少なくない。
ただ、エンディングに向かう中で示唆されるのは、環境破壊を、爆破などの破壊で解決することは出来ず、人間を救うことができるのは人間だけなのだというメッセージのようにも思える。
トラーの病気の治療には現代医療が必要で、神父であるトラーの精神を癒すのは、もはや神や教会ではなく、メアリーだけになってしまったのだ。
これも神から人間社会に向けたメッセージなのだろうか。
宗教と現代社会のあり方についても考えさせられる作品だと思った。

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ワンコ

4.0苦しみを苦しむ

2019年4月13日
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理解に苦しむが、この映画は世界を愛することの不可能性をこれでもかというくらい見せてくれる。

それでも希望があるが、それは暴力や虚無、逃避の果てではないはずだ。

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Momoko

3.0ラストはそれでええんか

2019年4月13日
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知的

難しい

寝られる

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zhiyang

4.0【”信仰の行方・・”メガチャーチの存在に追いつめられ、徐々に狂気を纏っていく、イーサン・ホーク演じる牧師の醸し出す緊迫感が凄い作品。】

2019年4月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

 - イーサンホーク演ずるトラー牧師が様々な出来事をきっかけに狂気を纏っていく姿が醸し出す緊迫感溢れる映像が延々と続く作品。ー

◆感想

・悪化する環境問題を気に病み、ある哀しき選択肢を選ぶ男の姿や、随所に散りばめられるトラー牧師の最期を想起させる映像が怖い。

・人は信じるものがどんどん崩れていくと、狂気に走るのだろうか?

<アマンダ・セイフライドが聖母に見えましたよ、私には。イーサン・ホークの徐々に狂気を纏っていく演技に魅入られた作品でもある。>

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NOBU

2.0〝即席の使命感〟に戸惑ってしまう

2019年4月13日
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グレシャムの法則