「「さすが!」の部分と「若干の不満」と。」ルパン三世 THE FIRST わたつみさんの映画レビュー(感想・評価)
「さすが!」の部分と「若干の不満」と。
最初に予告編を見た時、
「しまった!山崎貴の本気はこいつだったか!」と驚愕した。
それから数ヶ月、ようやく本編を見た訳ですが。
うん。
ルパン三世シリーズに馴染む人達なら
安心して楽しめます。
CGIアニメーション作画、
要所要所では「さすが!」の完成度を確認できます。
脚本は過去作より美味しい部分を抽出・再構成で無難にまとめており、王道。
脚本に"ヒネリが欲しい!"と思っていた人には
逆に不満かもしれません。
3DCGI作品としては初、興行的失敗は許されないということで、安全策を取ったとも言えます。
「若干の不満」
メインキャラではなく、サブキャラ・モブキャラの動かし方にやや"ギクシャク感"が残っていたこと。
2Dアニメと同じである必要はないが
むしろ細部にこそ、"キャラの動かし方"には
注意を払ってほしい。
「魂は細部に宿る」という言葉があります。
日本のCGIアニメーションのフロントにいる山崎貴には
妥協をしてほしくないですね。
採点の星4つは、そういうことです。
(u_u)
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