イップ・マン外伝 マスターZのレビュー・感想・評価
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分かりやすい王道展開で良い
イップマンとの対決に敗れ、詠春拳を捨て、慎ましく暮らすチョンティンチ。イップマンシリーズでお馴染みの木人椿をあんな用途に使ってしまうとは、面白いけど悲しくもなった。でも、武術への未練を残している。
そんな彼が犯罪組織に追われていたヒロインの窮地を救うことで、敵の恨みを買ってしまう…
相変わらずのアクションのキレキレっぷり。
街での建物を縦横無尽に駆け回るパルクールアクションはさすがだった。
ただ、ちょっと重力を無視してるなぁと感じるシーンが多く、ワイヤー使ってるのかぁと少し萎えた。
そして、トニージャー演じる謎の殺し屋。何か含みを持った退場の仕方で、彼との再戦、又は共闘をまたみたいと思った。彼が出て来るだけでアクションのレベルが上がる気がする。
なんと言っても、王道展開で良い。
警察と癒着した敵による理不尽。恩人との出会いと残酷な別れ。
これらを通して再起し、再び詠春拳を見せた時、泣きそうになった。これまでより更にキレが増し、迷いのなさをアクションで見せつけたマックスチャン…最高‼️
外伝
闇の騎士降臨す
7歩以内なら拳の勝ち!
恨みを買って復讐。さらにまた復讐。香港カンフー映画の伝統をそのまま受け継ぎ、英国支配の息苦しさ、警察の堕落を描いた作品。
香港のネオンきらめく繁華街の映像。この妖しくも美しいキャバレーの様子やネオン、看板の雰囲気はどうなんだろ。『ブレードランナー』の世界?とも思ってしまうのですが、怪しい慈善家デビッドソンのテカテカ頭も怪しいぞ!とバカなことを考えていたら、『ブレードランナー2049』にも出演しているデイブ・バウティスタじゃございませんか!彼もブラックバット好きだったのですね。
アヘン、ヘロイン、強力な麻薬は人を廃人にしたり死においやったり。主人公のチョン・ティンチもしかり、堅気の商売に鞍替えしようとするミシェル・ヨー姐御もしかりである。そしてゴールドバーを経営するフーもいい感じだし、謎の殺し屋もいいキャラでした。この殺し屋をトニー・ジャーが演じているのですが、ハリウッド作品にも出演していたりして、今後の活躍にも期待です。
あまりにも際立つキャラが多くて、まとまりがつきそうになかったのですが、最後には香港市民も立ち上がって盛り上がるところは好きです。そして、マックス・チャンも表情がジョニー・デップぽいために、ついついジョニデ作品を思い出してしまいます。アヘンなんてのは『フロム・ヘル』だし、『ブロウ』では麻薬王だし、なんとなく相通ずるものがあるのかもしれません。
この外伝を見てしまうと、『イップ・マン 継承』をまた見たくなってきますね・・・
【”武術で正しき道を行く男” ユエン・ウーピン監督作の正統的カンフー映画】
王道ストーリー
詠春拳版バットマン
なんやかんやでシリーズ前作を観ている「イップマン」
本作は、前作で登場した詠春拳の使い手チョン・ティンチ。
正統詠春拳を掛けてイップマンに敗れた彼は、暗殺者として貯めた金で小さな雑貨屋を開き、息子と二人で平凡な暮らしを続けるのが、ある事をキッカケに裏社会の男に目をつけられ――という物語。
息子の誕生日に買ってやった“ブラックバット”のオルゴールが示すように、彼は正統派詠春拳の使い手として英雄(スーパーヒーロー)になったイップマンの影でありダークヒーロー、いわば詠春拳版バットマンなんだよね。
同時に、本作はそんな彼が再び昼間の世界に戻るまでを描いた“負け犬の復活劇”でもあって、こんなんみんな大好きでしょ! っていうね。
格闘シーンも、ややスピード感に欠けるものの、細かいディテールまでしっかり描いてて良かった。
やられたら、やり返すヒーロー!
泣き笑いありの単純に楽しめる映画❗
とても良かった
アクションの見応え!きっちりと分かりやすい作品。
ドニーイェン主演の映画「イップマン」の外伝となる今作。
彼のイップマンとは違った、詠春拳チョン・ティンチのクールさがなによりカッコいい!
また、カッコいいだけではなく、
放火にあい、逃げながら息子を抱きかかえる姿が印象的で、
シングルファーザーとしての我が子への愛情も感じさせてくれます。
物語は、私も大好きな勧善懲悪モノなのですが(笑)、
善と悪の狭間に立つ女ボス、クワンが絶妙な存在として描かれています。
彼女とのアクションシーンや、ラスボス(!)との一騎打ちはもちろん、
どの場面もすごく見応えがあったのですが、
アクション以外でも、
全編を通して、どこで一時停止ボタンを押しても画になるように撮影されています。
チョン親子の営むお店、
ヒロイン役のジュリアの暮らす一室(壁に貼られた写真)や酒場街のネオン、
英国人や富裕層の人の高級レストランなど、
どの場面でもきれい!
見た目にもそうだし、一見してどういう状況かというのがすごく分かりやすい。
分かりやすいといえば、背景に流れる音楽や効果音も嫌みなく聞きやすい。
映画として当たり前のことかもしれませんが、
見せ方の妙、といいますか、「うまいなぁ!」と
物語とは別のところでも感動してしまいました。
もちろん、最後の死闘にて、ピンチの場面から立ち上がる主人公の姿は
涙なしでは見られません!
興奮した!
カンフー好きの方に勧められて、何気なく見に行ったこの映画。
映画館は男の人ばかりで女は私だけ。とっても場違いな感じ。
でも始まって興奮の雨あられ。何これ、もう懐かしい。昔テレビでよく見たカンフー映画じゃん。アクションがかっこいい、かっこいい。
主役がMAKIDAIさん似でかっこいい。子連れ狼。悪役めっちゃ悪者。昔ながらの典型的な話。わかりやすい。ひたすらかっこいい主人公を応援する。何のくせもないストレートな話。こういうの好きなんだよ。
香港のネオンを上って敵をやっつけるシーンに萌え~。なんてかっこいいの?
女帝までカンフー強いし、タイのすごい殺し屋がなんでこのタイミング?って感じで出てきたり、アメリカの超強いレスラーにこれでもかってやられながら闘ったり。もう大興奮。
最高に最高に楽しい香港カンフー娯楽映画。絶対また見たいです。
調べたら外伝なのね。
本編も1から見ます!!!!
あー楽しかった。女性が見たらどんな感想になるんだろう。知りたい!
興奮のあまりまとまりのない文章になってしまいました。
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