「原作未読、ドラマ未見、はじめての「宮本」」宮本から君へ Peinyoさんの映画レビュー(感想・評価)
原作未読、ドラマ未見、はじめての「宮本」
どうしよう、クソ野郎しか出てこない。男も女も全員!お願いだから知性をもって話してください。会話をしようよ!どうしよう、世界が嫌いになりそう。
皮をめくってお前ら所詮糞袋だろって突きつけられて、涙するほど開くことも、笑うほど離れることもできなかった。とにかくまったく安心させてくれない。エンドロールの2人の「役者」の写真をみてようやく映画だよって言われた気がする。
憎いあんちくしょうには仕返しして結婚出産めでたいぜ!なんて、新井英樹はそんなことじゃ許してくれない。鼻血が出るほど考えながら目血がでるほど凝視しろ!って2時間半怒鳴られ続ける映画。
ものすごい疲労感だけど、「宮本」とその向こうにいる新井英樹の事を考えずにはいられない。
血と糞にまみれた手を伸ばされた時、果たして自分はどうするだろう。
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