「すごかった」宮本から君へ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごかった
クリックして本文を読む
原作は連載当時モーニングでちょろちょろ読んでいた。中野やす子がブスであることがポイントなので、蒼井優ちゃんが演じることで大幅に意味が変わったのだけど、すごい体当たり演技で圧倒される。
宮本は壮絶な喧嘩をするのだけど、どう考えても勝てたのが奇跡であり、本当にやす子の敵を討ちたいなら武器でもなんでも使ってどんな卑怯な手でも使うべきではないか。素手にこだわって、きれいに戦おうとしているところで自分を大事にして守りたい感じがする。それはそれとして、すごい格闘で圧倒された。
誰にでも起こりうるドラマを丁寧に描き、一人一人がその人、その人生やその立場でなければ出ない言葉が語られており、素晴らしい。
コメントする