野性の呼び声のレビュー・感想・評価
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CG犬の演技力に感銘
ソーントン役の初老の域に入ったハリソン・フォード、野趣に富む本作のような舞台設定には、にじみ出る渋みが効果満点。物憂げな立ち振る舞いは台詞がなくても何かを訴えかけてくるようだし、時折見せる少年のような笑顔がまたいい。
本作の実質的な主人公とも言える名犬バック。映画の振り付けも行うシルク・ドゥ・ソレイユのダンサーがパフォーマンス・キャプチャーで演じており、わくわくするようなダイナミックな動きから、胸を締め付けられる繊細な表情まで、CG描画の精妙な仕上げのおかげもあり見事にバックに命を吹き込んでいる。ソーントンとバックの“対話”場面は、もちろんフォードしか話さないが、バックの豊かな表情でしっかり成立している。
そうそう、野性を象徴する黒い狼はウェス・アンダーソン監督作「ファンタスティック Mr.FOX」でオマージュされていた。これが元ネタだったか。あとカレン・ギランの使い方がもったいない!
やっぱり本物の犬が良い。
CG 感が ややリアリティを削ぐ
CG犬は表情豊か
バックはいい奴!
ワンちゃん映画、いろいろ過酷であっても最後は感動で終わるのだが、今...
う~ん、ワイルド
大自然は我々の戻るところ
ベックはカルフォルニアのある家から盗まれカナダのユーコン準州に売り飛ばされてしまった。驚くほど賢くて、犬の表情を見てこの映画を終わりにできるほどだった。それに、ユーコン準州の大自然。自然と一体になって生きている人々。ゴールドラッシュが始まっているから、もちろん、一攫千金を狙って来ている人々も多いが、この話では、一人が主な悪党として扱われているが、きっともっといたに違いない。郵便配達をしている時大雪崩が起きるが、あれは鉄道建設を試みている工夫が爆発物を仕掛けたように思われた。雪崩の中を猛烈に通り抜けるベックたち犬ぞりに気を取られあまりよくきいていなかった。
好きなところはジョン(Harrison Ford)がベックにユーコン準州の地図を見せて、ここを超えて大自然の中で自由に住めるところに行こうというシーン。二人はアラスカ方面に向かって(当時、まだ開発されていなかったのかも?)歩き出す。これは、二人が自然に帰るということで、土に帰ることを意味すると思った。かれは、他の金目当てで、ここに住んでいる人とは違うとわかるが、結局、自然より強大なものはないから、目先の利益より自然とどう付き合うかが、大事なんだね。現在もそうだと思うけどね。
あと、フランス系カナダ人の郵便配達人(Omar Sy )が徐々に、ベックの才能に気づくシーンが好きだし、最後、ベックに、別れ際に『自分たちのこの仕事は人に愛をあげること』だとかいうシーンが好き。ベックはこの意味を理解してくれるから、彼に、ゴールドラッシュで人間が人間であることを失いそうになっている人々に向かって、理解できるベックにその本質を話したかったんだと思う。
映像美に圧巻
夢の中で見た世界のような映画
TSGはまがい物の犬にも手を出した。観てられない💦
判事の家にて裕福なペット犬だったバックがバイヤーに盗まれ、遠くアラスカの地にて売られて犬ゾリの先導犬にさせられ、ある老人にたどり着くまでの話。
動物が全てCG。背景などもCG、街並みもCG。
自然の映像は全体の何%だコレ⁉️
CGによるまがい物の犬には感情移入も出来ない。
心が魂が入っていない。これだったらバックを思いっきり言葉喋らせた方が映画的に良かったのでは?的。
別映画ティム・バートン版「ダンボ」より立ちが悪い。
昔少年ジャンプで連載してた「銀河〜流れ星銀〜」みたいな展開まんまの所もあるし、VFXアクションシーン満載。
「原作者の子孫はコレ怒らなかったの?本当の自然(野性)ありきだからこそこの小説および映画は活きるんじゃないの?コンピュータによる作り物丸出しバッカじゃん」の不思議感😓
メインのハリソン・フォードと本格的にやりとりするのは後半からだし💦
犬を愛していてもこの偽物犬に心奪われる様では、その人間の犬への愛情は大した事は無いと思った映画でした。
今年洋画全国公開ものとしてはワーストかも知れません💦
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