キングスマン ファースト・エージェントのレビュー・感想・評価
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やっぱり、コレじゃない
面白いよ!
…とりあえず言っておきます。
ソコに嘘はない。
でも、やっぱり『キングスマン』としてはシリアス過ぎだしお利口過ぎる感じは否定できない。
僕らの『キングスマン』はもっとハチャメチャであって欲しいのです。
第一次世界戦争に関する歴史的背景やアーサー王伝説のウンヌンは、我々不勉強なファンには正直どーでも良いのです。
結局、そのシリアスさのおかげで、話運びの強引さが今回はすごく浮いて見えてしまっている気がする。
『キングスマン』には是非「サイコーにカッコ良くて、サイコーにイカれた、でもサイコーに正義に満ち溢れた映画」の代名詞であって頂きたい。
そういう意味で、もちろん本作から「人間としての矜持」「戦いの愚かさ」といった、メッセージとして受け止めるコトはあるものの、個人的にはそれは「あの…それはヨソでやってもらって構いませんけど」という感じ。
だって1作目では、洗脳されていたとは言え、一般市民に対して教会での大殺戮をこれ以上無いくらいカッコ良く魅せた『キングスマン』なワケだから。
結果的に、それがスピンオフとして「実は、あの歴史的事実の裏には彼らの活躍が…」みたいな設定になると、より陳腐な感じになってしまう。
いや、カッコ良いところは相変わらずカッコ良い映画なので是非観て頂きたいけど、ファンとしては「んんん…待ってたのはコレじゃない」と言わざるを得ないんだよね。
コンプラやらレーティングやらの都合もわかるけど、それが作品の持ち味を殺す様なコトは是非避けて頂きたい。
やはりうまい!
今作は過去作のキングズンらしさを兼ね備えた戦争映画という感じでした。
私が今作を含むキングズンシリーズにおいて、うまいと思う点は、なんといっても、戦闘シーンでの音楽の使い方です。今作においては、分かりやすいのはラスプーチン戦ですね。こんな単純な感想で申し訳ないのですが、シンプルに見ているとテンションが上がる!そんな感じです(笑)
アクションシーンにおいては、動きにキレがあり、素早い動きの中、一瞬だけ止まる時間が多くあり、これがキングズン独特のキレの良さを生み出しているのだろうと思います。
今作をみて一番に思うのは、もっと世界史の勉強をしておけばよかったことです。高校生の間に勉強した世界史についての知識がほとんど抜け落ちていたため、話の流れを掴むのに苦労しました。そして、時代の流れを把握できている人ほど、キングズンがいかに時代の影に隠れて、暗躍してきたかを感じることができるのだろうと思います。
いや、真面目か‼️
「JOKER」のフライヤー、予告を見た時には、
「これが公開されるまでは頑張って生きよう😭」
と思ったのは3年前😰
程なく予告が流れた今作。
「嗚呼、これが公開されるまで・・・云々」😅
と思って2年くらいか❓
なんかもう最高のプレゼントじゃないかぁ‼️😭
なんて勝手に盛り上がりながら、
マトリックスとか呪術とか
「なんですかソレ、美味しいの❓」
ばりにスルーして、
サヴィルロウ11番街の仕立て屋に直行💨
もうね、冒頭からムネアツでしたよ😭
捕虜収容所の銃撃戦でかけた上着のタグ‼️😳
キター‼️‼️もう泣いてました😂
ん❓でもいつもと違うぞ❓
実際の「史実」がバックボーンなんだ💡
故に脱線出来る幅も限られてる・・・て、
あの黒幕は脱線にも程ありますけどー🤣
歴史の有名人も多数出演し、
さながら大河ドラマか🤔
それとも反戦映画か🤔
おいおい、コレホントに「キングスマン」ですか❓
というのも、不条理な事が多くて、
少しやり切れない😰
過去作の痛快さがあまり垣間見られない🤔
これも戦争の悲しいサガなのか😫
対ラスプーチンは真骨頂出てますが、
ラスボスはちょっと読めすぎ😜
その後良かったですね👍
「どーやって降りる❓」
ラストの歴史イジリは良しとして、
自分が一番楽しかったのが、
終わって過去作のキャストを確認した時‼️😳
えー、コレネタバレなのかなぁ😫
オーランド「アーサー」=マイケルケイン😊
まあ、なんとなく飲み込める
ショーラ「マリーン」=マークストロング😳
色違うやん🤣🤣🤣
ポリー「ガラハッド」→→→コリンファース😀
息子❓孫❓
あー続き早よしてー😫
コメディとしての側面に加え、パロディの部分もある
初めて背広を買ったときに、背広という名詞の由来を調べたのは当方だけではないだろう。いよいよ仕上がった試着室で、上着に袖を通して釦を留めたとき、なんとも言えぬ誇らしさのようなものがこみあげてきたことを、些かの恥ずかしさとともに思い出す。
アメリカ人はどこかイギリス人に対して引け目のようなものを感じている気がする。文化でも経済でも圧倒している筈なのに、イギリスに比べてどこか軽い。所詮は移民の国だということなのか、それとも歴史の重味が違うのか。
それは印象だけではない。これまで当方が交流したことのあるアメリカ人はいずれもノリで話していたし、みんながみんな自分の都合だけを優先していたが、イギリス人やオーストラリア人は論理的な話し方をしていて、自分の都合と同じくらい他人の都合に配慮していた。大人としての度合いが違うのだ。だから大学にしても、日本の皇太子が留学するのはハーバードではなく、オクスフォードなのである。
日本人の当方と同じように、アメリカ人にとってもサヴィル・ロウの背広は憧れなのではないだろうか。ベタでミーハーではあるが、定番はやはり強いのだ。ディズニーがイギリスのスパイ組織の映画を作るのにイギリス人のマシュー・ヴォーンを監督にしたのも同じで、やはりアメリカ人監督ではだめだということだろう。
マシュー・ヴォーン監督はディズニーの期待に応え、ウィルソン大統領をアホに描いてみせた。これはこれでよかったのだが、実際のウィルソン大統領は理想主義者であった。第一次大戦で武器の性能が飛躍的に向上したために多くの犠牲者を出したことを反省し、戦争の再発を防ぐために国際連盟を設立した。しかし第一次大戦は実質的には終結しておらず、ヨーロッパに火種はくすぶり続けていた。連合国側で参戦して帝国主義の大国に躍り出た日本は、国際連盟の白人優先に不満を抱えていた。20世紀の先進国は、まだ戦争を肯定していたのである。
本作品に登場する各国も、国際紛争を解決する手段として戦争に参加している。国家の指導者が勝手に参戦しているのではない。参戦する指導者を国民が選んでいるのだ。だから国民同士が殺し合うのも、ある意味では仕方のないことかもしれない。ただ、浮かばれないのは戦争に反対し、参戦する指導者を選ばなかった国民である。しかし戦争したい国民と同一に扱われて徴兵される。人殺しをするつもりはないから士気はゼロだ。そして早々と殺される。味方に殺されることのほうが多いらしい。生き残るのは戦争をしたい人間たちばかりだ。かくして戦争の歴史は綿々と続いていく。
本作品はコメディとしての側面に加え、パロディの部分もある。二十世紀の戦争全体を茶化してみせたのだ。国の指導者は軒並みバカまたは傀儡である。そういう指導者を選ぶ国民もアホばかりである。バカとアホの世界が続くから、バカバカしくもくだらない組織を作った。つまりキングスマンそのものも茶化している。
怪僧ラスプーチンにロシアダンスのような格闘技をやらせたり、推定50歳くらいの主人公に激しいアクションをやらせたりするのも、ある種のパロディだろう。おかげで笑いながら鑑賞できた。マシュー・ヴォーン監督はなかなかやる。
チョー面白かったです!
息子の勇姿は、素晴らしい!
ちゃんと、勲章もらったしよかったです。
ラストバトルとても気持ちよかったです。
ヤギ助けてくれないかなと思っていたら、いいタイミングで助けてくれました。
エンディングも気持ちのいい終わり方でとてもよかったです。
ヤギさん助演賞。
シリーズとは知らず観ました。
ラスプーチンの怪演ぶり、くるくるまわる戦い、1812年のBGMが最高に面白かった。ラストの剣術も興奮&見入った。
たまに主人公がハリソンフォードに見えませんでした?
でも息子のコンラッドは助かって欲しかったな。
素晴らしかった
何が起こるか分からないのでアクションシーンがいちいちスリリングですっごく面白い。今年一番没入して見ていた気がする。息子が主人公だと思っていたらまさか、呆気なく死んでしまい、お父さんが主人公だった。
敵のボスがあいつだったのは、存在感がちょっと弱い感じがする。レーニンがあいつの手下でヒトラーもかよ。マタ・ハリがハニートラップを仕掛けるのが面白い。ボスより手下の方が大物っぽい。
紳士とか貴族とかスーツとか全く興味がないし、むしろ野良犬みたいなのが好きなので、反感を抱いてもいいのだけど、魅力的だ。かっこいい。
マシュー・ボーン監督と同時代に生きていて本当によかった。一番次回作が楽しみだし、期待に十分こたえてくれ、実際滑り知らずだ。
二つの大戦は未だ洒落にならない。
幾つかのアクションシーンは楽しんだが筋が。
史実を物語の為に曲解するのは大概に、歴史パロディと解さず真に受ける人が居ると厄介ゆえ。
二つの大戦は近過去で未だ洒落にならない。
そういうことが変に気になって楽しめなかった。
前日譚2、やるのかな?
礼節が人をつくる?
前作がイケメン俳優タロン君だったのを、こんなおじさんを主人公にして新作出して大丈夫か!?
と思いながら見てきましたが、これがなかなか面白い!
ストーリーも一作目同様に若者が意志を引き継ぐんでしょ?て思ってたら見事に裏切られました!
ラスプーチンとのダンスバトル?は最高でした!!今年のベストバウト賞あげたい(笑)
こうして
キングスマンは作られたのですね。大きな犠牲があっての末。前作まではギミック満載のスパイ映画でしたが、今作はどちらかと言うと悲しい親子の物語でしょうか。CMでもやってますが、前作までをもう一度見ないとスッキリしないかも。
安定のマシュークオリティ
今回レイフ•ファインズということで若干キャラが弱いかんじでしたが、最後まで楽しめました。それでもポリーは素敵でした。メイドのネットワークって凄すぎる。
なんでテイラーを買い取ってキングスマンにしたのかな?話しやすい雰囲気だから?もうすこしテイラーの話をして欲しかったなあ。
ラスボスも登場人物が少ないから消去法でいくとアイツしかいないなあ、って思ってたらやっぱりでした。なんでアイツがそんな力を持てたのか?ポストクレジットで黒幕が出てたからそのせいかな?また次作が楽しみです。前作、前々作のような追っかけたくなるキャラをぜひ登場させてほしい!!
実は、裏ではこんな事だったのかも・・・
1914年、第一次世界大戦を裏で操る闇の組織が有り、その組織に対して、英国貴族のオックスフォード公が対抗していく話。
キングスマン誕生までの過程を描き、見どころ満載だった。
歴史上の人物が多く登場し、本当は裏でこんな事が有ったのかも、と思わせるストーリーは素晴らしかった。
ポリーが銃の腕も凄くてスーパーレディだったのが特に印象的。
コンロッドの若造ぶりもオックスフォード公の落ち込みようも良かった。
エンドロールの後にレーニンが会う人物にも注目。
裏切らないシリーズ続編
今回のキングスマンぶっ飛びな感じは抑えめにしてアクション色強めな感じでした。
殺陣の取り方もダンスのようにだったり、影だったり、剣から見たアングルだったりとカメラワークが面白かった。
各国の一挙手一投足、ブラックな皮肉も面白かった。
当時の時代の歴史的知識がないと厳しいかなぁ…。
今年209本目(合計273本目)。
(「劇場版 呪術廻戦 0」もみましたが、この映画のレビューに需要はないと思うので飛ばします)
どうもシリーズものだったようで、まったく知らずに見に行ったのですが、第一次世界大戦の内容を一部含むので(後半は特にこれが顕著)、その知識があれば援用できるところもあります。むしろシリーズものといっても、背景にあるのがそれなので、程度の差はあってもその知識がないとハマるような気がします。
まぁ、さすが年末になって持ってきたなというところで大作なのですが、結構問われている知識は深いので(ただ「最後の決闘裁判」のように知らないと理解不能にはならない)、半分類的には「実話ではないが、実際の歴史に着想を得た、実話に準じる扱い」にはなるのではないかな…と思います。
※ 第一次世界大戦はもちろん、「(第二次)ボーア戦争」くらいまで知っていないと難しいです。
映画自体は後半からうってかわって、どうやって相手方を説得するための「あるもの」を取りに行くのかというアクションシーンに移るのですが、そこは結構こう見せ所があると思える一方、そこをどうこう書き始めるとネタバレになるので…。
今週は新規公開枠が少ない週ですが、迷ったらお勧めというところです。
採点は下記が気になったものの、特に大きな傷ではないので満点にしています。
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(減点0.2)この映画はイギリスが主な舞台です。よって話されているのはイギリス英語(アメリカ英語ではない)です。
動詞 suggest や recommend 、advise など、「~したほうが良いと思う」という意味の動詞(まとめて「勧告動詞」という)は、that節を取れますが、その場合、そのthat節の中は接続法(学校英文法では仮定法)にしかなりません。
ただ、ここが直説法になっているという妙なミスがあり(ただ、単純な言い間違いと解するのが妥当。英語では法(直説法・条件法・仮定法・接続法等)の概念が衰退しているため))、やや理解に混乱を生じるかなというところです。
ほか、妙に無頓着な部分が多く、三単現のsがない部分があれば、一意に特定できない先行詞を含む関係代名詞が出たり、かなり混乱します。
とはいえ、字幕の通り読んでいれば何とでもなる範囲です。
(減点なし/他事考慮)今週は結局、「劇場版 呪術廻戦 0」がアニメ枠の「本命枠」で来た関係で、どこの大阪市の映画館(権利上、扱える範囲に限る)でも、1日15本とか20本とか入れた関係で、本映画も新作であるのに1日4本しかなかったり、tohoシネマズなんばのシアター8(ミニシアターを2周り大きくした程度。定員110くらい)にぎっしり入っていたり、もうちょっと(オミクロン株が何とか言っている現状)考えてほしかったです。
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スタイリッシュ
始まりの話だからこんなもんでしょう。
ただ、キングスマンの良いところとして、多彩なギミックが出てきて、どんな機能があるか楽しみだったりするけど、今回ちょっと弱めなのが残念。
しょうがないけどね…
話重視と考えれば良かった。
前作とは似て非なるシリーズの開幕
第一次世界大戦の時代を舞台に
キングスマン誕生までを描いた作品。
上で書いてるとおり、
キングスマン誕生までの話なので
前作2作品のようなポップな雰囲気は無いです!
戦い方は古き良きなサーベルが多め!
火力不足かなーと思いましたが
カメラワークは相変わらずかっこよくて
観ててテンション上がりました!
昔のキングスマンは実際の歴史のイベントに
いろいろ絡んでたという点はよかったです。
歴史の教科書を読んで予習しときましょう〜
次回作はまさかのあいつが敵!
キングスマンがだんだん組織として
機能していく様が見れると思うし
技術も今作より進化してると思うので
楽しみですね〜
今回は騙されなかった
1は予告編に騙され、2は絶句。で、今回は全く期待せず鑑賞。全編通し、騙されもせず、単純に楽しめました。と言うより、最高の出来でした。そしてここまで実在の人物を出したのに、奴がいないじゃないかと、もやもやしてたら、流石ですね。ちゃんとおちが用意されていたとは。これはキングスマンの始まりなので、趣旨が異なるのは当然です。
手に汗握る重厚な一作
シリーズ3作目はキングスマンシリーズの前日譚にあたる超過激なスパイアクション。スケール感があり戦場シーンから断崖絶壁での決闘まで、手に汗を握る重厚な展開が続き見応え充分。クスッと笑えるコメディも良い。
2021-204
キングスマンの原点
既に2作をシリーズ化し、007を受け継ぐスパイ・アクション映画として、観る者を楽しませてきた『キングスマン』。その原点と言える作品。『キングスマン』の誕生の経緯が、暗黒時代の1900年代初頭ののヨーロッパを舞台として描かれている。
1作目から、ユニオンジャックを身に纏い、英国紳士の立ち居振る舞いからの、スマートでスカッとするアクションに魅了された。しかし今回は、『キングスマン』誕生までの秘話や第1次世界大戦の情勢なども背景に、主役となるオックスフォード公爵の息子との絆などをかなり泥臭く、シリアスな展開として描かれている。
だからと言って、よくあるスピンオフ作品ではなく、『キングスマン』をこの世に生み出したマシュー・ボーン監督が、前2作に続けてメガホンを撮ったことに意義がある。誰よりも『キングスマン』の魅力を知り尽くしているマッシュ―・ボーンだからこそ描ける物語とも言える。特に、オックスフォード公爵の息子や妻への想いから、戦争を憎み、平和主義なオックスフォード公爵の祈りから『キングスマン』が、争いを回避するエージェントとして誕生したことが、伝わる内容となっている。そして、ラストには、もちろんスカッとさせてエンドロールを迎える。
また、今回の敵は、ロシアに実在した怪僧ラスプーチン。彼の逸話はいろいろ残されており、ロシアの内政を奇術を用いて操っていたが、最後は彼を危険人物とみなして暗殺され、凄惨な死を遂げた。本作でもそんな奇怪なラスプーチンを、世界大戦を背景にした敵として描くことで、より一層の不気味さと底知れぬ恐怖を与えている。しかし、彼もまた操り人形の一人。そして、最後に意外な人物が、ラスボスとして登場する。
本作の見どころは、オックスフォード公爵とラスプーチンやラスボスとの剣闘シーン。なかなかの殺陣回りで、技で魅せる日本の殺陣とは違う、力と力で押し合う迫力ある剣闘シーンであった。
そして、ラストのエンドロール後にも、マーベルの様なオマケつき。そこを見逃さないように。そこで登場する人物こそ、ホントの意味で、世界史に残る大ボスなのかもしれない。
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