フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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おっさんずラブ
君のハートにピットイン!
中盤に「タイマンはったら達(マブダチ)」的なシーンがありますがそんな話ではないですw
年明け一本め。150分あっという間。
新年にふさわしい熱い映画化でしたよ。
特筆すべきはレースシーンでしょうか。
接写、轟音で迫力満点!見るなら絶対に劇場で。
あとフォード社について、登場する車、ルマンのレース概要を予習してから見るとより楽しめるかも(自分はアメ車詳しくないもんで)
どこから切ってもアメリカン!
この映画はどこから切ってもアメリカ臭さがプンプン臭うこれぞアメリカンな映画。私は当時中学生でこの出来事を少年マガジンかサンデーの巻頭ニュースで読みワクワクした記憶がある。アメリカが光り輝いて見えていた時代、フォード車のカッコよさに憧れた。フォード車のルマン優勝は歴史であり伝説でありこの映画でエンタテイメントになった!
レースシーンが迫力満点
公開初日に鑑賞。観客は2人だけでほぼ貸し切り状態での鑑賞。期待していたほどの面白みは無かったがレースシーンは迫力満点。
2020-3
また、観に行きたい。
カーレースや車にはほとんど興味がないけれど、ドットコムでの評価が良かったので観ました。さっき。
映画はいろんな世界をみせてくれるからほんとうに面白いなぁ。ありがとうと言いたい。
カメラワークもすごかったなー。
アドレナリンだけでなく、いろんな汁が脳内にたくさん出ました。
『バットマン』の時はマスクをつけていたから見ることのできなかった、クリスチャンベールの表情がずっとみれてよかった(よい意味でのガキんちょ)。
マスクの下でも、同じ表情をしてたのかな…とか。
こんな贅沢な映画は映画館で観たほうがいいよ。
また、観に行きたい。
久しぶりに楽しめた映画。カトリーナ・バルフが最高!
テンポよく進むのであっという間にエンドロールです。
フェラーリの方が好きですが、フォード見直しました。
車好き男子には問答無用でおススメです(笑)
最高の『son of a bitch』
お金持ちってやっぱり欲の塊なんだなぁって思わされます。
純粋なスポーツもやっぱり宣伝なんだよと…
でも単純にレースシーンは素晴らしいです。
ドキドキハラハラして目の前でクラッシュされた瞬間『ドキッ』とマジでしました。
前半のドラマパートはちょっと眠くなりますけどね(爆)
ラストシーンで落ちが見えてしまうのがかなり残念。
別に落とさなくてもいいんじゃね?
エンドロール前の字幕説明で済む話ではないかと。
ハラハラドキドキ
最高だった。最後まであっと言う間に時間がたった。
男の友情っていい。
会社の組織ってむかつく。
自分にもあてはまるなあと思いながら、最後のゴールシーンは涙が止まらなかった。
ケンマイルズというすごい人、また最高の映画に出会えました。
ありがとう。
【7000rpmでぶっ飛ばせ!。大迫力のレースシーンにアドレナリン大放出。”二人の車のプロ”と”フォードの醜い背広組”との闘いを描いた作品でもある。】
かつて、ル・マン24時間レースで優勝したキャロル・シェルビー(マット・デイモン)と元レーサーで自動車整備工を営みつつ再起を図るケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)は久しぶりに会った瞬間に”こいつは俺と似た匂いがする”と思ったに違いない。
現在は、車のセールスマン(と、デザイナー)になっているシェルビーと自らの自動車整備会社が国税局から差し押さえされたマイルズは不思議な縁で結ばれている。
合間に挟み込まれる、マイルズの妻モリー(カトリーナ・バルフ:夫を想う姿を実に上手く演じている。良い。)とマイルズとの”夢を諦めるのか”という遣り取り。父を誇らしく思う息子ピーター(ノア・ジュブ)の姿。
コンベアーで車を大量生産するフォードと据え組付け(今でいうセル方式に近いかな)で一台一台手作業で車を作るフェラーリは、自動車製造の考え方が根本的に違う部分や、フォード2世とエンツォ・フェラーリのレースに対する姿勢も、お互いへの軽蔑した想いも含めて上手く描かれている。
妻モリーの脅しにも似た後押しで、フォードをル・マンで優勝させるためにマーケット戦略を担当するリー・アイアコッカ(ジョン・バーンサル:良い味を出している)に請われたシェルビーと手を組むマイルズ。
高速走行しながら、的確にスポーツカーの修正点を次々に指摘するマイルズ。ここの技術屋たちとの会話が面白い。(分かる人は、車設計に可成り精通していると思う。)
マイルズはテスト中に”フェード現象”のため、レースカーが制御不能になり炎に包まれるが、耐火服のため助かる。が、目撃したピーターの不安は増す。ここのシーンも後に効いてくる。哀しいが、上手い・・。
実力派フォードのレーサーの中でも車設計にも関与しているマイルズは群を抜いているが、妥協しない彼の態度に、フォード副社長レオ・ビーブ(ジュシュ・ルーカス:嫌われ役を実に上手く演じている。)の”意見”でル・マン挑戦初年度は、参戦を見送られる・・。シェルビーも渋々従うが、フォードは全台リタイアという結果に・・・。
フォード2世を説得するシェルビーの”大企業の無駄”を指摘するシーンや、テストレース場で、彼をレースカーに乗せレーサー達が体感するスピードを体験させるシーンも実に良い。
そして、とうとうマイルズは”ル・マン”に参戦する・・。
この映画の最大の魅力は、ケン・マイルズがコーナーを攻める際のギア・ダウンから高速のまま素早くシフトアップし、アクセルを踏み込み一気に相手を抜き去るシーンを含め、ギアチェンジの映し方が実に上手い所とその際の観る側が得る爽快感であろう。
「ラッシュ/プライドと友情」よりも良いのではないか?(個人的な意見です。)
又、シェルビーの”今だ!という声とドンピシャのケン・マイルズのギア操作も二人の結束を示しているようで、とても良い。(観ている側も心の中で、”今だ!”と叫ぶ。)
マイルズはフェラーリの1号車と競り合い、相手ドライバーが意地になって9000RPMまで上げてしまい故障・・。悠々と1位を確保するかに見えたが、レオ・ビーブが再び観客席から”余計な”進言をして・・。
ここでの、マイルズの決断は観ていて心に沁みる。
彼は、レオに従ったのではなく(何が組織の一員だ!と心の中で激しく毒づく私である。)、既に親友ともいうべきシェルビーの身を想っての行為だったと思う。
又、レース終了後にマイルズと目が合った、エンツォ・フェラーリの少しだけ被っていた帽子の鍔に触れる仕種も良い。
- エンツォ・フェラーリは、”フォード”ではなく、マイルズとシェルビーのレースに掛ける根性に敬意を表している事は、観れば分かるが、同じくF1レースを愛する者通しが心を通わせる、粋なシーンである。ー
ラストシーン、シェルビーがマイルズの息子ピーターと交わした会話と手渡しした”モノ”。モリーに小さく手を挙げるシーンとその際のシェルビー(=マット・デイモン)の表情。
<そしてスポーツカーに乗り込み、重厚なエグゾースト音を”友とその家族に残して”走り去るシェルビーの後ろ姿にジワリと涙した作品。>
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2020年1月15日追記
幾つかのシークエンスと台詞を再確認したいと思い、仕事の後で疲れていたが、”あと30分、夕食までには帰すから・・。”というシェルビーの声に導かれ、レイトショーで再鑑賞。
エンツォ・フェラーリの、フェラーリ1号車がリタイヤした知らせを受けた時のセリフ(仕方ないな・・という表情に見えた・・。)を聴き取りかったが、難しかった・・。
が、脳内で類推した台詞だろうな・・と思い、勝手に満足。
何よりも今作品が、再鑑賞すると面白さが”加速する”事を確認でき、大満足で帰宅した。
<2020年1月10日 映画館で観賞>
<2020年1月14日 映画館で再鑑賞>
実は企業映画
グランドシネマサンシャインのBESTIAにて。
こんだけ車ぶんぶん走る映画...酔うかも...と思ったが全然だいじょうぶだった。迫力は凄いが視点がブレないので酔わない。だいじょうぶ。
「フォードvsフェラーリ」と銘打ってはいるが、実際フェラーリが存在感見せて絡んでくるのは買収を蹴ったところが最大で、どっちかといえば「旧弊vsベンチャー」というか「経営vs技術」「管理職vs現場」という感じの物語である。
社会の教科書にも載っている(今は知らないが)フォードは、自動車を大衆に普及させるという意味で多大な貢献をした巨大企業。この物語は1960年代の話なので、社長は創業者の孫、ヘンリー・フォード二世。ブランド力の強化のため、フェラーリを買収しようとしたフォードが土壇場でひっくり返されて、「打倒フェラーリ!」に乗り出す....。というわけで呼ばれたのがマット・デイモン演じるキャロル・シェルビーであり、シェルビーが呼んだのがクリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズ。
マット・デイモンとクリスチャン・ベイルがそれぞれ実在の人物を演じるわけだが、特にクリスチャン・ベイルは本当に変幻自在だね...。あなたこないだ超太って米国副大統領演じてなかった?一筋縄ではいかないレーサー、車と家族を愛して止まない男を演じるのにこれほど適任がいるでしょうか、って感じ。
マット・デイモンの破天荒だけど中間管理職的なあの感じも良いですね。すごく才能あるけど上司に潰されちゃうマネージャータイプ。こういう人には技術的な仕事だけさせといて有能なマネジメントできる人が居れば良かったのにねえ。
旧弊たるフォード側は割と散々な描かれ様ですよ。良さげに描かれているのが社長だったリー・アイアコッカかあ(でも彼、解雇されてクライスラーの社長になったんだけどね)。レオ・ビーブとか物語の為に典型的悪役化してますが...(実際は良い奴だって英語の記事があった)。まあそこは物語の妙というか、配置か....。
実話ベース故の人物の扱い方とか、終盤が重いわりに拙速というのが難点ではあるんですが、旧弊と闘うビジネス映画、そして同じ夢を見る者同士、妥協できない者同士の絆映画としては素晴らしい。
あとはこの映画のもうひとつの顔、車。音が最高なので、やはり音の良いところで観てほしい。あと大画面で感じるスピード感。手に汗握るレース展開。観終わる頃には汗だくよ。迫力は凄いのだけど、とにかく画面のブレがなくて観る人に優しいのがよかったです。感想がおかしいけど、私マリオカートで酔うんで...重要です...。
ちなみに、これ結果的にはフォード勝利!映画なので、フェラーリ側に立つとこのタイトルは微妙なのか、イタリアではタイトルが "Le Mans '66" だそうな。興味深い。
技術屋の意地
vsフェラーリとは言いつつも、話のほとんどがフォード社における内部抗争でした。が、それでもスポーツカーならではの迫力あるレース場面を随所に盛り込んでくれていたので、見応えはバッチリでした。車好きではない自分でも、思わず、ケンの息子といっしょに両手をあげて喜びたくなるほど、興奮させられました。
レースシーンが凄く良かった
・7000rpmの感覚が凄そうだった。ケンが何度もそれ以上のrpmで疾走しているのに、普通にして運転してるように見えて、そうでもないのかなとも思った。
・レースでのギアチェンジ、クラッチ、アクセルなどのシーンがとても良かった。クライマックスの同時ゴール直前に最高記録を出したシーンが良かった。
・ブレーキが利かなくなる状態のシーンが何度もあって何でかなぁと思ったらラストに事故で亡くなってしまい驚いた。ラストでテスト?なのにブレーキが壊れるって壊れすぎじゃないか?と思った。
・ブレーキが故障した時に、タイヤを外したら交換できるんだと驚いた。
・フォードの社長が試作車で大を漏らしたであろうというシーンで、その後、ずっと臭そうだなぁと思った。
・専門用語とまではいかないと思われる単語がどういう意味なんだろうとすこしぼんやりした。デイトナは時計?車種?とか。
・奥さんがケンと一緒に車で色々と問い詰めるシーンを見て、車は動く監獄だなぁと思った。ああいう形で尋問されたらたまらないなぁと思った。
・車を一から作るのかと思ったら英国車を改造していって驚いた。
・フェラーリのピットでナット一個で大騒ぎになってて、あぁそうか。とパーツ一個でもないとそうなるかと思った。
・ケンの家からスーパーが物凄く近くていい場所だなぁと思った。だから引越したくなかったのかなと思った。
・作品とは関係ないけど、指定席の場所に行ったら別の人が座ってて間違いました!とそそくさと退いた。けど、改めて何度も考えていくと買った場所が良くなくて、空いてたらそこで観ようとしていたに違いない!と会話シーンなど落ち着いた時に思い出しては考えてしまい、時折ひねったセリフ回しを理解できず、少し気持ちが散漫になってしまった。
・フォードがフェラーリと合併しようとするシーンで、フェラーリの社長が、ルマンに我々が出たいと言ってフォードがそれに反対だった場合どうする?と聞かれ、答えはノーでフェラーリの社長がフィアットの買収が成立したから契約をしない!と強引に話を切ったシーンで混乱してしまい、少し意識がぼんやりしてしまった。好意的な答えをしたと思ったけど、違ったのかな。それとも、好意的な答えをしたのに、レースに対する気持ちを侮辱した!と言うのも受け入れられなくないか?と訳がわからなくなってしまった。単純に、理不尽な交渉の破棄って事だと思うけど、そこだけ見直したい。
素晴らしかった
軽なのだけどマニュアルのスポーツカーに乗っているのが嬉しくなる映画で、レースシーンもたっぷりでお腹いっぱい。社長を乗せて泣かす場面が面白い。マット・デイモンがレーサーでなく、裏方であったのが意外。副社長のチームも成績がよかったので、クリスチャン・ベールが同行しなくても充分勝ったのではないだろうか。
マット・デイモンがちょいちょいフェラーリチームに妨害工作をする。そんなズルをしなくても充分強いのになんでするんだろう?と思う。
奥さんがあまりに完ぺきで絵空事のように思える。
良い意味で久しぶりに嫌味キャラをハリウッド映画で観た感
企業買収失敗を機にフォードがフェラーリにレース(デイトナ&ル・マン)にて喧嘩を売るお話。
そこに主人公2人が巻き込まれる訳ですが、その2人の友情、家族ドラマ、会社役員との企業ドラマがあって映画内容に面白さを醸し出しております。
そのドラマの中で1番気になった俳優はレオ・ビーフ役を務めたジョシュ・ルーカス。フォード社の副社長で主人公2人を悩ませる意地の悪い役を演じており、この意地の悪さは最近の他映画では観れないし、逆に80〜90年代のハリウッド映画を思い出させてくれた。
(昔はこんな引き立て役の嫌味キャラが映画を楽しませてくれておりました。)
さて、次は車の話をするとしましょう。
映画に出てくるシェルビーコブラ、フェラーリ330P3、フォードGT40等名車が走る姿がカッコいい。
やはり映像的見所は時速300キロオーバーのレースシーン。7000回転ぶっ飛ばし!!
展開的に周回遅れの車が直ぐトップに追いつくのはご愛嬌だが、迫力があるカーレースを劇場の大きなスクリーンで存分に楽しませてくれました。
最後にマイルズが息子ピーターに走るコースについて語り合うシーンにはジーンと来るものがありました。
(嘘でもいいから)親父の意志を受け継ぎレーサーになるピーターの姿を続編で観てみたいものです。
王道、胸アツ
いつぞやのIMAX試写会にて。
もう、王道、胸アツの少年マンガ展開でめちゃくちゃ盛り上がる。性格がまったく異なる二人の主人公、マット・デイモンとクリスチャン・ベールが角突き合わせながらお互いに力を合わせて、強大な敵に挑む。こちらは弱小。無理だと思われる勝負に挑むが、敵はチーム内にも…ってね。
これが実話ベースだって言うからアガるし、結末も良い。
CGを使わなかったというレースシーンは大迫力。音も素晴らしいので、是非IMAXで観ていただきたい。
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