「テレビ画面でも感じれる没入感」フォードvsフェラーリ 吠えない狼さんの映画レビュー(感想・評価)
テレビ画面でも感じれる没入感
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あまり注目してなかったんですが、軒並み評価がいいのでアマプラで鑑賞。大画面で観れなかったのをちょっと後悔しましたね。カーレースシーンはテレビ画面でも前のめりになる没入感。ドラマパートは主演2人の安定感もあって安心して観れますが、クリスチャン・ベールは流石の演技でした。マット・デイモンも作品に溶け込んでるというか、普通の中年男をナチュラルに演じてましたね。
史実を特に調べることなく観たので、ラストはえっ!?という感じ。映画的な爽快感を得られない最後になっていて、ケンにとっては達成感と次の目標が得られたから良かったのかなと持ち直そうとしたら更に・・ほろ苦く終わるところも、現実をベースにした物語だからでしょうか。
特にいいなぁと思ったのは、滑走路で夕暮れ時(ほぼマジックアワー)にケンが息子と語る場面。風景と親子の会話が、ジンと来てしまいました。
唯一の不満は、タイトルですかね。
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