「バカデカエンジン音に心と鼓膜がヤられる」フォードvsフェラーリ オレさんの映画レビュー(感想・評価)
バカデカエンジン音に心と鼓膜がヤられる
1960年代のカーレースの世界を舞台に絶対王者のフェラーリを倒すために挑んだ2人の男を中心に描くヒューマンドラマ。
車は全くの専門外、当時の業界事情や歴史を全く知らない自分でもIMAXのスクリーンとスピーカーから放たれたド派手なバカデカエンジン音と暴風豪雨に晒される上、夜間の暗転した環境でも24時間耐久で走破する終盤のルマンのレースシーンに、よくあるカーアクション映画と一味違った迫力と緊張感を感じ、大満足の内容だった。
もちろんダブル主演を務めたマットデイモンとクリスチャンベールの演技も素晴らしく、シェルビーの世渡り上手な一面と裏腹に姑息な手を使ってでも勝とうとする強い意志やマイルズの頑固で嫌味ったらしい存在ながら凄腕のドライバーとして活躍する様など何としてでも勝つという強い意志がヒシヒシと伝わってくる様に震えた。
2020年02月02日(日)@109シネマズ川崎 IMAX
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