劇場公開日 2020年1月10日

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「体に響き渡るエンジン音がたまらないw」フォードvsフェラーリ ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5体に響き渡るエンジン音がたまらないw

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

どうしてこんなにも気持ちが高ぶるのか?w

これは男性特有なのか?w

冒頭から高回転のエンジン音が心地よく、車好きにはたまりません。
まあ自分はF1もインディもル・マン等のモータースポーツを一切見ませんw(見いへんのかいw)

しかしながら軽くの流れはわかりますし、非常に楽しめました。

国産車はある程度詳しいですが、外車はそんなにわからないw
もちろんフィアットやフォード・フェラーリ等も理解してます。

観る前は熱い男たちのモータースポーツかと思っていたがそれだけではなく、家族や友人の絆を丁寧に描く非常に良い作品であった。

特に奥さんが印象的であり、非常にケンに対しての愛情がヒシヒシと伝わってくる、しかも距離感も良く、夫の事を誰よりも理解している様子が非常に良い。

シェルビーとケンのケンカの際に折りたたみ椅子を奥から持ってきて座るシーンはかなり笑ったし、センスのあるシーンだった。またその後に買い物を聞く、アイスと答える。最高ですw

息子も非常に可愛らしく、そっとトロフィーをベッド下に隠す、食い入るように中継を聞く。本当に車とお父さんが好きなんだなと、、。トロフィーの下りは回収してほしかったかな。

音楽も非常にカッコよく、細かな映像の演出飛行機のライトが上手く車を照らし、ケンの背後で走っているような映像に。等。

言うまでもなく、マット・デイモンとクリスチャン・ベールの演技の応酬。特にクリスチャン・ベールがかっこいい。
上手く表現できないが、色気がすごい。
ほんとに見ててかっこいいし、これが俳優なんだろうなと、、、。

走行シーンもあらゆるカットが見られ、臨場感も非常に高くドキドキしながら見てました。

2時間半の長さも特に気になることなく、ゴールまであっという間に終わってしまった。

王者に君臨しているのは理解できるが、VSフェラーリって感じでもなかった気もするがw

あとシェルビーのレース中の小細工はわざわざ入れる必要あったのか?wネタとして笑う分にはいいが、実話を前提としている手前、直接レースには関係ないとはいえ正々堂々の真剣勝負にいかがなものかと感じた。

まあ当時のレースはそんなものなのか、実話としてあった話なのかは勉強不足でわかりませんが、、。

そういう部分を差し引いてもやはり実話物は見終わったあとの余韻は特別なものがありますね。
良い作品でした。

ポップコーン男