「最っ高!」フォードvsフェラーリ 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
最っ高!
男の子は全員好きだと思う。
燃えました。
特にモータースポーツ好きでもないし、
車にもさほど興味のない僕でも、
そう言えば小さい頃スポーツカーのキン消し持ってたな、
早いって純粋にカッコ良い!
マスタングってフォードだったのか!
フェラーリのフォルム、セクシーだな!
と童心に返ってワクワクしました。
主役二人の立たせ方も上手かった。
誰の言う事も聞かないじゃじゃ馬と
かつては自分もそうであったであろう、
会社とレーサーの間に立つマット・デイモン。
意見しながら、喧嘩しながら二人の絆は強固になり、
一つの目的のために結束して行く様は胸が熱くなった。
敵役もよかった。
最大の敵はフェラーリかもしれないけど、
敵は身内にあり。上手く行きそうな所で邪魔して来る
副社長の存在が興奮に拍車をかけた。
社長を説得するシーンは爆笑したけど、
その社長の真の目的は車を売る事だったと言うのも
敵ながらあっぱれでした。
息子や奥さんの存在も効いてたし、
どこを切り取っても面白かった。
ラストも「俺たちあの日世界で一番早かったよな」という
声が聞こえて来るようだった。
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