「フェラーリはフェラーリ」フォードvsフェラーリ Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
フェラーリはフェラーリ
また痩せて戻ってきたクリスチャンベール。存在感も色気もある。専門世界を手際よく説明する。レース自体よりも、ドライバーが車体との会話で改善をしていくプロセスはかっこいい。ロード感も迫力十分。成功談として完成度が高く、男ドラマとして充実の内容である。
現在の時代に提示する内容としては、観るこちらの方が捻くれて、古き良きアメリカを受け容れるのに抵抗もある。現場での苦労はあったにせよ、金にものを言わせた感は否めぬ。
アイアコッカがあまり目立たなかったな。悪役を一手に引き受けたジョシュルーカスが好演。
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