劇場公開日 2020年1月10日

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「大迫力のレースシーン!フェラーリの影は薄い」フォードvsフェラーリ 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0大迫力のレースシーン!フェラーリの影は薄い

2020年1月16日
iPhoneアプリから投稿

タイトルやポスターに反し、王者たるフェラーリの存在感は非常に薄く、ほぼ全編フォード内部での「現場対経営陣」です。
正直、この衝突自体はよくある内容に留まってしまっていて、陳腐な印象は否めませんでした。お約束のように経営陣が無能&悪者に描かれてますが、彼らにとて役割や使命、言い分は当然あるわけで…
これだったら「vsフェラーリ」より「フォード ル・マンへの挑戦」とかで良かった気が。

しかしレースそのものの描写は最高!
ドライバーやピットクルーの心理とも絶妙にマッチして、まさにド迫力!
これ観るためだけに映画館にお金払う価値はあります。
俳優陣も見事な演技でした。

克晴