「今宮純さん」フォードvsフェラーリ ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
今宮純さん
このフォードがル・マンで躍動する物語は、先般ご逝去されたモーター・ジャーナリストの今宮純さんが、高校生の頃のことだと思う。
きっと、血湧き肉踊ったのだろうなと想像してしまう。
この映画、車が疾走するスピード感だけでなくて、クラッチ、ギア、アクセル、ブレーキを素早く扱うドライバー・マイルズの手足の動きにも迫力があって、もう手に汗握る感覚がずっと続く。
モーター・スポーツは、コンストラクター、エンジンサプライヤー、ドライバーからなると言われるが、良いドライバーとは、コンストラクターとエンジンメイクへのフィードバックが適切ということも重要で、この時代は皆そうだったのかもしれないが、マイルズは全ての要素を兼ね備えていたということなのだろう。
そして、資金が膨れ上がれば膨れ上がるほど、大企業の関わりが必要になって、このストーリーでは、フォードを好きになりかけて、やっぱりフォードを嫌いになってしまう。
でも、ホンダだって、本田宗一郎さんが生きてた頃は一枚岩の感じで、本田さんがアイルトン・セナに、これからも良いエンジン作るからなと話しかけたら、セナが涙したエピソードも有名で、凄い企業だなと思ったが、今はなんか、フォードちっくじゃないのと、ふと考えてしまう。
僕だけだろうか。
モーター・スポーツはドラマチックだ。
この話もそうだし、レースでもレース外でも亡くなったドライバーの話は多い。
新作の寅さんに出演してた後藤久美子さんのご主人は、元F-1ドライバーのジャン・アレジだ。
多分、化石燃料のモータースポーツは、少しずつ形を変えないと将来残らないのではないかと思うが、時代の流れだからやむを得ないのだろう。
なんか、血湧き肉踊ったけど、セナのことなんかも思い出して、ちょっとセンチになってしまった。
改めて、今宮純さんのご冥福をお祈りしたい。
ワンコさん
156GTA乗りなんですね!びっくり、アルフェスタのお仲間発見だ!
僕は916スパイダーに7年乗りました。「220キロ」もお仲間でちょっと嬉しいし。
⇒NOBU さんへのコメントで触れてます。
みんカラのi.b.romeo は僕のことです。お暇な時に覗いて下さい。
今は8Cが欲しいきりんより🚗
こんにちは。
アルファロメオ156GTAで、高速で220キロ・・。私、5年前に速度オーバーで一発免停になった苦い記憶が蘇ってしまいました・・。(立場上、とっても大変だったのです・・)
”スーパーカー消しゴム”で熱い戦いを繰り広げた世代なので、どうしてもスピード出しちゃうんですよねえ。でも、今は首都圏でも時々見掛けると思われる車でちんたら走ってます。 それにしても、最高スピード400Km/h 出る車で50Km/hで走るって意味なくない?と技術者と話したりしてます・・。
今日は成人式なので、おとなしく家族サービスです・・。では。
こんばんは。
セナも不動の地位を築いた人気レーサーでしたもんね。
俺はなんとなくポール・ウォーカーを思い出してしまって・・・
劇中にスティーブ・マックイーンというセリフもあったりして、なんだか嬉しくなってしまいました。
今晩は
今宮さんに言及されたレビューに驚きました。私事ですが。
パラサイトのレビューも拝読させて頂きました。切れ味の鋭さは流石ですね。
私の居住地域ではパラサイトは本日封切りで、一緒に働いている人達には申し訳ない!と言って観たのですが、首都圏では年末公開だったのですね。