アド・アストラのレビュー・感想・評価
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映画館で観た方がよい作品
前評判が凄かったけれど、正直、誰でも楽しめる映画ではないかなと
ブラピ演ずるロイが自身と向き合う旅に同行する物語、といった感じで、それを面白く感じられるかどうかが分かれ目
ただ、映画館の大画面で観ることで、その同行する感覚は確実に強くなるので、きっと初見が映画館ではなく、テレビだと、面白く感じることが、より難しくなるかもしれない
父と同じ道を選び、どんなことにも全く動じず、冷静沈着で、感情を封じ込めたようなロイ
その彼が、遥か彼方の宇宙で死んだと思っていた父親を探しに行く道のりで、父親という存在と向き合い、自分自身と向き合い、何かを見つけていく、そんな物語
そして、ロイが最後に選ぶ道と、その結果を見届ける
抑えた演技をしたという言葉の通り、ブラピの演技はとても静かで穏やかですらあった
だから、宇宙という光のあまりない果てしない空間で、より孤独を感じる
そして、会見で聞いた通り、抑えた分、表情の表現力でいろいろと伝えてくる
いろんなブラピを見てきたけれど、本作のブラピの演技は確かに素晴らしかった
全体的に眠くなります
題材や役者、セットやCGとしてはいいのに、ストーリー、演出がダメすぎる。
月で襲われたことや火星の所長とのやり取り、海王星でのやり取りが雑で、すっきりしません。
全体的に、プラピの独り言と心理状態確認が続くのだが、眠くなるだけ。
宇宙の果てに
メカだけでなく心もハードSF
小学生の頃、宇宙飛行士入門を読んだ。宇宙飛行士になるためには、頭脳、体力を高めなくてはならない。そして最も必要なものは冷静沈着であること。ところが、宇宙飛行士が冷静沈着だと、ケンカも揉め事もおこらないから物語としては難しい。だから、映画やドラマでは、感情的な役柄が多くなってしまう。Netflixのアナザーライフにいたっては、船長自らが顔を真っ赤にしてキレまくっている。
宇宙飛行士は冷静沈着であるという事実を動かさずに物語が進んでいく。それでも、観ている方は、全然退屈しない。むしろ、ブラピ扮するロイが1人称で、淡々と自分の心の内を語っていくので、かえって感情移入がしやすく、自分が主人公ではないかと錯覚が起きるくらい。
メカの造形、映像がすばらしい。色々なSF小説で想像されている近未来の宇宙開発の姿がまさにこれだ、きっとこんな感じに違いない、と思わせる仕上がりで見とれてしまった。冒頭の宇宙ステーションの造形美もすごいし、月面の基地もリアリティがあり、月面を走るビークルでの戦闘シーンも新鮮味があってよかった。
火星ステーションでは、ロシアンドールのナターシャ・リオンが例のダミ声で出てきて、思わず笑ってしまった。
ブラピは冷静沈着で寡黙な宇宙飛行士を見事に演じている。そして、ロイが寡黙であるがゆえに静謐な宇宙の美しさとマッチしていて、火星を飛び立ってからは木星、土星と続く映像は圧巻だった。ストーリー、映像、設定、メカ、SF好きにはたまらない映画だった。
ブラッド・ピットだから成立する映画
月には行くし、火星にも行くし、結構いろいろなことも起こるし、人もいっぱい死んじゃうという、普通だと大スペクタクル&大娯楽映画になってもおかしくない内容なのに、なぜかこの映画は違うんです。
映画の大半はブラッド・ピットの独白というか、ナレーションで語られ、演出はまるで実相寺監督のウルトラセブンの最終回を見ているかのよう。
はっきり言ってブラピ主演だからかろうじて成立しているような映画です。
そういう意味ではスターって凄い、ブラピってやっぱ只者じゃないなと、改めて実感させてくれる映画です。
ブラピの顔が見れればそれだけで満足という人にはオススメします。ほぼ全シーンにブラピは出ていますから。
ブラピファンじゃない人には、、、自己責任で見て下さいとしか言えません。
まさにプランB製作らしい哲学SF
暗い。。☆
父親と息子の物語。
冒頭から、それはわかりますし、とにかく宇宙の映像が綺麗。
昔の(2001年宇宙の旅など・)映像と比べたら 本当に素晴らしい。
NASAの協力もあるのでしょう・・
しかし、物語がいただけない。
他の方のレヴューにもあるように、こんな海王星まで巻き込んで語るほどの
話なのか・・
隣の方は、早々に夢の世界でした。
展開が遅く、何なんだ??と思いました。
ブラピのファンの方なら、ずーっと出ているのでそれなりに楽しめるなかなぁ・・
上映終了の会場も、「???」って感じ。
「人間失格」の評判が悪かったので、こちらにしてみましたが、これなら
「アイネクライネナハトムジーク」にすれば良かった。
正直、久々に失敗しました。
サイエンス・フィクションって呼ばないで。
ハリウッド作、欧州流の哲学的宇宙もの。いや、哲学ってほどでもないけど。いずれにしても、欧州人が作りそうな内省的な心理劇を宇宙で展開する類の映画だった。
per asprera ad astra から取った、ad astra と言うタイトルからは心理劇の予感。しかしオープニングで、to the stars を単にラテン語にしただけなんか?の疑惑。
per asprera ad astra は「困難を克服して栄光へ」の意味。ラテン語格言はダブルミーニングである事が多い。いや、後の人が後付けで逆読みの解釈を加えた例も多いとは思うんだけど。astra=天界は神々の領域にして死者の棲まう場所でもあり。ad astraは「死出の苦行」とも読めてしまうんで、陰キャSFオタの俺としては期待して劇場へ出かけたんですが、オチは「幸福は此処(地上)に有る」だった。まぁ、良いか。
つきまとう孤独から自らを解き放つため、海王星まで出かけた男。救われることなく地球へ帰還し孤独から解き放たれる。
それ、無駄足ちゃう?彼的には。地球規模では救われたんだけど。
宇宙と宇宙船の描写は綺麗でした。正直に言うと、好き。いや寧ろ、派手派手な、SFとは言い難い、科学的興味を刺激してくれない、宇宙や未来のドンパチものに飽きてきてるので、こんなのが良いです。
宇宙は、孤独だなあ!
ブラッドピットの孤独感の訳がじわーとと
そうなんやなって!
トミーリーとサザーランドってイーストウッド監督のスペースカウボーイ?
映画は、真面目です。
16年前に消息を絶った父が生きている?
ミステリアスな雰囲気もあり、自己を探求する話
奥さんだった役のリヴタイラーと
幸せを再びが救いかな!
一人で見てください
宇宙ものなので映画館で見るべき
ただ思ったよひ地味映画なので家でもう一回は見ないなぁ。映像はきれい。紆余曲折あって主人公が優秀なのはよくわかった。父と子の物語は個人的には鉄板エピソードで弱いのですが、最後はもう少し捻ってほしかったな。前振りが長過ぎた割には拍子抜けしました。
月と火星の描写は近未来を感じさせますね
月と火星の描写はかなり良かったと思います。
VFX担当、ミスターエックスに称賛を贈ります。
木星、土星、海王星は、やはりボイジャーの写真のデータを参考にしてるんでしょうね。
さよならジュピターをリメイクしてもらいたい気がしてきました。
それにしても親子で海王星くんだりまできて、なにしてんねん❗️
うーむ
デートでは観ないで!
見入ってる
親と子、自己と向き合う。
この映画はSFアクション映画がメインではないです。
ドンパチや緊迫するシーンの連続でかなり疲れますが。
極限状態で自己と向き合う男の苦悩をブラッドピットが丁寧に演じています。
そこをわかった上で鑑賞するのがベストかと。
いい映画ですよ。
特に地球、月、火星、さらに遠方へと地球から離れて行くに従って閉塞感や孤独をシーン毎にうまく表現しています。文学要素も強いので大人の映画ですね。
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