「鼠の嫁入り」アド・アストラ こたさんの映画レビュー(感想・評価)
鼠の嫁入り
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鼠の嫁入りの様な映画でした。
この世の全てに絶望したロイ/ブラピが父親/トミジョンを探しに海王星を目指す物語。
疲れているときに見たら中盤で寝ていたんじゃないかと思うほど何も起きません。
何も起きないのが見せどころだったのかも知れませんが。
伏線っぽいものを沢山散りばめて一つも回収しないので、これを大胆さと捉えられれば良いですがそうでなければただ話がブレブレなだけの様にも感じました。
という作品の大部分が間延びした感もありますが、一つ一つをゆったりと自分を見つめ返す作品だと思えば面白く見れると思います。
どんな時も平常心を保てるロイが隠していたトラウマの様な父親との関係や、そのことが原因でうまくいかなった元嫁?や嫌いだったこの世の全ても長い間宇宙で一人になったことで大切さを感じる様になります。
この作品では、先ばかりを見ずに大切な物は近くにある当たり前なことだというのが言いたかったのですかね。
評価は星2にしましたし見る人をかなり選ぶ作品だと思いますが、個人的には楽しめました。
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