「父を探して43億㎞」アド・アストラ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
父を探して43億㎞
近い未来、父親が地球外生命体の探索に旅立ち海王星付近で消息不明となった16年後、実は親父は生きていると思われ、太陽系を破滅させる程の力がある「リマ計画」に関わっていると告げられて最高機密の任務に就く宇宙飛行士の話。
成層圏か中間圏と思われるプラントでサージによるトラブルに遭う主人公から始まり、ストーリーとしてはあれよあれよと火星行き決定。
なるほど断れない空気ね。
いざメッセージを飛ばしに火星へ!から急に横槍が入り始めて、何だか面倒臭くなってきた。
何もなく平坦では面白くないのはわかるけれど、そんなところにそんなどうでも良い様なおかずを足さなくても良いのにという印象の連続。
肝心の山場は案外あっけなかったし。
SFの舞台で、孤独でメンヘラ気味な主人公の父親への思いとか機微を見るドラマという感じだったけど、その割にその部分がイマイチ盛り上がりに欠ける感じがしたし、心拍数が80を超える様な興奮もなかったかな。
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