「地獄への案内人は…」ハウス・ジャック・ビルト ヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
地獄への案内人は…
数々の役者が"アドルフ・ヒトラー"を演じて来たが、中でも「ヒトラー最後の12日間」で実物に一番近いと言われたブルーノ・ガンツが地獄への案内人役だったのは、つまりこの案内人は地獄に落ちた"ヒトラー本人"なのであろう。
「私以前はこの橋も繋がっていた…」
このセリフの意味は、ヒトラーの登場により、神が人間に絶望し、神の慈悲だった"地獄から抜け出す橋"を破壊したのだろう、そしてヒトラーに地獄への案内人を任命し、"数々の鬼畜の諸行に立ち会わせる"という罰を与えたのではないか。
深い、深い作品だ…
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