王様になれのレビュー・感想・評価
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完全じゃなきゃだめだと思ってんじゃねぇか?
これは、劇中のラーメン屋の店主である主人公の叔父の言葉だが、自分も若い頃、ずっーとこれに囚われてきたなぁと思う。だから、主人公のダメダメさが、若き日の自分に重なり刺さりまくった。
ユカリのセリフも、師匠の虻川のセリフも、さわおさんも、主人公に容赦ないところがいい。
甘えて、逃げて、おもねっていることは、主人公自身だってわかっている。
けど、向き合えないのだ。自信がないから。
向き合って結果が出なかったら、自分には才能がないってはっきりと示されてしまうことが怖いから。
主人公とはジャンルは違うが、自分も表現に関わる分野で、他人の評価に委ねられるようになったのは、40歳を過ぎてからだ。才能なんてどうでもよいと今ならわかる。才能のあるやつは、なぜかどんどんやめていく。結局、やめなかった奴がきちんと残る。
人は「いい趣味ですね」などというが、趣味などと思ったことは一度もない。本業につながる苦しくも欠かせない真剣勝負なのだが、どうも人にはそう見えるらしい。
自分がthe pillowsに出会ったのは、その40代の頃だ。息子たちと読んでいたジャンプのスケットダンスつながりで、映画の中のユカリのセリフ通り、Funny Bunnyから入った。けれど、その後、どれだけ彼らの歌に勇気付けられたかわからない。特に、TRIP DANCERや、ストレンジカメレオンは、スガシカオのProgress同様、生涯で聞いた回数ベスト10に確実に入るだろう。
映画と直接関係ない自分語りをしてしまったが、要は文句なしにいい映画だったということ。
恥ずかしながら、この映画の存在を知らずにいたが、笑いのカイブツの公開に合わせて、アマプラでおすすめされたために、出会うことができた。
正に「キミと出会えてよかったな」の一本。笑いのカイブツを観た人には、こちらも是非おすすめしたい。
正直舐めてました。
見る前は勝手にそこそこの出来なんじゃないかと勝手に想像していましたが、すごくよかった。
物語を通して、劇中で演奏される曲の中でさわおさんが何を伝えたいのかがただ普段、曲を聞いているときよりも重みを増して伝わってきて感動しました。個人的にはこの主人公だめだなぁ。と思いながらもかなり共感できました。物語の幕切れもショーシャンクの空にぐらいきれいな終わり方だったと思います。
今回シネマシティで見て来ましたが、やはりピロウズの曲が劇場でちゃんと聞けてよかった。フリクリのときはかなりがっかりだったので...
あと、この映画ではさわおさんの激昂が見れます。普段こんな感じでキレるのか。おっかねえなって感じでしたね。また、さわおさんの言葉で心が折れかけた主人公がさわおさんの歌詞に励まされるシーンというのはどこか見ていてシュールでした(笑)。
ほんと見に行ってよかったです。バスターズなら絶対見て後悔しない映画。
どうなるかと思った
映画製作から公開予定までかなり時間がタイトだったと思うのだけど、とてもいい作品になっていたので並々ならぬ努力の賜物だと思った。
私はピロウズファンであるが映画ファンでもあるので不思議な気持ちで鑑賞。
山中さわおのシーンはナチュラルすぎてニヤニヤしてしまった。
主人公のユースケの序盤のクズっぷりがとても良く、演技力がすごい俳優だと感動した。
ストーリーはよくある流れなのだがラストがめちゃくちゃ良かった。
終わりよければ全てよし!
普段ライブに行く人は共感ポイントが多いのでおすすめ
pillowsに出会ったのは必然だと言ったでしょ?私にとってそれはあなたでした。
映画を観るのにお目当てがあるとすれば、この映画を観る動機はpillowsではなく岡山天音だった。
pillows30周年記念と謳ったこの映画は、初めは、岡山演じる祐介のヘタレっぷりが前面に出過ぎで、対称にバンド活動を続けてきたpillowsの面々を成功者のようにもてはやす展開。だから、ああ、これはある種のPVかと眺めていた。だけど、徐々に山中さわおのメッセージがいくつも響いてきた。
29歳のゆかりが言う。「私が生まれたときからやってんだよ。どれだけ乗り越えて来たんだろうね」と。はっとした。続けてこれたのにはそれだけの支持者がいるのだ。成功者として澄ましているように見えるが、その地位を(つまり王様ってポジションを)勝ち取るためにどれだけの努力をしてきたんだろうと。するとゆかりの言葉が、今度は祐介へのエールに聞こえてきた。まだ始まったばかりじゃないかと。ふたりは、そうやってお互いを励まし、刺激し合い、高め合う存在となっていたのだな。
画面の切り方もすごくセンスを感じる。初監督だとか。大将役のキャラからしても案外でしゃばりなのかもしれないけど、その分、作品に対する愛も感じる。だから、岡山天音も山中さわおも後東ようこも岡田義徳も、みな生き生きとしてる。
pillowsの写真を任されたときの会場シーン。駆け抜けている瞬間に突然、ゾーンに入った感覚の時間。ゾクリときた。
最後の二人のシーン。その場の意味するもの、それまでの時間、二人の心の距離。ボロっときた。
ピロウズの映画などで当然贔屓目に観ます!
いやーさわおはライブしてる時が一番かっこいいね
前半はちょっとピロウズ褒め褒め映画なのかしらと、多少食傷気味になることを警戒していたのですが、なんとなんと大変、熱いテイストの映画でした。
ゆうすけくんに、ゆかりちゃんが怒るシーン。あれはグッときたなぁ。ゆかりちゃんの中でピロウズがどれだけ大きいのか、そしてゆうすけのだめだめな感じが もう胸の中がうわぁっとしました。人の大切なものを、ああやって傷つけてしまうってことあるよなぁって思った。僕もさわおさんの悪口を言われたらちょっと許せない。その場では許したような顔をしているかもしれない(笑) だからゆかりちゃんは凄い。そして、二人とも演技が凄く上手い。
映画一本として観たときにどうなんだというと、ライブシーンが結構多いのでやっぱりファン映画だなぁと思うのですが、胸の熱くなる良いシーンがけっこうあって、とても見応えがありました。
Pちゃんとシンイチロウ、一言くらい喋ってほしかった笑
夢を追いかけるっていいよね
岡山天音くんが主役ということで観に行きました。昔あるバンドの追っかけしていて、結婚して子供ができてすっかりliveに行かなくなって…でもまたliveに行きたいな!あの頃は私も夢を追いかけてたなと思い出させる映画でした。日常に流されてる自分に刺激をくれました。
the pillowsの曲も素敵でした。アルバム借りてこようかな。でも何から聴けばいいかな?曲多すぎ。
あれ何処かで聞いた台詞www
ザ・ピロウズファンじゃなくても充分楽しめる映画❗
星🌟🌟🌟🌟🌟岡山天音が主役なのでちょっと弱いかな?と思っていたのですが…口ベタで不器用な青年役は主役でも今まで通り違和感なく観れ岡田義徳が上手にメリハリの効いた演技で彼を助けていて凄く良い作品に仕上がってました❗ザ・ピロウズファンじゃなくても充分楽しめる作品だと思います❗ラストで映画のタイトルの意味が解りますが…良い曲ですよね❗
☆☆☆★★ 一言で言えば。壁をぶち破るには、全ては自分自身の決断に...
☆☆☆★★
一言で言えば。壁をぶち破るには、全ては自分自身の決断に委ねられる…と言ったところでしょうか。
若干ですが、中盤でありがちな病気モノが絡み。「あ?またこのパターンか!」と思わせる辺りだったり。(観終わってみると)「ここ要るのかな?」…と感じる場面が少し感じた為にこの採点ですが。ここ最近の邦画に目立つ《拾い物》の一本だったかな?と思います。
岡山・後東のコンビもなかやか良かったけれど。カメラマン役の岡田善徳が最高に良かった。
交換規模が小さい為に、どの様な評価を受けるのか…は分からないが。この演技は、間違いなく年末の賞レースに絡まなければハッキリ言っておかしい…と思えた。それくらいに素晴らしかった。そこは絶対に強調しておきたい。
2019年9月29日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン8
山中さわおさんが伝えたかった事を丁寧に描いた作品、the pillows が多くのミュージシャンから慕われている理由も良く分かった。
まずは、the pillows の皆さま、結成30周年おめでとうございます。末期などと言わずに、何時までも素晴らしい曲を聴かせて下さい。
原案がさわおさんであるからだろう。劇中のライブシーンが、きちんと曲を聴かせてくれる構成になっていて良い。
特に STRAIGHTENER のホリエアツシ“氏”がストレンジ・カメレオンをアコースティック調に歌った場面は良かった。
物語は、まさにthe pillows が第1期から山谷を乗越えて現在第4期に至る過程のように、カメラマンの夢を諦めかけていた祐介がthe pillows を生きる支えとしてきたユカリと出会った事で、再び夢を明日を見つめ歩み始める姿を描き出す。
祐介演じる岡山さんは、今や邦画のサブキャラを演じさせたら、一級品の役者さんであるが、今作で主役としても充分行ける事がわかったし、岡田義徳さんの安定した演技がこの作品を支えている。
ユカリを演じた後藤ようこさんとの再会の場面も心に残る。
やすおさんは、劇中わざと一見嫌な男を演じているが、その本意は映画を観れば分かる。
<プロであるならきちんした仕事をしろ。簡単に諦めるな。妥協するな。辛くとも長く続けろ!。>
という、社会で働く万民に響くメッセージとして、私は受け取った。
ヴィジュアルも含めて音楽作品としても見応えがある作品である。
さわおさん演技うまい
ご本人役なので演技も何もないのかもですが、役者さんじゃないのに普通はなかなかあんなに堂々と演れないです。
ラーメンのネギのシーンでは、さわおさん言いそう…と思ってニヤニヤしてしまいました。あそこでビシッと言っちゃうのが、さわおさんの良いところ…。
岡山天音くんは、自然体の演技がいいなーと前から思ってたけど、今回じっくりみてやっぱりいいなあ…と思いました。
主人公が簡単に成功せず、最後までもがいて成長していくシナリオも好きでした。
ピロウズもかっこよく撮られているので、とりあえずバスターズは必見ですね。
#80 映画の趣旨を理解してませんでした😞
天音クンが主役の映画が珍しくて観たら、なーんと主役はThe Pillowsというバンドさんだったのね。
TERUですらかろうじて認識してできたオバはんには辛かった。
でもオーダー間違えたらとりあえず謝ろうね。
男ってさぁ
シネマート新宿で平日の夜遅くに観ました
観客は少なかったけど、みんないい人そうで、帰りのエレベターでも思い遣りと譲り合い精神にあふれ、ほっこりして帰路につけました。
そうゆう映画でした。
ヒロインは心臓の基部のバルサルバ洞に病気があるみたいな超音波像で、
ライブの最中、具合が悪そうで、突然破裂しないかとハラハラしました。
主役の岡山さんがライブの撮影をまかされた場面では、途中で、来れるはずのないヒロインが現れて、死んじゃったのかと…
カンネンしましたが…
ピローズのボーカルの人の発案で始まった企画のようですが、
脚本、監督の人間愛が感じられるいい映画でした。
男の弱さと強がりの揺れに女はついていくのに大変ですね。
いい親戚と、いかついけど後輩思いの先輩に恵まれて本当に良かったと思いました。
スナックのママ役のひとにも感謝したい
男は王様になるタイミングがむずかしいんですよね~
やっぱりpillowsはいいよね
自然と涙が流れる映画でした。そしてその場面に合った曲を随所に入れてくれて、飽きない映画です。
そして映画の為に悪役を演じるさわおさんも良い人です。
pillowsのメッセージ性の高い歌詞に何人が救われたか
辛い時、本当に近くにいてくれてありがとうございます。
ずっとバスターズです、それが誇りです
邦画のボヘミアンラプソディー
タイトルは大袈裟かも知れないですけど、僕はすごい好きな映画でした。ピロウズが好きだからかもしれないですが、すごい面白かったです。
ピロウズ知らない人が見たらどう思うのか知りたいです。
僕は30ですがうだつの上がらない人生送ってるので何かやんないと、何かしたいって感情が込み上げて来ました。
自分が楽しくて夢中になれる仕事が見つけたいと思わせてくれる映画でした。
あとは素敵な女性がそばにいたら最高ですね。
王道の設定だけど、久しぶりにグッと来た邦画です!
でも、だって
専門学校を出てカメラマンを目指すもうだつが上がらない27歳の男が、叔父の営むラーメン屋で出会った女性が切っ掛けでthe pillowsにハマると共に歩み始める話。
青春というにはちょっと年齢設定が高い主人公が、自分のことについては多くを語らない年上の女性との交流の中で成長して行くストーリーで、これでもかという程ストレート、これでもかという程ベタな内容ながら、その「ションベン臭さ」がとても良い。
自分はthe pillowsに思い入れがある訳ではなく数曲聞いたことがある程度で鑑賞したけど、何れもなかなかキャッチーでこういうテイストのロックが好きな人にはたまらないんじゃないかという感じ。
映画としたら、ちょっと途中ライブ映像が続くところは脱線気味にも感じるけれど、心地良い音楽だったので退屈さは感じなかった。
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