劇場公開日 2019年9月13日

「山中さわおさんが伝えたかった事を丁寧に描いた作品、the pillows が多くのミュージシャンから慕われている理由も良く分かった。」王様になれ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

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4.0山中さわおさんが伝えたかった事を丁寧に描いた作品、the pillows が多くのミュージシャンから慕われている理由も良く分かった。

NOBUさん
2019年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 まずは、the pillows の皆さま、結成30周年おめでとうございます。末期などと言わずに、何時までも素晴らしい曲を聴かせて下さい。

 原案がさわおさんであるからだろう。劇中のライブシーンが、きちんと曲を聴かせてくれる構成になっていて良い。
 特に STRAIGHTENER のホリエアツシ“氏”がストレンジ・カメレオンをアコースティック調に歌った場面は良かった。

 物語は、まさにthe pillows が第1期から山谷を乗越えて現在第4期に至る過程のように、カメラマンの夢を諦めかけていた祐介がthe pillows を生きる支えとしてきたユカリと出会った事で、再び夢を明日を見つめ歩み始める姿を描き出す。

 祐介演じる岡山さんは、今や邦画のサブキャラを演じさせたら、一級品の役者さんであるが、今作で主役としても充分行ける事がわかったし、岡田義徳さんの安定した演技がこの作品を支えている。

 ユカリを演じた後藤ようこさんとの再会の場面も心に残る。

 やすおさんは、劇中わざと一見嫌な男を演じているが、その本意は映画を観れば分かる。

<プロであるならきちんした仕事をしろ。簡単に諦めるな。妥協するな。辛くとも長く続けろ!。>

 という、社会で働く万民に響くメッセージとして、私は受け取った。

 ヴィジュアルも含めて音楽作品としても見応えがある作品である。

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NOBU
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