プライベート・ウォーのレビュー・感想・評価
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戦争って本当に悲劇しか生まない・・・・
世界中の戦地を取材してきた戦場記者メリー・コルヴィンの半生を描いた伝記ドラマ・・・・ 戦争って本当に悲劇しか生まない・・・・ 見ていて辛くなります・・・・ 「ハート・ロッカー」でも描かれていましたが、直接関係がなくても、戦場と言う場所では、人をどんどん狂わせてしまうのでしょうね・・・・ メリー・コルヴィンの使命感にも感服しますが、また違う見方をすれば、彼女の生き方も戦争に翻弄されたひとりなんでしょうね・・・・ その役をロザムンド・パイクが熱演していますが、大変に素晴らしく、結構リアル感が凄い・・・・ 思わず攻撃されているシーンに見ているこちらも力が入ります。 凄い映画だったな・・・・ しかし、状況が変わらず、戦争が今でも行われ、人が意味もなく殺されると思うと胸が痛みます・・・・
強烈に心に焼きつく孤高の使命感
戦争は多くの人間の命を奪う それがわかっているのに この世から戦争はなくならない。 リビアやシリアのように 政府のエゴイズムに端を発し 明日をも知れない状態に 自国民を陥れた現実。 命も省みず真実を伝えんとする ジャーナリズムの魂に震える。 その恐怖たるやいかばかりのものか エンドロールでは「怖くない」と歌うが メリーが自分を守る呪文に聞こえた。 ロザムンド・パイク今回も熱演 彼女の迫力を十二分に堪能。
命を賭ける生き様は素晴らしい
戦場での報道の過酷さ、熾烈さをまざまざと見せつけられた。 安全なところでテレビを通して無抵抗の町の人たち、特に小さな子供たちの心痛む報道を聞きかじってはいるものの、それが実写としてのニュース映像でありながら、やっぱり他人事の気持ちは拭えない。 しかし、この作品では演技であるにしても心にぐさりと突き刺さったものがある。主人公の私生活描写には興味ないけど、報道に命を賭ける生き様は素晴らしい。
報道人を突き動かす〝使命感〟
A Private War というタイトルをどう捉えるか。 個人的には、本人が拘る「使命感」にどこまで忠実に従うのか、ということなのだと思う。 命を懸けて報道した真実で世界は変わったか。 残念ながら、どこかの権力に政治的大義名分として利用されることはあっても、あの〝悲惨な状況〟はその後も特段変わっていないか、悪化している可能性の方が高いのではないか。 ※それにしても、日本のメディアの報道だと、いつも〝その後〟がどうなったのかがよく分からない……少し前のフランスのデモがどうやって収束したのかご存知ですか? 香港のデモのこともそのうちどう収束したのか、しないのか、報じられなくなると私は予測しています。 〝悲惨な状況〟……それは体制・反体制や国家間の思惑などに全く関わりのない一般市民が一切の人権を無視され、ただ殺されていくこと。 彼女の使命感は、その事実が今ここにある現実として存在する、ということを世界に発信することだったのだと思う。それでも世界は変わらないことは分かっていても。そのような無力感があったとしても、彼女は使命感に従うことを選択した。まるで殺されるために生きているかのように無雑作に殺されていく人たちのことが、『何も無かったことにされないようにすること』が自分の使命であり、ただ殺されていく人たちに寄り添う唯一の方法だと信じていたのだと思う。 昨今、日本で頻発する児童虐待やイジメ報道について考えてみると、何か自分にも未然防止に役立てることはないか、と感じている人は少なからずいるはずだが、いざネットなどで調べてみても、児童相談所で勤めるためには何らかの資格や経験が必要だし、自分の周辺で子育てや夫の非協力などで苦労しストレスが溜まっている母親がいれば、子どもへの暴力や限度を超えた懲らしめに走ってしまう前に何かお手伝いをしてあげたい、と思うのだが、ただのオッサンがいきなり若い母親に声を掛けるのは、不審がられたり気味悪がられるだけである。 話が大幅に脱線してしまったが、視聴者・読者側としての私個人の課題認識の弱さについては棚上げさせていただき(すみません‼️)、テレビや新聞の情報発信側の〝使命感〟についてはもう少し、深掘りされる議論があってもいいように思います。 NHKのクローズアップ現代あたりは比較的、問題提起の姿勢が良心的だと思うが、結果的には不安を煽る効果のほうがやや優っている気がする。 報道によって、ある世界における真実を知ってしまった以上、何らかの行動を起こさなければいけないのではないかと思い、そういう思いの人が何らかの行動を起こし連帯する方法の選択肢をいくつか示す。 使命感を持つ報道人がいるのならば、そのようなスタイルの報道があってもいいのではないか、そんな漠然とした期待(希望?)を持ちつつ、自分自身の使命感について考えさせられました。
酒と煙草とPTSD
イギリスのサンデー・タイムスに所属していたアメリカ人女性戦場記者メリー・コルヴィンの2001年から2012年の話。 左目を失ったスリランカの内戦から始まり、イラク、アフガン、リビア等の戦場の取材の様子を軸に展開して行く。 危険に自ら飛び込み沢山の死を目にした主人公の、一般人からしたら狂っているか壊れているんじゃないかという程の思いが伝わってきた。 その思いや行動を完全に理解することは出来ないけれど、熱さを感じる作品だった。
『荒野の誓い』 『エンテベ空港の7日間』 『THE INFORME...
『荒野の誓い』 『エンテベ空港の7日間』 『THE INFORMER 三秒間の死角』 そして本作と 今年の下半期だけでロザムンドパイクが 出演している作品が4作品公開。 海外公開は2年前の作品もあり 今、何故パイク祭りなのかは謎ですが(笑) 自分がスクリーンで彼女に お目にかかるのは 『ゴーン・ガール』以来 それまで彼女を知らなくて 失礼ながら覚えづらいお名前だなぁと😅 本作はパイク祭りのなかで、 唯一単独の主演作品。 アメリカのジャーナリスト、 メリー・コルビンを演じています 恥ずかしながらメリー・コルビンさんの ことは本作を観るまで全く知らずでした。 監督はマシュー・ハイネマン 『カルテル・ランド』 『ラッカは静かに虐殺されている』の ドキュメンタリーを手掛けてきた監督。 いわゆる戦場ジャーナリストや カメラマンの方々は当然それぞれの使命を 持って現地に臨んでいるのだと思います。 多くのジャーナリストがいるなかで コルビンが目指したことは なんだったのか? コルビンが苦しんだことは なんだったのか? 彼女の生と動、彼女の光と影 少々単調さも感じる ストーリー展開ではありますが、 彼女の使命がなんだったのかは 充分に伝わる作品でした コルビンさんの数年間に フォーカスしてるのですが、 ロザムンドパイクがコルビンさんの 特徴を良く掴んでいることは 作品を観ていただくと 後々わかると思います また彼女の人生で関わる人物を 演じる役者さんの熱演も見所 特にトムホランダー演ずる 上席役の後半で放つセリフがとても印象的で 新聞社としての姿勢がわかるセリフでした 当時の現地の状況は 相当な激しさだったのだろうと 推測出来る描写が多々あり 満席の劇場のあちらこちらで すすり泣きが耳に入ってきました。 そんな中で、あまりピンと来ずで 涙腺が緩みっぱなしの自分が珍しく 涙を流す事なくエンドロールを迎えて しまったのは 激しい描写にも慣れきってしまったのか なんなのか? こうして考える機会に巡り合えただけで この作品を観る価値があったのかも しれません
中毒
127本目。 ポスター見た時は戦争か何かで軍を率いる女リーダーの話だと。 合ってたのは戦争だけなんだけど、実話とはね。 勇気、使命感には称賛にスゴイとは思う。 けど依存って訳じゃないけど、より刺激を求めてしまうのかなとも思う。 時間が傷をを癒やすのではなく、刺激が空白を埋めるみたいなのかな。
女性戦場ジャーナリストの壮絶な生き様! なにがここまで彼女を駆り立...
女性戦場ジャーナリストの壮絶な生き様!
なにがここまで彼女を駆り立てるのか?
戦地で重症を負い、左目の視力を失い、PTSDに苦しみながらも、何故再び戦場へ…。
僕のような一般人には理解できない人生だが、彼女には目にしたこの惨状を伝える事が使命と感じたのか?
不器用な彼女はアルコールやセックスで気を紛らわせながらも、戦地での市民(被害者)の悲痛な声を世界に届け続けた…。
R・パイクがまさに身体をはっての熱演!彼女にとって新たな代表作になるのでは。
アニー・レノックスによる主題歌も素晴らしかった。まさにレクイエム…。
重すぎるけど観るべき作品
戦争ジャーナリストのメリー・コルヴィンの半生の実話ストーリー この方が伝えたかったのは、戦争そのものではなく、戦争で犠牲になる民間人の現状でないかと思います ニュースで報道されたとしても「○万人」という数だけ、でもメリー・コルヴィンの報道は数ではなく現実の悲惨さを伝えてくれてました こういう戦場に赴いて記事を書いたり写真を撮ったりされてる方々は他の仕事を選んで平和に安全に暮らせるのに、なぜ何回も危ない目に遭いながらもあの仕事をされているのだろう メリー・コルヴィンの言葉が何回も心にズシンときます ラストのシリアでの現状を伝える文章にエンドクレジット中涙が止まりませんでした 「楽しかった〜」で終わる爽快な作品も良いけど、こういう知らない世界を伝えてくれる作品もとっても大切だと思います
見えない目の見通すもの
「戦ってる人間の真実が曖昧な時、記者が伝えなくてはならない」 きっと、これが戦場記者の信念なのだろう。 「痛みを伴うのは常に人間の方で、政府は痛みなど感じないのだから」 この言葉にも強い信念を感じる。 「君が信念を失ったら、僕たちはどこに希望を見出せば良いのか」 この後、メリーは、アイパッチを外す。 彼女の見えなくなった目は、実は、戦争の背景にある暗い真実を見通していたのではないか。 いや、人間の争いの醜い部分を見通していたのではないか。 いや、本当は、争いの無い、未来を見ていたのだと強く信じたい。 動画で、稲田朋美が、日本会議の面前で、日本人は自ら血を流すべきと主張する演説を見たことがある。 この人や改憲を主張する人達の本質は、これだ。 そのくせ、こうした輩を支持する連中は、戦場記者の安田さんのシリアでの拘束について批判を展開する。 きっと、真実を知られたくないからだ。 血を流したければ、自分自身で行けば良い。 誰も止めやしない。
なぜそこまで!
片目の戦場ジャーナリスト、メリーコルビンの
半生。入国禁止も無視して
戦地に入り報道するのは、苦しめられている
民衆。自身もPTSDやアル中に苦しみながら
なおも前線に
監督は、ずっとドキュメンタリーで
今回初劇映画 製作にシャリーズセロンの
名前が!
ロサンドパイクが、荒野の誓いとはまた違う
演技が良かった。
上司のトムホランダーも印象深い!
戦争とは死と隣り合わせであることを実感した
戦争そのものではなく、戦争の犠牲になっている民間人の悲惨な状況をありのままも報道するメリー・コルビンの信念にただただ、畏敬の念を感じた。 銃撃や爆撃を受けているシーンは、戦争とは死と隣り合わせであることを感じるリアリティがあった。アクション映画とは異なり、恐怖、痛みがスクリーンから伝わってくる。 カダフィ大佐に臆することなく、面罵するメリーのシーンがカッコよかった。
【女性戦場記者が命を懸けて、全世界に伝えたかった事実。】
ー 冒頭の場面からHoms まであと何年というテロップが流れる。 これから2時間、辛い映像を観るのだという覚悟をする。ー ・スリランカ内戦で左目を砲弾で失い、その後もPTSD に苦しみながらも彼女が全世界に伝えたかった事実とは。 ・BBC の衛星放送で彼女がシリアの最前線から自らの思いを全世界に語るシーンが圧巻。 これが如何に危険な行為なのかを知りつつ、彼女はそれでも思いを伝えたかったのだろう。 ・ロザムンド・バイク主演作品では「ゴーン・ガール」に比肩する秀作。 <この作品が心に響いた人はご存知かと思うが、もし未観賞であれば、ゴルシフテ・ファラハニ主演の「バハールの涙」をお薦めする。> <2019年9月14日 今は無き”TOHOシネマズ名古屋ベイシティ”にて鑑賞。 良い映画館だった・・。>
人の物語を伝える価値は、必ずあります。
「大事なのは、戦争による犠牲者。人は人と繋がっている。だから、人の物語を語る」 というセリフが戦場記者の意義を伝えています。 政府発表、新聞、週刊誌、テレビやインターネットで戦争等の事件を知ることはできます。 戦争等の事件を実際に見なければ、記事を書いて、戦争等の事件を伝えることはできません。 映画の公式ホームページや映画のレビューを読んだだけでも映画を知ることはできます。 映画を実際に見なければ、映画のレビューを書いて、映画を伝えることはできないのと同じです。 政府発表、新聞、週刊誌、テレビやインターネットで知っただけのメディアや人々が、 戦争等の事件を伝えるから間違いが起きるのです。 戦争等の事件を伝える戦場記者は、戦争を行っている権力者にとって、不都合な存在であり、 機会があれば殺されます。 2007年7月12日、イラク駐留米軍ヘリコプターがイラク市民やロイターの戦場記者を銃撃し、 殺傷しました。 2010年4月5日、ウィキリークスは、ブラッドリー・マニングから入手したこの事件の動画を 「コラテラル・マーダー」と名付けて、公開しました。 米国政府は、事件後の調査で、ロイターの戦場記者の存在には気付かず、携帯品のカメラを 兵器と見間違えたと説明しています。 この動画は、映画「フィフス・エステート 世界から狙われた男」、「主戦場」でも見ること ができます。 誰かの命令で戦争記者になることはできません。 自らの意思でのみ戦争記者になることができます。 メリー・コルヴィンのような戦場記者は、戦争等の事件を伝えることができるので、貴重です。 戦場記者になれない多くの記者達が、妬み、嫉妬や劣等感から戦場記者を貶めるいかなる行いも、 愚かな行いだと思います。 メリー・コルヴィンは、「取材、報道をする上で最も重要視している事は何か」 と尋ねられて、「国益にかなうこと」と答えたNHK政治部記者兼解説委員の岩田明子 とは全く異なる報道関係者だとも思いました。 2012年8月20日、山本美香は、シリア内戦を取材中にシリア・アレッポ市にて 銃撃を受けて、死亡しました。 2015年1月30日、シリアで拘束されていた後藤健二は、殺害されました。 2018年10月23日、シリアで拘束されていた安田純平は、解放されました。 日本にも、メリー・コルヴィンのような戦場記者はいますが、認められず、 忘れ去られている日本の現状は間違っているし、ジャーナリズムが機能していません。 バラエティ報道、スポーツ報道、皇室報道や不倫報道に終始し、政治家や官僚の 不祥事、パワハラやセクハラ、いじめでさえも報道できない記者達の新聞、週刊誌を 購入したり、NHKの受信料を支払ったり、テレビを視聴する意味はないです。 メリー・コルヴィンは、米国人で、米国UPI通信社(United Press International) の記者でしたが、英国サンデー・タイムズに移籍し、戦場記者になりました。 英国サンデー・タイムズは、日曜日の朝に配達される新聞です。 多くの戦争が背景にあり、説明します。 スリランカは、インド洋の赤道付近にある島国です。 首都はコッテです。 スリランカ内戦は、1983年に反政府組織「タミル・イーラム解放の虎」 が政府軍を攻撃したことで始まり、2009年に政府軍が全土を掌握して 終わりました。 2001年10月7日、米国を中心の有志連合は、米国同時多発テロの首謀者として 指定されたアルカイダを引き渡さなかったことで、アフガニスタン戦争が始まりました。 日本は、海上自衛隊の艦船3隻がインド洋に向けて出航し、軍艦艇などへの給油等の 後方支援を行いました。 アフガニスタン戦争について知りたい人には、「ホース・ソルジャー」、「ローン・サバイバー」 を鑑賞することをお勧めします。 アフガニスタン戦争は、現在も続いていますが、日本では報道されません。 2003年3月20日、米国を中心の有志連合は、イラクの大量破壊兵器保持 を理由とするイラクへ侵攻したことで、イラク戦争が始まりました。 日本は、陸上自衛隊による人道復興支援活動を中心に、海上自衛隊、航空自衛隊も参加しました。 イラク戦争について知りたい人には、「フェア・ゲーム」、「バグダッド・スキャンダル」、 「記者たち 衝撃と畏怖の真実」、「ブッシュ」、「バイス」、「ハート・ロッカー」、 「アメリカン・スナイパー」、「グリーン・ゾーン」を鑑賞することをお勧めします。 2011年12月14日、米軍の完全撤収によって、イラク戦争は終わりました。 リビア・アラブ共和国の最高指導者であるカダフィ大佐は、独裁者であり、 テロを支援し、西洋諸国と対立し、西洋諸国のメディアの取材には応じま せんでした。 カダフィ大佐は、米国同時多発テロに対しては、アルカイダに対して激しい 非難をしました。 メリー・コルヴィンは、1986年と2012年にカダフィ大佐を取材しました。 アラブの春は、2010年から2012年にかけてリビア・アラブ共和国を含む アラブ世界で起きた大規模な反政府デモです。 シリア内戦は、2011年に起きた騒乱から続く、政府軍と反体制派及び 同盟組織などによる内戦で、現在も行われています。 2011年8月23日、カダフィ大佐は逃走し、反政府勢力により首都全土が 制圧され、政権は崩壊しました。 2011年10月20日、カダフィ大佐は、米軍、NATO軍の攻撃を受けて、 逃走に失敗し、民兵に拘束され、殺害されました。 2011年3月15日、シリア内戦は、アサド大統領率いるシリア政府軍と反体制派 による内戦が始まり、複雑で、現在も続いていますが、日本では報道されません。 パンフレットは、よくできているので、映画を理解したい人にはお勧めできます。
コルヴィン、バイク、レノックス…
あらゆる戦場がめまぐるしく交錯しながら、半ば叙情的に展開するところがある、多少入り組んだ印象を受けるけれど、タイトルが表しているように、焦点が明確に定まっているため、ダイレクトに心に響いてくる作品だった。 コルヴィンが追い求めているものが何かは正直よく分からないけれど、彼女が欲するものが何かはなんとなく伝わってきた。それだけで十分に恐怖して同時に悲しくなり涙した。 ロザムンド・バイクのパフォーマンスが素晴らしすぎて、完全に女優という陰が消えていた。 個人的には、アニー・レノックスの一曲にも感動。
メリーコルビンという生き方
戦場ジャーナリストのメリーコルビンの半生を通して、世界の紛争地帯の現実を描いた作品 彼女がPTSDを背負いながらも、なぜその生き方を選び続けるのか、私にはとうてい理解できない 彼女がなぜルールや上司の制止を振り切って、危険な戦地に足を踏み入れるのか、私にはとうてい理解できない でも その彼女の歩みこそが、私たちに、過去ではない今、まさに起きている出来事を伝えてくれる 私には遠いどこかで起きている出来事だと、目をそらすことが出来ない もう撤退しようという仲間の言葉を聞き入れず、観ている私たちにもそれが命を落としかねないと分かる中、彼女は報道することを選ぶ 真実を伝えるために そして伝えられた爆撃の続くシリアからの生の声 彼女の生き様に、世界のどこかで今も続く戦禍に、言葉が出て来ない
ロザムンドパイク
戦争の悲惨さ、真実を伝えることに自分の命をかけた実在の戦場記者、メリーコルビンの伝記映画です。日本も原爆が投下された国ですが戦争というものに目を背ける現在の私たちに、映像を通して、自分の命を賭けた女性の真摯な姿が映像と文章で伝えてきています。自分はどうなのか、、出来る事をしなければと考えさせられました。この映画を一人でも多く伝えたいと思いました
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この作品は、ドキュメンタリーともモキュメンタリーとも、またバイオグラフィーともとれるもので、しかもNonlinear narrative形式をとっているのでシナリオの内容をつかむのに個人的には苦労することとなる。 アイパッチを日ごろから着けているSunday Times通信記者の半生を描いているのだけれども、以前にも裸で登場した主演の女優さんの脱ぎっぷりはいいのだけれどもドキュメンタリー風な作りには、アマゾンのひとつのレビュー,「飢えている子供の前で俳優たちはタバコをはなさず、しかもパイクは化粧を決しておとさないでいる。」 主演のロザムンド・パイクはyoutubeかCNNで彼女のしゃべり方をお勉強されたのかもしれないが、アイパッチとともに鼻につく。 ジャーナリストつながりなのかもしれないが一般の視聴者よりも評論家の方たちの支持が高いのにも異様なものを感じる。
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