「心して鑑賞されたし。」プライベート・ウォー momo8さんの映画レビュー(感想・評価)
心して鑑賞されたし。
悲惨な場面がたくさんあるし、爆撃の音がリアル過ぎて隣のおばさまは常にビクビクしてるし(笑)
ドキュメンタリーでなくても、実在の人物を映画化したものってなんか退屈なところがあるもんだけど、この映画に限ってそんな心配は必要ありません。
ロザムンド・パイクがスゴい、もうメリー・コルビンに成りきってます。実際に似ているのもあるけれどね。潔く脱いでいらっしゃいましたが、重力には抗えずお胸が…でも安心下さい、ラ・ペルラがあります。ラ・ペルラを身につけている時は美しいお胸です。さすが世界の超一流品であります。
メリーはとにかく信念が強い。自己満足にならないように記事を書くとか、爆撃機の種類なんかどうでもいい…人と人は繋がっているから犠牲者が問題なんだとか。目的に向かってまっしぐら、現場に到着する為に嘘も方便、ジムの会員証を看護師免許の様に見せ突破、これには笑った。常に煙草を吸っている。酒も浴びるほど飲む。もうほとんどオッサンなのだ。性別を越えないと戦場記者なんて出来ないだろうし、いろんなところでバランスを取っていたのでしょうね。
この映画を観て、未だに戦争で一般市民が亡くなり、貧困に苦しんでいることを再認識しました。戦地から遠く離れた平和な島国に暮らす者としては、頭の何処かで知っていても他人事になってしまっている現実があります。いきなり戦場記者にはなれないにしてもなにかしら出来ることがあるはずと感じました。
ワンコさん、コメントありがとうm(__)mいつもレビュー楽しみにしてます。私、振り切れた人が好きなんですょ。是が非ともメリー・コルビンの様に生きてみたいです‼信念とは、信ずる事をヤリ通すことかな?常人にはなかなか難しいことですね。
戦場記者とかいうと、僕らは半ば超人のように考えたりしますけど、酒を浴びるほど飲んでアル中みたいだっり、人間味のある人間なんですよね。シリアから帰ってきた安田さんもそうですよね。信念ってなんだろうかって、考えさせられました。