「キリストの教えでは罪なのか」ある少年の告白 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
キリストの教えでは罪なのか
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どうも日本人には理解しずらいと思うのが宗教の絡む部分じゃないか。キリスト教の教えは、神の子供である私達は男と女で子を成すことが基本であり、そうでないと罪だという。その罪を犯す自分の子供をなんとかして治そうとするのだ。その施設がどんなところかもわからないのに預けてなんとかしてもらおうとする。お金を払って親としてやるべきことをしてると勘違いする。
キリストの教えに逆らう子供を持つ親の気持ちが日本人の私には実感できないからあまり良い点がつけられなかった。
でも、この映画の救いは子供の心に純粋に向き合い救い出す母親の強さだ。ニコール・キッドマンの演技に惹きつけられた。そして自分の力で正しさとは何かを掴む主人公の男の子、こういう子を育てられたことに父親も誇りを持って欲しいと思った。
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