「「キル・ビルの靴」と検索したらこの映画にたどり着きました」パリ、嘘つきな恋 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
「キル・ビルの靴」と検索したらこの映画にたどり着きました
悪気のある嘘じゃないけど、人を傷つけることだってある。しかし、ジョスランにとっては嘘が自分を守る鎧のようなもの。いわばエスプリ、社交辞令が度を過ぎたくらいにとらえれば理解しやすい。人を騙して陥れるわけじゃないんだし・・・
そんなプレイボーイの49歳のジョスランが真剣に恋してしまった。車椅子に乗って身障者のふりをしながら、身障者のフロランスに出会ってしまったのだ。バイオリニストでテニスプレーヤーでもある才知あふれる女性。恋なんて諦めているものの前向きな人生を楽しんでいる。
そのうち二人も付き合い始めるが、本当は身障者じゃないんだと告げるきっかけを失ってしまうジョスラン。まさしく嘘が嘘を呼ぶ状態に陥り、なんとかして真実を告げなければと焦りさえ覚える。妹の方にはバレてしまったのだが、実は・・・といった展開。
プールのシーンは印象に残るし、ルルドの神父さんも素敵だった。脇役ながらジョスランの部下であるマリーの存在もいい。そして、教訓として偶然を装うテクニックも学ばなくてはならないと思った。なお、ここに「いいね」をくださった方にはもれなく幸運が訪れることでしょう♪
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