「【”鵺の鳴く夜は恐ろしい・・”じゃなかった、トンネルの向こうの”犬の鳴く村”には恐ろしくも哀しき歴史があった・・。角川映画テイストを少し感じる面白き、ダークファンタジー。】」犬鳴村 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”鵺の鳴く夜は恐ろしい・・”じゃなかった、トンネルの向こうの”犬の鳴く村”には恐ろしくも哀しき歴史があった・・。角川映画テイストを少し感じる面白き、ダークファンタジー。】
◆犬鳴村の人々・・
”ホラー要素強めの、ダークファンタジーとして鑑賞。”
ー”日本の歴史から抹殺された場所”には、怨念がオンネン・・。”
ホント、スイマセン・・-
・お上のやることは、いつも一緒だ。臭いモノには蓋をする・・。
・「ふたしちゃろ」by ”犬鳴村住民一同”
”赤子は水に流しちゃろう・・、流しちゃろう・・”
「悪魔の手毬唄」の「哀しみのバラード」に比べると、土着性が強いが、印象的且つ犬鳴村の哀しき過去を表すのに効果的に使われている。
・犬と交わっていた・・と言う、忌まわしき云い伝えは本当だったのか・・。
-臨床心理学士の奏(三吉彩花:「ダンスウィズミー」の弾ける笑顔と、軽やかなダンスを封印。)と、母綾乃(高島礼子:お風呂場のシーン、怖かった・・。父(高島政伸)が怖がるのも良く分かる・・。良く受けたなあ、あの役。)と祖母八重は・・。
犬鳴村から、摩耶の”赤子”を命からがら助け出した奏たち・・。
そして、その赤子は・・。-
<ホラーテイスト溢れるダークファンタジー。(何が違うのだ!とか、言わないで下さい・・。私の中では、違うのです。)
随所で懐かしき”横溝正史”の諸作品を、角川春樹が映画化した「犬神家の一族」を始めとした諸作品の風合を”薄ーく”感じた作品。>
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