天気の子のレビュー・感想・評価
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現代社会に生きている人々の心に強く響く作品
現代社会の生きにくさ、苦悩、それぞれの価値観が交差する世の中を浮き彫りにし、それに対してしっかりと向き合っている映画でした。メッセージ性も強く心に深く響きました。自分自身のありかたを再確認することができ、また世の中についても考えることができる作品でした。このような素晴らしい作品を世に生み出してくれたことに新海誠監督をはじめスタッフの方々に感謝です。
見て損はない
なかなか突っ走る主人公でした
ストーリーも人によって評価が変わる
ただ主人公のひたむきな想いには全俺が泣いた
腑に落ちないというかしっくりこないというか君の名は。ほどの衝撃的な感動とか余韻には今一歩及んでないと感じましたがまあ悪くないと思いますよ
ストーリーで4.5割、音楽で5.5割泣かされた 感じがありますね
センパイと夏美は最高やったわ
数十年先も評価される作品
テレビの予告編からは、君の名はの焼き直しかもなと思って不安に思いながら見に行きましたが、さにあらず。
日本は貧しくなったと思うし、もし大きな天災が来てもしぶとく人々は生きていくと思う。新海監督は時代の流れを押さえるのが本当に上手い。2019年を見事に描いている。決してハッピーエンドではないが、希望があるラストで、素晴らしいと思った。
ほだかの行動に色々批判があるが、15歳の頃にはよくあることだと思う。訳もなく生きづらさを感じ、内なる情熱をコントロールできなくて気持ちが張り裂けそうになり、突飛な行動をとる。周りの大人がコントロールしてやるところだろう。若者を守ってやろうよ。
こういう作品が評価されれば、日本は少し元気が出てくると思う!新海誠、頑張れ!次の更なる傑作を期待して星4.5!
アニメに詳しくありませんので…
空と雲の描写が綺麗。雨が跳ねる描写がリアルですごい。いったいどうしたらこんな作画が出来るのか魔法のようでした。
エンドロールに流れた、膨大な数の原画&動画スタッフ名のテロップを拝見し、そうか、こんなに多くの彼ら、彼女らの、気の遠くなるような作業の果てに産まれるんだなと、感謝の気持ちでいっぱいになり、さらにスタッフの中に、このたび放火火災が起きた京都アニメーション出身者も居られるとの事、亡くなられた34名に、心から御冥福を祈りたい気持ちが湧いてきました。
う〜ん。わけわからん
なんだろ、あんま納得できない。
映像美は流石とは思うけど。
あんな少女がいたら世間はもっと騒ぐだろうと思うのだが。
せめて目立たない形で展開して欲しかった。
で、ある時世間にバレてしまい大騒動的な展開がベタなんだろうが期待してしまう。
結局この映画から何を感じるのが正解なんだろうか。
現代芸術的な映画なのかな。
あと少年の家出の理由ってなんなのさ。
う〜ん。わけわからん。
自分のエゴを押し付けるな
主人公は、拳銃を人に向けて発泡したり、警察から逃げたり、線路を走ったり、世間からすれば理解されない行動をしている。
そして、そのような行動をする主人公に、けしからん!感情移入できない!という批判が多くある。
だが、その批判は的外れ。
この映画は、純粋な心を失ってしまっている大人へのメッセージ、世間への問いかけである。
相手が警察だろうと世界だろうと、周りの大人たちが穂高をどんなに否定しようとも、穂高はあきらめない。純粋な恋ですよ。
大人になると、現実を直視して、穂高のように行動できないし、穂高のように周りを全く見ていない子供を否定する。
それが天気の子を批判している人達であり、自分のエゴを押し付けている。
君の名は2でも、造ってほしいのか?
監督には、君の名は。のような万人受け作品を作って欲しくなかったので、今作は野心的で素晴らしいと思いました。
前作よりグレードアップ!
前作「君の名は。」より内容、映像、音楽がさらにグレードアップしていて素晴らしい映画でした。
やっぱり新海監督の映像美とRADWIMPSさんの音楽がマッチしていて素晴らしかった!
日本文化の基本!?
神仏一体、多神文化など、自然界には多くの神が存在するとの思想が、根底に流れた作品。
人間の営みの影響で異常気象が発生しているとする主張は、データ的に確かなことかも知れないが、人間が存在する限り影響は無くならないのは、明白かと思います。
この作品にも有るが、人類の歴史のデータはせいぜい2000〜4000年で宇宙の変動の時間からしたら、一瞬の出来事です。
えいかを鑑賞して、日々の生活にあがらうこと無く、信念を持って生きる事が必要と感じました。
人が人に出来ることは何か
私は24歳ですが、今の若者たちは(私だけかもしれないですが)人と人との関係性が希薄で、経済成長も見込みにくい世の中で育ってきたので、自分の生きる目的が見つけにくいという実感があります。それでも尚、人は人と関わり、自分の役割を模索します。その中で、大事な出会いがあり、自分の役割を見つけます。そして見つかった自分の役割を、大事な人たちのために果たそうと一生懸命に頑張ります。
この映画からは、自らの役割が見つかる喜びや、それを助けてくれた人への感謝が伝わってきました。間違いなく今の若者に刺さるものがあると思います。
改めて自分の大切な人たちを大事にし愛そう、そして自分の役割を果たすために頑張ろう、そう思わせてくれる映画でした。
青春が眩しくて苦しくて切なくて最高
もう三十路を超え、日々の生活に段々と潤いがなくなってきたように思う。決まった時間に起きて、作業的な仕事をこなし、家に帰ってもこのところイヤイヤ期絶好調の子供と、何やら不機嫌な様子の妻を相手に、さてどうしたもんかと考えていると、また朝が来る。人生とは、どうもこういうものらしい。今日は朝から雨が降っていた。
高校生の頃、ちょうどRADWIMPSが少しづつ流行り始めていた。「25個目の染色体」がリリースされた頃だから、もう15年も前の話。イヤホンから流れてくるそれにのせて、登下校の自転車の後ろに好きな子を乗せたりなんかしながら、田んぼ道をぶっ飛ばしていた。「めっちゃよくない?」とか言って、無理無理CDやMDを友達に押し付けながら。トレモロ、有心論、いいんですか、の頃。思春期真っ只中の高校生にとっては今も昔も青春を大いにブーストさせる魔法の薬。そんなRADWIMPSの音楽があの頃と変わらず10代20代の心の中心にあるのはとても嬉しい反面、丁度こないだの春から高校生になった姪っ子に「RADWIMPSって知ってる?」って言われたときにはさすがにジェネレーションギャップ的なあれこれでぶっとびそうになった。
青春の記憶というのは、人の心にひどく長いことこびりついて、どういうわけかなかなか落ちない。新しい恋で上書きしたり、あの時以上の挫折失敗を経験しても、完全に別名保存のプロテクトをかけた永久保存版。さらに面倒なのが、年々美化されながら、容量が重たくなってくるということ。これが本当にやっかいで、30を超えた今でもあの時の思いに色々と後ろ髪を引かれている。恥ずかしくも瑞々しい記憶の塊だ。16歳のあの時あの一瞬、 誰もが皆無敵で、なによりも輝いていた世界の中で、本当に自分のことだったのかと疑いたくなるような、煌きに満ち満ちた時間の話。
ついつい大人になると、次の一歩が出にくい。リスクを知ってしまったからだ。引き返す方法も知っているし、やりなおしの方法も知ってしまった。安全策をとりたくなるあの瞬間に、「あの頃はなぁ...。」なんて思いが、顔をのぞかせる。ダサいよなぁ。本当ダサい。目の前で若い子が頑張っているのに、何やってんだろう。貴樹くん、明里ちゃん、孝雄くん、滝くん、三葉。そういえばみんなすごかったよな。
たとえ相手が警察だろうが軍隊だろうが世界だろうが関係ない。雨に嵐に雪や雷がきたって、異常気象がなんだ。僕は君が好きだ。それで十分。なんてシンプルで強い思い。帆高くんが全力で走る。そこにRADWIMPS。陽菜さん。嫌が応にも自分の奥底にあったあれやこれやが引っ張り出される。不覚にも、最後の30分、涙が止まらなかった。だってどう考えたってずるいだろう、新海誠×16歳の青春×RADWIMPSは!「君の名は。」のときにも同じことを思ったけれど、16歳に、負けんなよおれ。これは映画だ、フィクションだ、人生はこうもドラマチックではないし、都合よくことが運ぶようなこともない。けれど、なによりもドキュメンタリーでリアルなのが人生だ。がんばろう。帰りにシュークリームを3つ買った。家で待つ、妻と娘の機嫌が良いことを祈る。
共感出来ないと辛い
主人公の男の子、破天荒過ぎませんか?年齢的に不安定というのを差し引いても、くそ真面目な性格とのギャップがありすぎます。精神的に不安定になった理由が「家出」にあるとしたら、その理由に全く触れないのは致命的。その時点で共感を放棄したようなものです。そうなるとCMバンバンなところが看過できなくなります。「スポンサー気にして一般受けする薄いキャラ設定にしたのでは?」と勘ぐります。キャラの描き方次第では最後の場面の感動も数倍になったのでは、と残念に思います。映像美は本当に凄いのに‥
普通に期待以上に楽しめた 思ったことを殴り書きします!
まず、作画が綺麗で、君の名は、と同じぐらいの作画クオリティ。ストーリーは王道を少しずらしていて、心地よく最後まで観ていられる。どこか、冒険的なそれでいて現実的な世界。物語の導入部分から、作品の世界観に引き込まれる。若者特有の、悩みみたいなものが上手に書き込まれていて、若い人は主人公たちに共感できるかも。また、主人公以外の、キャラクターもとても魅力的で、大人であっても天気の子の世界感に浸れると思います!ここ数年の映画ではいちばん面白かったかも!
期待せず見れば面白い。でも、、、
タイトルどおり
期待せず見れば単純に面白い作品。
新海誠監督作品だというのが、
この作品にとっては大きな重荷?だということなのだろう。
映像は見とれるくらい美しい。
ただほかの多くの方がレビューに書いているが、
主人公帆高の自己中心的な暴発ぶりに共感が起こらない。
他にも、なぜ帆高は家出をしたのか?
なぜそこまで家に戻りたくないのか?
どうして身分証明書がないのか?
設定の説明がないために、
ふわふわしたままヒロイン陽菜に会い、
恋をして、追いかけて、失いたくない一心から、
周りを振り回すという展開がちょっとついていけない。
『君の名は』のようなシナリオの精緻さや世界観の深さはない。
全体的にレベルが下がったことは間違いないという印象でした。
ただ、エンタメとしては申し分なく楽しめる作品。
前作のプレッシャーのなかよくここまでのクオリティーに仕上げていったとおもいます!
京都アニメーションの放火事件の直後だけに、
今後もよりよい作品を生み出して世の中を明るくしていた抱けることを願ってます。
新海誠監督、ありがとうございました。
そして、次は世間に評価される作品より、
あなたが本当に創りたい作品が見てみたい!
少年、無茶するね。
君の名はがとても良かったので期待半分以上で鑑賞してまいりました。
結果、良かったです。
美しい描写と音楽
そして、予期せぬストーリー
まあ、少年の後先考えない無茶ぶりに
なんも考えないでただその想いだけで行動
できるてすげなあと
まわりの大人もですが。
小栗旬さんの声は良かった!
本田翼さんは、本田翼さんでしたね。
主題歌は気に入りました。
追記
二回目鑑賞 娘と一緒にです。
一回目より感動したです。
本田翼さんの声はなんか違和感なくなた。
最後の大丈夫はいいなあ。
少年の無茶だけど二回目見ると違うなあ
感情移入したから。
ほだかの気持ちになってしまいました。
もう少し甘さを控えて、、+考察
はじめに
以下の文章は、好きが高じて批判的になっていることを、どうかご理解ください。本当はいいところを述べたいのですが、性格上、どうしてもこんな文章になってしまうのです。恋人に短所を直してほしいと願うようなものだと思ってください。
新海誠作品は一通り観ています。前作の「君の名は。」は、ファンとして二度、映画館に足を運びました。が、やはり自分も、昔からのファンの多くが抱いたであろう、大衆向けだな、と感じた一人です。
今作も、キャラデザと音楽に同じメンバーを迎えての作品とあって、大衆向け感は否めませんでした。悪いというわけではないのですが、新海さんには、もっとチャレンジしてほしい、という期待があっただけに、残念に思う次第です。
さらに、脚本も、毎度のことといえばそうなのですが、「君の名は。」に負けないくらいの軽さと青さがあり、自分にはかなり甘く感じました。ラストの展開は好みなのですが、途中途中の軽い日常会話や甘いナレーションで、どうしても気持ちが引いてしまう自分がいました。
「言の葉の庭」は純文学的な印象があってよかったのですが、前作からは完全に十代向けのライトノベルといった感じで、どうにも受けつけにくくなってしまっています。
新海さんのやりたかったことが、前作と今作のようなテイストなら、自分が対象年齢から外れてしまったのだと、諦めるしかないのかもしれません。
背景画も、雨の表現などにややジブリ色が強まった感じがして、それもすこし寂しく思いました。
また、声に俳優を起用するのも、批判的に思わざるを得ません。これに関しては、「プロメア」という作品のレビューにも書いているので、ここでは控えます。ただ、ひとつ言うなら、人気声優さんをああして使うくらいなら、もっとちゃんと起用してほしかったです。キャラの名前には、ニヤリとしましたけどね。
総じて、
世間の評価的には、「君の名は。」と同じ感じになるのだろうな、といった印象です。
自分は、加糖よりも、微糖かブラックが好きです。
追記
今作のオチについて
作品のメイン(ではないかもですが最後の)テーマともいえる「個か全か」で、主人公たちがラストに「個」である陽菜を助けるという選択をしたことによって、その結果、都心部のほとんどが水没する、という内容には、批判的な声が多いようですね。しかし、自分としては、今回のオチは好きなほうでした。
別段、「全より個」を推奨しているわけではないのですが、人間社会を維持するために、自然に逆らい、人柱を立てる、という考えには、わりと反対です。
「世界ははじめから狂っていた」や「都心部のほとんどはもともと海だった」というセリフからも窺い知れるように、今回の水害は、陽菜のせいではなく、いわば自然現象であったのだとわかります。
陽菜はただ、それを食い止める力をたまたま手に入れてしまっただけなのでしょう。
人間のエゴのために陽菜を人柱にすればよかったか、と問われたら、すこしは批判の声も薄まるのではないでしょうか。
また、
最後の最後に帆高が言った、「それでも僕らが世界の形を変えた」といった発言も、ただの開き直りと捉えた方が多いようですが、自分としては、「その業を背負って生きていこう」という覚悟を意味したセリフだったのではないかと感じました。
もしこの見解が正しく、上記のような誤解が生まれてしまったのだとするなら、それは、声の演技か、演出の相違にあったのではないでしょうか。
私はすごく好きです
もともとだいたいなんでも面白く感じてしまうタイプなのであくまで私個人の感想としてなのですが、君の名は。にすごくハマって、今回の天気の子もとても楽しみにしていましたが、その期待を裏切ることなく超えるような作品でした。
君の名は。の二番煎じでもなく、全く別の話として見ることが出来ました。
「君の名は」よりは現実的
元々実力派だったとはいえ新海誠監督の名前は「君の名は」により一層広まったと言えます、故に「天気の子」は前作と比べられやすくなると予想しますが結末は考えさせられる物がありました。
というのも「君の名は」は隕石で甚大な被害が出たものの主人公たちの努力の甲斐あって死者は出ませんでした、主人公とヒロインは離れ離れになりますが結果的には再度出会うことが出来ます、大多数がこれをハッピーエンドと見なすと思います。
一方「天気の子」はその世界の立場次第でハッピーエンドにもなりますし、バッドエンドにもなります。前作とは違い曖昧な終わり方ではありました。恐らくこれが賛否を呼ぶ原因かと思われます。
主人公やヒロインにとっては幸せな終わり方でも第三者にとっては迷惑な話だと思います、あえて白黒つけないことで視聴者の想像を広げているとも受け取れます。
映像は美しく鮮やかな様が映画の迫力を引き立たせ放映中に鳥肌が立ちました。ストーリーもまた恋愛の王道といえる流れでちょくちょくと挟んでくるギャグ要素にふふと笑いが込み上げて来ます。また「君の名は」と比べてしまいますが性的なギャグは前作よりは多かったです。しかし思春期であることを考慮すればこのぐらいがリアリティを出すのに丁度いいかと思われます。
そして登場人物ですが幼いほど夢見がち、大人になるほど現実的だという印象を受けました(終盤には主人公の思いに心を打たれ大人たちも協力しますが)どちらかといえば自分も大人の分類に入るので少年少女たちの行動には少し疑問を抱きました、とくに主人公の家出の理由が抽象的なのであそこまで抵抗するのは違和感があります。子供と大人の対比を明確にする為の意図があるかもしれませんがそれでも罪を平然と犯す様子は理解し難いです。
結論をいえば気になる点もありますが見て良かったと思える作品でした、私はまだ1度しか見ていないので何度も見て考えてを繰り返せば制作陣側のメッセージを汲み取れると思います。長文失礼しました。
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