天気の子のレビュー・感想・評価
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わかりやすさとメッセージと
君の名は。より面白かったです。
東京のリアルな景色、警察に追われる、あたり、親近感がわいて、観ることができました。
物語も起承転結がしっかりしており、非常にわかりやすかったです。
自己中心的な行動に対しても、若さと、その行動に対してしっかり向き合って生きていく、というメッセージとがわかりやすかったです。
作画が安定しているのも安心して観れました。さくがのおかげで感情移入できるし、伝わりやすくなる、アニメ映画のお手本のようだと思います。
今日、📺で監督の作品の作り方を見た。
絵コンテの作り方はど素人の絵も書けない私にはわからないけど
以前から監督が独自の動画を作りキャラクターのセリフを全て入れたのを見て
役者は声を入れる。のは聞いていたが
今日、監督のセリフを入れたのを見た。
セリフは勿論、声のトーン笑い声までも
監督が入れた通りだった。
声優(役者)声を演ずる人がいる意味のない監督一人で作れば?
と思ってしまった。絵の動きなどすごく手の込んだ作品とだけはわかった。
まず、なぜ東京に家出したのか知りたい。
前作に隠されてるとか、深く観ればわかるのですか?
最後、同じ強度にしか見えない違う建物で同じ生活をしてる。
見て疑問だけが残りました。
東宝のマイレージが貯まって無料で見れる1作品として見ました。ポイントもお金も使わずに見てよかったです。
他に無料で観た作品はこんな事を思ってません。
すごく良かったです。感動してしばらく言葉がでなかった。もう一回見た...
すごく良かったです。感動してしばらく言葉がでなかった。もう一回見たいと思った。今まで見た映画の中で五本指に入る私の中での傑作。
新海さん、まいりました。
【メモ】
凹んだ。
私はこの主人公達の親世代。
雨ばっかの世の中にして、
ごめんよ。
”何もない僕たちになぜ夢を見させたのか
終わりある人生になぜ希望を持たせたか
なぜこの手をすり抜ける物ばかり与えたか
それでもなおしがみつく僕らは醜いかい
それとも綺麗かい 答えてよ”
答えられなかったよ。
私達が降らせた雨で、
若い世代が犠牲になる。
そして、
春や秋の美しさを教えられなかった親世代の私は、
かなり凹みました。
この雨は、
雨のままでいい。
若い人達には、好きに生きて欲しい。
新海さん。
まいりました。
泣けたし考えさせられた
君の名は よりも好き。
酷評が多いけど、私自身は、心が洗われていき、いい映画を見たと思った。
ただ、銃のシーンは必要だったのかな?
とは思うけどね。
誰にも、起こりうる些細なことから、守りたい人のために歯車が狂って道にはずれてしまうことあるし。
主人公は家出少年で大都会に身寄りもなく生きていくだけでも大変なのに、生きる力を覚え身につけ少女と出会い惹かれていく。
ファンタジーとリアルな世界をわかりやすく調和させ描いていた。
監督が伝えたいメッセージが、深くてジンとくる。猛暑というより災害クラスの今年の夏の終わりに見て後悔はない。
終わり方にびっくり
家出少年帆高が東京で家や証明書なしに職を探すところと、親無し姉弟の陽菜が離れ離れにならないよう自立していきていこうとする様がとても必死で危なげで目が離せなかったです。
そんな中晴れ女の仕事を始め上手くやっていくのですが、晴れ自体のもつ力が上手く表現されていてとても3500円ではなく数億円以上の価値を感じました。
最後の普通の物語だったらヒロインが助かったかわりに雨ばかり3年もふって都市が水浸しなんてバッドエンドだろと感じましたが、地震ばかりの日本で考えてると大なり小なり頻繁にどこかで起きているし予知出来ていないし、人智ではまだまだ解明出来ていない神の領域なんだろなとありえそうに思えてしまいます。
何らかの現象を後で納得できる形で原因づけることはすると思いますが。
少し気になるのは最後取り返しがつかないと言われた帆高が保護観察ですんなり親元に戻っていることや須賀や夏美の罪はどうなったのか、帆高の家出した具体的な理由とか陽菜と凪は何故親戚や役所等の大人の手を借りず生きていこうと思ったことです。
雨の日に観ると甘目
序盤は、うわあ何このこの甘ったれで世間知らずのガキ、という印象。出会いから話が動き出して徐々に成長していくまでは良かった。
だが、途中で騙し設定が明かされるとちょっといろいろ許容できなくなってくる。妙に軽々しく考えているところも気になった。ストーリーの骨格自体は定番的なもの(ボーイミーツガール&セカイ系)なので目を瞑るべきところなのだろうが、この現代日本と近似の舞台設定で肉付けされると、最終的にあれだけのことになっているのを見ると、やっぱり甘ったれで世間知らずのガキという認識に戻ってしまう。
映像のクオリティ、カメラワーク、東京の風景の描写等は好きだが。たまたま雨の日に観たのでより没入感はあった。
すごい!!!!
こんなに響かない映画はじめて!!
お金と時間もったいなかった!泣
私わりとどんな映画でもそれなりに何か得て帰るし見てよかった、って思うのに
ここまで腹立たしい映画もそうないな…笑
映像は綺麗。それだけ。
金曜ロードショーを待つべきだった。
面白くない。
見る価値もない。
得られるものもない。
これがこの映画に抱いた感想。
久々に雨を題材にした作品ですごく期待したのに。
冒頭で、主人公がライ麦畑でつかまえての小説を読んでいたり、リアルな背景、物の描写があったので
「お!少しずつ伏線が回収されていくのかな?」なんて期待したのに、結局最後まで淡々と自己中な恋愛話を見せられただけ。
賛美両論に別れる映画を…なんて言っているけれど、犯罪要素があるから とか、 軽い性的描写があるから、という理由で批判される訳では無い。
そんなこと言ったら、多くの映画(特に海外のものなど)はどちらか、もしくは両方の要素を含んでいるものが多い、だけど批判されずにむしろ多くの人に受け入れられる、なぜなのか?
面白いから。
見た後に、あぁ、なるほどな。と少なからず考えさせられるものがあるから。
王道を責める戦隊モノでも、得られるものがあるから。
だけど、この映画には上の要素が一切ない。
それで、批判されたい とか言ったらもう本末転倒。
ただのネタ切れの言い訳。
そもそも、主人公に感情移入が全くできないなんてもう問題作だと思うし、オリジナリティーが全く感じられない。空から降ってくるところなんて、もろにジブリだし(もうここまで来たら、パクってでもなんでもいいから見ている人が入り込めるような前の作品に出てきた人物を見て盛り上がるだけの作品じゃなしに、今回の作品に心から感動できるようなものを作ってくれたら何でもいいと思えたが。)、警察がありえないほど無能だし、大人は犯罪の手助けするし。
音楽も別に要らないなぁ、って所で入れてくるし
主人公達が勝手に盛り上がって、私達は置いてけぼりな感じがして全然感動できませんでした。
すごく残念です。ほんとうに。
何かを得るためには、何かを失わないといけないんじゃなかったの?それを無視して愛を掴みに行って東京は水没?笑
そんな映画、共感出来るわけない笑
書く題材がないのなら、少し休憩した方がいいと思う。このままじゃ、回数を重ねる度に見る人はどんどん少なくなると思う。
私は、来年何か公開されたとしても見ずに金曜ロードショーを待つと思う。
「ライ麦畑でつかまえて」の意味する本当のところ…
この映画の全体的な印象については後程書くとして、まずはThe Cather in the Rye(ライ麦畑でつかまえて)についての考えを述べたいと思います。
映画の前半でネカフェで泊まりこむ、帆高の夕食(カップ麺)の蓋を抑えるのに使われていたのが、このライ麦畑でつかまえて という、アメリカ合衆国の作家J.D.サリンジャーが書いた小説。
村上春樹が翻訳したバージョン(劇中で登場したのは装丁からして村上の翻訳本)もあり、結構人気な作品。
もちろん、この本の内容を知らなくても、何の問題もなく映画は楽しめるのですが、ライ麦を読んだ方は、帆高の人となりについて、少なからず理解ができるようなシーンとなっています。
「ライ麦畑でつかまえて」の主人公は、帆高と同じ17歳の高校生で、学校で成績が振るわないことと、学内の人間関係のもつれから、親の承諾もなしに学校を辞め寄宿舎から出てきてしまい、その後いろんな社会のしがらみにあい、そういった世知辛い社会の中で、青年期へ向かう少年の気持ちを描いた作品です。
まさに帆高の心情・行動ともリンクする作品で、帆高の愛読書という設定に納得がいくわけですが…
ここからは、私の個人的な深読みとなるのですが、このライ麦の本当の伏線は、帆高だけではなくて須賀圭介にあるように思うのです。
それは、後に須賀があっけなく「おっし、少年、採用!」と簡単に決めてしまった時に気づきました。
冒頭の島からフェリーで出てくるシーンですが、天候が悪くなるのでデッキから艦内に入ってくださいという放送が流れている中、一人逆行してデッキに出ていく帆高。
そして、突然の大雨で船が傾き、あわやという時、須賀が帆高をつかまえて難を逃れるという場面ですが、あれ、須賀ってたまたまあそこにいたわけではないですよね(笑)
須賀がやっていることこそ、まさにライ麦畑のキャッチャー(捕まえ役)じゃないですか。
恐らく帆高の姿に何か危険を感じて(場合によっては自殺するのでは?と感じたのかもしれません)いつでも助けられるようにしていたんだと思います。
大きな絆創膏を貼って、何か思いつめたような雰囲気が漂ってましたからね、帆高は…
また、その後帆高が言い出したとはいえ、食事を御馳走になり、ビールまでたかってしまう須賀…
これも、実は須賀の狙いで、後に帆高が須賀を頼って来やすいような配慮だと思います。
命を救ってあげた上で、何もお礼もさせてもらえず、その上頼ったのではあまりにも…という感じですもんね。
帆高の決心へのプライドを保つことで、いざとなれば頼りやすいような須賀の配慮なんだと思います。
その証拠に、実際に頼って来たとき…
「おっし少年、採用!」
~中略~
「で、君、名前なんだっけ?」
あっけなく採用を決めてしまう。
これって、もう最初から助けてあげることを決めていたんだと思います。
須賀も若い頃に「ライ麦畑でつかまえて」を読んでいて帆高の様に真っ直ぐに生きていたのではないのでしょうか。
そして大人になって、だんだんズル賢くなり、また苦悩も持ち合わせていて、このあたりが須賀が意図せず涙を流していることにも繋がるんだと思います。
須賀の描き方は実に秀逸ですよね。
新海誠監督、10代より自分に近い須賀の方が、はるかによく描けていると思います。
さて、最後に映画全体としての感想で締めくくろうと思います。
全体としては正直に言うと、なんだか気持ち悪さが残る映画でした。
その気持ち悪さは、どこから来るのかというと…
まず陽菜が人柱になることで、帆高は社会に対して感情をあらわにします。
そして、最大多数の最大幸福で出来ている社会に対しての反発の様に描かれています。
社会を救う為に、陽菜という人柱を神に捧げて助けを求めたが、それを帆高が救うという、まるでヤマタノオロチ的な展開の話の様な印象を受けてしまいがちですが。
実は、そんなヤマタノオロチ的な展開にはなっていないんです。
そう、陽菜は社会を救う為に、社会から求められて人柱になったわけではありません。
陽菜は自分の母親に晴れを見せたいという極めて個人的な欲求から晴れ女になってしまったのであって、社会が求めていたわけではない。
そして、社会(警察)が帆高をつかまえようとするのは、陽菜が人柱となるのを妨げるような行動を抑制しようとしているのではなく、帆高が法律を犯しているからです(拳銃所持・発砲)また、家出で捜索願いが出ているからでしょう。
これに対して帆高が社会に怒りをぶつけるのは、まったくの筋違いで、本来怒りの矛先は、社会ではなく、晴れ女=人柱という神のルール、その不条理さに対して向けられるべきなんです。
そこには、まったく触れないどころか、「僕たちは選んだんだ」と言ってしまうあたりが、どうしても気持ちが悪いんですよね。
君の名は。とはがらっと違うのが見たいなら
君の名は。とは全く違うストーリーで2人が出会うのを見たいならあまりおすすめはできません。
終盤に差し掛かった辺りからは君の名は。とよく似ています。
ただ、映画としては面白かったと思います。作画がびっくりするほど素晴らしく、曲の入るタイミングも凄く、シーンにマッチした音楽がほとんどなので感動するシーンが曲のおかげもあって相乗効果により凄く素敵に見えました。
とても満足出来ましたが、ここまで来ると新海さんによる全く違う展開のアニメラブストーリーの映画が見てみたいと思いました。
あり得なさ過ぎて
前作の、君の名はを観た人は期待感いっぱいで観ると思いますが、個人的な感想としては、新海監督のファンなだけに、今回の作品はキャラクターの設定に無理があって、正直共感したくても出来なかったところがあります。少年が簡単に拳銃を手に入れてしまう所や発砲までしてしまうところとか、主人公の少女が雨の人柱に簡単になってしまう所など。ストーリーの急展開は新海設定だとしても、前作の様に「もしかしたらあり得る」的な大切な共感が得られなかったです。それと曲の入るタイミングがちょっとミスったように思えました。また絵の緻密さがちょっと緩いかもしれないです。新海ファンなだけに、ちょっと残念。もっともっとゆっくりでハートフルなストーリーこそ、新海ワールドだと思うのです。
声のくせ
君の名はの時みたいな衝撃は、ありませんでしたが、思春期の部分を丁寧に描いていたと感じる。
君の名はのキャストをひょっこり出すということで、視聴者の関心を掴む。そして、エンドロールでこの人も出でたのかと思ってもう一度確認したくなる作品。
そして周りの声のクセがすごい。平泉成は平泉成
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