「誰にでも晴れてほしい日がある。」天気の子 ちゃーはんさんの映画レビュー(感想・評価)
誰にでも晴れてほしい日がある。
クリックして本文を読む
どうしても比較される「君の名は。」と、今作を比べてみると、個人的にはこっちのほうが好き。
「君の名は。」で描かれた美しい日本の風景。東京ってあんなに綺麗だっけ?ってくらいに。
でも、「天気の子」で描かれた今回の東京は、恐ろしくおぞましかった。絵の表現、画の表現ってすげーと思った。
「大切な誰か1人or世界」とか「愛する1人or世界中の人」みたいな映画はたくさんあるけど、だいたいの映画は、どっちも救う、!今作は、ちゃんと世界を救えていないところがよかった。
最後のシーン、祈るシーンは、なんだろう。健気にずっとああして、能力がなくなっても祈り続けていたのか、能力の復活を意味するのか。
「誰にでも晴れてほしい日がある。」誰しもが描く願望。何かを叶えるにはいつだって代償を伴う。明日晴れてほしいなぁなんて希望の裏には、陰がある。
でも、人間の本来の強さって、絶望のなかに、どう希望を見出して生きていくか。ってことなんだろうか。
コメントする
ちゃーはんさんのコメント
2023年7月17日
Mさんありがとうございます。
絶望の中だから、ダメだとか、どうしようもないとか、ってつい思ってしまいますが、
だからこそ、立ち上がろうとする人、なんとかしよつとする人、泥臭いかもしれませんが、それも希望。
自分へ言い聞かせています。