「3年ぶりの、新海監督映画」天気の子 カクベエさんの映画レビュー(感想・評価)
3年ぶりの、新海監督映画
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おかえりなさい、新海監督。
そういう心境で、この映画を観ていました。
やはり新海監督が描く作画は、本当に綺麗でした。まさに、熟練の職人が描いたような作画でしたね。何度も観たくなる映画です。雨粒が緻密に描かれていたり、雨音も何だか癒されそうだなと感じましたね。六本木ヒルズとスカイツリーが出てくるシーンや、雨から晴に切り替わるシーン、天空世界のシーンが、特に見応えがあったと思います。
ストーリーは、天野陽菜の見舞いから始まり、一方で森嶋帆高が東京へ船出するという流れでした。舞台は東京で、雨が長い間降っているという天候でしたが、陽菜が祈るだけでも、晴れるというミラクルな展開が起きていましたね。そのシーンが、今回の見所ではないかと、僕は思いました。
終盤では、長年の雨の影響で東京が沈没してしまうという、少しトラウマになるシーンがありました。新海監督は地球温暖化が深刻化している「今」を描いたのではないでしょうか。
男女2人の初恋も、順風満帆には進んでいなかったようで、物悲しいなと感じたりもしました。帆高が途中で捕まってしまうのも、少し衝撃的でした。
ストーリーは、所々で若干トラウマになるシーンが存在しますが、作画は本当に綺麗なので、映画好きの方には絶対オススメする映画です!
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