「初の新海誠でした!」天気の子 べるさんの映画レビュー(感想・評価)
初の新海誠でした!
内容は軽いファンタジーで、面白かったです。
雨から晴れが差し込むシーンは何度見ても鳥肌が立って、特に出会って最初の晴れの時と花火の時は息を呑みました。
僕は最近の教育に幸せになるためには頭良くならなきゃいけないっていう風潮を感じてて、それに迎合してた所があったんですが、この作品はそれ以外の方法があるって教えてくれた感じがします。カップラーメンも殆ど食べたことないんですが、それを2人でわけるシーンや、みんなでカラオケするシーン。小さな喜びをみんなで楽しむことで大きくする。そんな印象を受けて、個人的な意見なんですが、新しい生き方を見せられたような衝撃がありました。
前作の君の名は、は見てなくてCMで見た主人公の名前と容姿しか知らなかったんですが、作中に瀧君のような髪型の子が出てきて、気になってたんですが、立花なおばあさんの孫と名前の出てなかったその子の名前が立花瀧とあり、もしかして君の名はの主人公か?と思って検索してみたらやっぱりそうだったみたいです。完全にネタバレなのでアレですが。
ただ、悪い印象を受けたシーンもあって、警察の無神経というか乱暴な行動だったり、タバコを吸う人への批判という印象も受けました。それと青少年の非行シーンがあり、そういったことに敏感なら不味いシーンかな。穿ち過ぎなだけかもですけど。
結構難しいところがあって、世界をとるか、唯一をとるか。映画で多くあるテーマではありますが、どちらの意見も理解出来るし、難しいです。ホタカの気持ちに共感しているので、僕個人は唯一を選ぶと思いますが、それが正解でないのも理解出来るので。
総評すると、いい映画でした。見所として、映像美とラッドウィンプスの音楽が合っていて映画を見てて気持ちが盛り上がりました。まだ観てない方がレビューを見たら、是非観て感動を共有したいと思いました。