劇場公開日 2019年7月19日

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「余計なことを考えずファンタジーを楽しめる子供は純粋に楽しめそう。 ...」天気の子 エリンギさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0余計なことを考えずファンタジーを楽しめる子供は純粋に楽しめそう。 ...

2019年7月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

余計なことを考えずファンタジーを楽しめる子供は純粋に楽しめそう。
敵役として警察や行政を持ってくるのは違和感を覚えた。最近多い気がする。子供を主軸に舞台を現代社会とするとそうせざるを得ないのだろうか。
それから繁華街に暮らす子供を描くにしては中途半端だった。
人柱の少女とそれを救いたい少年を描くのに裏社会をチラ見せ程度に描いたのはどういう意図からなのか是非知りたい。穂高の背景がほとんどわからなかったので彼の行動が本当にわからなかった。

結末は良かった。
当人たちからしても世界からしてもメリーバッドエンドというところ。

瀧と三つ葉が出てきたことで君の名はとの関連性から想像や考察ができそうだ。
ただ前作と地続きの話だとすると、前作のラストシーンと矛盾する。ただのファンサービスであって、天気の子はあくまでパラレルワールドなのだろうか?そうならば残念だ。
また、せっかく憧れの東京に出てきた彼らが水害に巻き込まれていると思うと哀れだ。
そしてもし次の人柱が現れたら、彼女とその回りの人々はどのようなわ選択をするだろうか。

エリンギ