「大丈夫」天気の子 こりぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
大丈夫
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前作と比べることに意味を感じませんのでここでは述べません。
楽しく、そして感慨深く観られる映画でした。
エンターテインメントとして捉えることも何とか可能でしょうが、私としてはその点はどうかな?と思われました。
しかし監督があえてこの映画を夏休み公開の一般向け作品として作った意味は感じとる事はできたと思っています。
感想ですが
エピローグでの「大丈夫」の歌い出しで鳥肌! これに尽きる!
この映画はこのシーンのために作られたんじゃないかと思わせられた。
この曲に全てが表されており、それゆえCM等への露出が(タイトルは漏れてましたが)全くなかった事に納得もいきました。
それくらいラストの坂の上で陽菜が祈っているシーンでのインパクトが強烈でした。
あの坂の上で陽菜が何を祈っていたのか、3年間何を思って過ごしていたのか、帆高はそれとどう向き合っていくのか。
そしてあの決断をどう受け止めるのか、 沢山の事を観客に投げかけてエンディングを迎える。
「僕にできることはまだあるかい?」 → 「君の大丈夫になりたい」 帆高、頼んだぞ!
「風呂交代っ!」のハイタッチは天野家の儀式的なものなのでは?(気のせいでなければ帆高はタイミングがあっていない)
おそらく母と暮らしていた頃にもやっていたんじゃないかな... とか思って楽しいシーンの中にグッとくるものがありました。
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