アラジンのレビュー・感想・評価
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アニメ版好きな人には微妙かも…
アニメ版アラジンを金曜ロードショーで見て、とても面白く、感動したので実写版も期待して見に行きました。
ですが、結論から言うとそんなに面白くなかったです。アニメ版を知らなかったら素直に面白かったと思えたんでしょうが…
まず最初に、冒頭でジャスミンが市場にいますが、なんでいるかの説明が全くない。アニメ版では城から抜け出すシーンがありましたが、今回はそういう描写が無かったので唐突で謎でした。
次に、ジャスミンが「私が国王になる」って言ったところですが、アラジンってそういう話でしたっけ??
国王になりたいくせに勝手に子供に店のパン渡すのどうなのって思いました。
アニメ版にはなかったジャスミンがソロで歌うシーンですが、歌うのはいいけど、演出が謎。最初、衛兵達が消えたから「えっ??」って感じでした。
あとは魔法の絨毯に乗ってイアーゴから逃げるシーンも、ランプ手にしたなら擦れよって思いましたし、最後のジャファーがジーニーになるシーンも、その願いでそうなるか?と思ってしまいました。アニメ版の方がちゃんとしてたかなと。
映画全体的には映像も綺麗で、キャストも良かったし、歌や音楽も良かったと思うんですがストーリーがちょっとね…
スター・ウォーズやアベンジャーズでもそうでしたが、ディズニーは映画にフェミニズム的なシーンを盛り込んで来るのでそこが目についちゃいますね…
それで面白ければいいのですが、そのせいで話がダメになってるのでなんとも言えませんね…
良いと思ったら、ストンと落とされる映画でした!
たいして面白くない
レビューが良くてレビューに煽られて観に行ったけど、たいして面白くなかった。
序盤、感情移入も出来ないままの視聴者置き去りのミュージカル調。
20〜30分ぐらいでやっと慣れて来て、ジーニー出て来ても入りづらい。
ウィルスミスジーニーも慣れて来て、中盤から少し面白くなったけど、アナ雪のような強い王女ミュージカル調はちょっとここでは萎えてパクりかよと。
後半あたりはだいぶ面白くなったけど、全体的にどうも薄っぺらく、何を伝えたいのか自分にはよくわからなかったです。
劇中では主題歌を、王女が歌うシーンがあって良かったけれど、エンドロールでは2人とも男性の声?みたいな低トーンの歌になっていて、最後に聴きたかった主題歌の女性の高音ボイスの歌声も、なんだかよくわかんない低いトーンの2人のかけ合いの歌声になっていて、全体的には、ひとつひとつのシーンは豪華絢爛だったりして、見映えよく惹きつけるものはあったけど、それらも小手先感なものも多く、ちょっと残念な感じ映画でした。
全体的に女性目線では、感動しそうなポイント多かったので、女性にはオススメかもしれませんが、男性が観ると、ガッカリポイント多いかもしれないです。
アニメの方が良かったし、観なくても良かったかも。
残念な実写化
美女と野獣の実写化と同じくとても残念。
アニメを超える、アニメとは違うものを見せる、というものではない。
実写にするのであるから、アニメでは表現できないもの、人でないと伝えられないものを期待していたが、何もなかった。
人がアニメ版アラジンを演じたでしかなく、とても残念。
そのうえ、強い女性像を言語的に表現するシーン、ストーリー、設定が大げさに追加されていて、格好悪い。
アニメ版アラジンにはそんな言語的なシーンはなかったが、ジャスミンの強さは理解できたはず。
文化へのリスペクトなし、エンディングはまさかの「ウィルスミス!」ラップ
吹き替え版鑑賞。
アニメ版から山寺宏一さんがジーニー役続投というところのみ評価できる映画で、楽しみにしていただけにガッカリしました。
ジャスミンとアラジンの吹き替えキャストは大失敗…。
歌唱力の及ばなさ、また、口の開け閉めまで合わせてくると評判のディズニーの吹き替えのクオリティを信頼していたものの、今回はその通りではなく、
終始違和感の残る出来栄えとなっていました。
歌が…上手くないんですよね…。キャストと声も合っていません。もしかしたら本人たちの声に似ているかもしれないので、また確かめてみたいです。
とにかくアナ雪のクオリティを期待していてはダメです。
タイトルの「文化へのリスペクトなし」ですが、
「リメンバーミー」はメキシコの「死者の日」の文化を本当に丁寧に掬いあげ、エンタメに昇華しきった傑作だと思っているのですが、今回はアラビアンの「イメージ」をなぞっただけ、衣装はそれっぽいですがパレードシーンはリオのカーニバルに…。
ダンスもベリーと言うよりベリーっぽいヒップホップに…。
リサーチしたのかよ…ってくらい「イメージのアラビアン」に溢れています。
外国映画が描く間違った日本像に近い感じといえば伝わるかと。
「ロックストック〜」や「スナッチ」は良かったんだけどなあ…。
ガイリッチー、マドンナと結婚して以降は(今は離婚していますが)パッとしないと言われていますが、今回もやらかしています。
原作の良さと元歌の良さに救われているだけで、
新曲は全体的に映画のイメージを壊す酷いものになっていました。
きわめつけはエンディングのウィルスミスのラップ…。
「ヘイ!ウィルスミス!ジーニー!ウィルスミス!」とかラップ歌われて興醒めです。
誰か止めなかったのかよ!って唖然としました。
ラップに振り切って映画もそれっぽくなっていたら、
ともすれば…と思わなくもないのですが、
映画はまあ、教科書通りに近いので、ウィルスミスのラップ推し(アドリブなのか、セリフにも出てきます)が浮いてます。
どんな映画でもラップ歌うけれど、いい加減空気読んで感。
ディズニーでもウィルのラップ欲は止められなかったかー…って思っちゃいました。
ハッピーなストーリーアレンジが1つあるのですが、
そこは個人的には喜ばしかったです。
自分内評価がダダ下がりだったガイリッチーの輝ける日々の良かった影をチラリと見かけたような気持ちになりました。
「やばーい、チョー歌うまかったよねーホールなんちゃらー」とか言いながら出て行っている女子中学生を白目で眺めながら劇場を後にしました。
アニメ重視タイプの人のことを考えて実写化してほしい
ジーニーに似た商人が最初に出てきた時点で、オチが見え、嫌な予感がしてました。
アラジンがなんだかチャラいし、ジャスミンには違和感しかない。アニメのわがまま娘のジャスミンのほうがよかった。あと、髪のボリュームがもう少しほしかった。
衣装や背景は文句なしでしたし、パレードはおもしろかったです。
ジーニーが人間になりたがる理由が、よくわかりませんでした。もとが人間で、人間に戻りたいというのであれば納得できますが、これまで自分をこき使ってきた人間になりたがる理由がわかりません。
オチを回収するために恋愛をもってきたのだと思いますが、ジーニーの恋愛は正直見たくなかった。なぜ実写化になると、キャラクターを無理矢理恋愛させるのか。
私みたいなアニメ重視タイプは、キャラクターを勝手に誰かとくっつけられるとイメージがこわれてショックなので、やめてほしいです。もう少し、アニメ重視タイプの人のことを考えて、実写化してほしいです。
ジーニーが人間にならなければ、この映画はおもしろかったです。
歌とダンスに全力出してる印象。
アニメ版のアラジンは大好きです。何度も見ているからこそちょっと評価が低めなところはあります。正直アラジンはミュージカル映画として最高なのであってストーリーは普通なんだと思うんですよ。それを2時間に水増しするんですから大変。歌は増やしたようですけど、ちょっとイマイチな曲も多かったし、ストーリーも女性解放が明らかに押し出されていて女性解放をテーマにするなって訳じゃないんですけどまたかと思ったのは事実です。
他にも「ココいる?」みたいなシーンもあり、色々と退屈しました。
良い所を挙げると、キャスト陣は良かったですね。ウィルスミスは予告だけでは一発屋かな?などと思っていましたがハマリ役でした。
他にもアラジン役の方はダンスがうまくダンパーティのシーンはかっこよかったです。
スピーチレス要らなくね?
フランス版の実写の方が100倍良かった
2015年に公開された、フランス映画版の実写アラジンの方が、クオリティー、センス、映像、キャスティング…全てにおいてディズニーより、ウィルスミスより勝ってると感じました。
ウィルスミスのジーニーで笑うところもひとつもなく、アラジンはジャッキーチェンのようなアクションだし、終始、他の観覧者との温度差がエグかった。
冒頭シーンの疲れてるから歌わない…と言ったあとにいきなり歌い出すところだけ、「歌うんかい!」と心の中で突っ込んでしまったw
またフェミニストの魔の手が。
ジャスミンが私は優秀だから私が国王になるべきってのをゴリ押ししてきて、ジャファーに囚われたときも他人の心配より私が女だからこんな仕打ちなんて酷い!とか妄想し始めて呆れたわ。器が小さすぎる。絶対に王になるべきじゃないだろ。演出がところどころで酷くて物語がかなり稚拙に見えてしまった。
あとダンスシーンが文化祭レベルだったのが意外だった。本当にどうしたんだディズニー。
ポリコレに染まった実写化リメイク(辛口)
先に断っておきますが、アニメ版は観たことがありません。
全体としては楽しめる映画なのですが…アグラバー国って中東っぽいのにちょいちょい出てくる黒人枠のキャストやら毛皮の衣装(暑いだろうよ)の白人の異国の王子様とかが気になってに世界観がわからなくなります。
あと動物のビジュアルをリアルによせ過ぎてマスコットとして機能していない気がしました。
またジャスミン王女は民を想う自分こそがアグラバー国を良い方向に導ける! 自分こそが王に相応しい!と作中でたびたび主張されているのですが、子供がお腹を空かしていたからと店先から悪意なくパンを盗んで与え、衛兵に追い回される世間しらずが本当に王様をやっていけるのか不安になります。
そこはジャスミン王女が自らパンの対価に母の形見の腕輪を店主に渡し、アラジンが義憤に駆られ腕輪を盗んで取り返す方がしっくりくるでしょう。
悪役の国務大臣(イケメンで有能そうな成り上がり者)が王女をバカにした事に共感してしまいました。
また悪役の国務大臣の私兵が町を巡回している事にもご不満なジャスミン王女ですが、少なくとも作中で彼らは泥棒をくそまじめに追いかけるだけで特に民衆を弾圧している事もありません。
アニメ版からの実写化リメイクで曖昧だった部分がはっきりとしたのでしょうか、強い女性として描かれるジャスミン王女は現実見てない感情的な理想主義者しか見えませんでした。
また、悪役の国務大臣が作中やってる最高に悪いことが王城に潜り込んだアラジン扮する怪しい偽王子の処刑と、王様に催眠術をかけて隣の国との戦争に同意させるという子供向けのディズニーらしいショボさかつ、自分が魔法ですでに王様になってるのに元の王と王女をちゃんと王族扱いしてるという、なんといいましょうか頑張って成り上がりました感のある小物だったので悪役がしっかり悪役してません。
成り上がってもずっと2番目で、それがコンプレックスになってジーニーの力で誤魔化した結果破滅するとか、よくいる最初だけ悪役やってる仲間キャラみたいです。2作目は唯一のランプの魔神となった彼が権力に取り憑かれた人間の願いを叶え続け、嫌気がさした頃に良い出会いがあって等身大の自分の魅力に気づき、幸せになるお話でもやるつもりなんですか。
最後にこの映画ですが、なぜタイトルが脇役だったアラジンの名前から取られているのでしょうか?
主役だったジーニーの名前をタイトルとすべきでしょう。
信じられないくらいの高評価ですね
アニメはとても好きですが、今回はアニメを超えられなかった感じがします。
アラジンとジーニーの関係も描写不足で大して深くないのにあそこまで肩入れするのと、ジャファーが何のために悪役になってるのかよくわからない。絨毯デートシーンもマットペインティング、CG感アリアリで残念です。音楽もアニメ版の曲だし。なんかアニメ見てる人ありきで作ってるように思えました。ジーニーもスケールが小さくてガッカリ感が大きかったです。ガイ リッチーアイデアが無くオワコン感ハンパないです。名作をリメイクするのは難しいですね。冒頭の伏線の回収だけは見事でした。
ともあれ大多数は絶賛しているのでよかったんじゃないでしょうか。
映画に関係ないのですが、タマにしか映画館に来ないようなバカップルが周りに沢山いて気が散って集中できなかった。迷惑なくせに本人達は楽しんでる。残念。
若者向けー当たり前だけど
チート野郎とバカ姫と
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